2012年9月30日日曜日

陸っぱり編その327

 9/30(日)5:00頃、O浜へ。今朝は台風が近づいてきていて、昨日の朝の時点の予報では雨、夕方の時点の予報では雨が降り出す時間がすこし遅れそうとのことだとのこと。これはひとが少なくてチャンス。昨日の朝の段階で今朝の釣行をあきらめてる人が多いはず。というわけでいつもより余裕を持ってO浜入り。
 着いてみると思っていたよりも車が多い。しかし堤防上は昨日の半分以下。左右にも余裕がある。
 テトラ帯を過ぎて最初の段差の手前でキャスト開始。5:10ごろだったろうか。まだ真っ暗。
 なかなかヒットしないなとおもいつつワインド。たまにただ引き。クリアオレンジ。
 そんななかワインドでヒット。サゴシ。5:26。小さい。40cm。昨日の一本に比べると5cm短いだけだが、細い。食べるところが少なそう。というわけでリリース。













 そして次のキャストですかさずヒット。5:31。今度は太刀魚。指三本。














 次の一投は反応なし。そしてその次でヒット。軽い。引きが太刀魚っぽくない。やっぱりサゴシ。最初の一本よりさらに小さい。これもリリース。

















 このヒットでマナティの左側面に大きな亀裂が入る。亀裂が出来ると水の抵抗が変わってしまい、まともにワインドできなくなるため、逆の側面に手で亀裂を入れてバランスをとる。
 5:40ごろ、バラシひとつ。
 しばらく投げていると投げ切れ。
 これを気にメタルジグに変更。Jazzの30g。タチウオカラー。
 6:00頃になったので止めようかなとは思うのだが、なんとなく続けるとヒットしたがバラす。そしてその5分後ぐらいにまたバラす。Jazzは吊るしのままなのでトレブルがつけてあるだけ。やっぱりトレブルはいまいち。その後、メタルジグを激しく動かしているとテンションがふっと抜ける。リーダーが切られたかと思ったら、スナップが開いただけ。
 しかしそれでも別のJazzにして続けているとヒット。6:28。サゴシ。ちいさいのでリリース。
















 この辺で終了。
 結果、太刀魚1、サゴシ3。太刀魚を水際で捌いてから帰宅。
 

2012年9月29日土曜日

陸っぱり編その326

 9/29(土)4:40頃、O浜到着。まだ当然真っ暗。こんなに早い時間なのに車がとても多い。いつもの土曜日より多い。なんだ?
 当然ひとも多い。投げる場所が少ない。歩いているとM氏に声を掛けられる。今日はひとりのようだ。いったん先端まで行ってみたが、先端から100m以上投げる場所なし。先端のほうは当然アジ釣りの人ばかり。それも多い。昨日たくさん釣れたんかな?
 さてかなり戻ってなぜか空いてる場所でキャスト開始。4:50頃。
 しばらく反応はない。まだ早いとわかっているのであわてる必要はない。しかしワインドは疲れるのでただ巻き半分。
 5:15過ぎ、最近の定番クリアオレンジを投げているとヒット。よく引く。足元まできても引く。太い太刀魚を期待したがあげてみるとサゴシ。45cm。この秋は初めて。ワインドでもくるんだなぁと。ワインドはメタルジグに比べると飛距離が出ないので当然ヒットポイントは近め。











 暗いしなんだかうまく写真が取れなくてもたもた。


 写真撮影後、再開。するとあっさりヒット。今度こそ太刀魚。レギュラーサイズの指3本。同じくクリアオレンジ。














 5:30頃、ガツっときたが乗らず。残念。あげてみるとワームが半分喰い千切られていた。

 ちょうど後ろ半分であることを考えると、アシストフックをつけておけば掛かったと思われる。ちょっと面倒だったので省略したのがいけなかったかなと反省。













 次は5:35のヒット。かなり遠め。なんかいつもより軽い。ヒットしたときの感覚が弱く、追いあわせを入れたものの、外れそうだなと思って巻いてくると予想通りフックオフ。多分小さい太刀魚。

 そして5:40にヒット。今度はキャスト直後のフォールから巻き始めたらすでに重かったというパターン。小さい。追いあわせを入れておく。これはキャッチ。太刀魚指2本半。ちいさい。さっきのもこのサイズだったのかも。
















 その後5:45ごろだったろうか、スッパリとリグを持っていかれる。これで携帯していったクリアオレンジが尽きたので紫色にチェンジ。6:00前に一度バイトがあったが乗らず。
 陽も昇ったので撤収を決め、移動。M氏とあって並んでしばらくキャスト。M氏のエギがよく根に掛かる。ちらちらとボイルしているが小さい。ハネだろうと推測したのだがどうだろうか。
 10分ほどでこんどこそほんとに終了。
 テトラ帯で水際まで降りていき、サゴシを捌いて内臓と尻尾を切り落とす。ついでに太刀魚も内臓を処理。帰宅後の片付けが早くてとてもいい感じ。

2012年9月27日木曜日

陸っぱり編その325

 9/26(木)5:00ちょっと前に目が覚めて、すこし遅めながらもO浜へ向かう。
 家を出たら荒れてる波音が。行っても駄目だなと感じながらも、一週間以上行ってないので様子見のつもりで出掛けたら、ほんとに荒れている。しかし車は30台くらいは停まっている。釣りにならないほどではないようだ。
 堤防外側はかなりの波。堤防の縁に近づけないほどではないが、明らかに釣りになりそうにない。風も外側から内側方向にとても強く吹いている。ほとんどの人は内側でエギング。
 私は当然ワインドの準備のみ。堤防先端まで移動しながらキャスト。先端まで行ってなんだかバカバカしくなって終了。実釣時間は20分ぐらいだろうか。こんな荒れてる日は駄目。喰わない。
 6:00前に撤収。

2012年9月26日水曜日

オフショア編その24

 9/25(火)またもや遊心丸。
 本当はまた奥能登へエギングに行くつもりだった。しかし、天気がよろしくない。GPVによれば雨。風が強い。特に9時頃から強風となる模様。波気もありそう。最近好調の外浦は波があると釣果が期待できない。というのも比較的浅めの港ばかり行っているからだが、少しでも荒れると喰わなくなるので前日に断念。しかし休みはとってあるわけで、まだましそうな富来ならどうかな、出船予定はあるかなと思って船長に連絡したところ、イカ釣りに行く予定だったから来なよとのこと。
 6:00に出船。船長と私だけ。エギング船扱い。
 エギング。そこそこ釣れるがいまいちテンポよくとはいかない感じ。
 型はなかなか良い。16から17cm中心。20cmぐらいのやつもひとつ上がる。
 予報どおり、9:00過ぎあたりから風が強くなってきた。ほとんど爆風。この爆風が吹き始めたあたりから私のテンポが落ち始める。船長はコンスタントに掛けているのだが。底が取り辛くなってきたという事だろうか。アゴリグシンカーなんぞを着けて無理やり沈めたりはするのだが、テンポは落ちたまま。時折連続して掛かるのだが。
 深さ37m付近でふと思い付いてスローピッチ。一投でナメラ。37cmぐらい。うーん、良い感じ。その後は小さなカサゴを追加しただけ。
 11:00過ぎ終了。
 結果、17杯。ナメラ1、カサゴ1。

2012年9月24日月曜日

オフショア編その23

 9/22(土)2ヶ月ぶりに遊心丸に乗船。最近は小マサが釣れていると船長が言う。二枚潮だからスローは駄目だぜ、とも。ついこないだも駄目だって言ってるのにスローやってる奴がいてそいつだけ釣れなかった、とも。そう言われても底物は欲しいわけで、当然スローの準備をしていく。
 晴れ。なぎ。
 開始からふた流しぐらいでスローをしていた私にやっとヒット。重いだけなのですぐにカサゴと思ったが、もしかしてテイリングしてるだけかも思い直してみたり。で、やっぱりカサゴ。20cmぐらい。小さい。
 それまでもその後も周囲は沈黙が続く。
 その後しばらくしてナメラ。35cmぐらいだろうか。俺としてはとても嬉しい。スローピッチで釣る、高級魚といえばナメラ。
 その後、45cmぐらいのナメラをあげる。とても嬉しい。こういうでかいナメラが欲しかったんだよね。船長曰く1Kgクラス。一万円だな、と。値段もさることながらこのさかなの刺身や塩焼きのうまいこと。
 そしてまた35cmぐらいのナメラ。いい感じ。とおもったらしばらく釣れとまる。
 船中で小マサがヒットし始める。船長曰く「朝は小マサの喰いが悪い」。確かにある程度時間が経ってから食い始めるようだ。ではではと思い、私もスローではなく、普通にワンピッチジャーク。ときおりジャカジャカ巻き。で小マサをひとつあげる。結構引くので面白い。そしてまた沈黙。
 で、なぜかワンピッチジャークが出来ない人がいろいろな魚種をポツリポツリとヒットさせる。「おいおいワンピッチできないほうが釣れてるぞ。ツーピッチ。しゃくってから二回巻いてるわ。」と誰かが言うので、冗談半分に真似してみる。「ぎこちなさを演出するツーピッチジャーク。ツーピッチ、ツーピッチ・・・釣れる気がせんわ!」といったとたんにヒット。「あれ?喰ってきた!、やっぱ効果あるんかな?」なんぞと周囲と会話。小マサ。
 その後はまた沈黙。一時間くらい沈黙した後にナメラ。35cmぐらい。そしてまた沈黙。
 お昼過ぎてから、浅場でアオリイカ。船のアオリは久しぶり。
 周囲のほうがヒットが多い。私はぽつりぽつり。うーむ、何かが違うようだ。何だろう。しゃくった後のポーズで引っ張る時間が長すぎるのかもしれない。もっとテンポよく、すぐにテンション抜いて底まで沈めるほうがいいのかも。その辺はよく判らない。エギは3.5寸で30g中心。ボートエギングは経験不足。イカは自分の最大が17cmぐらいで、おかっぱりと変わらない。正直な話、陸から数が釣れているのでボートエギングする理由が見当たらない。
 それはさておき2:00終了。

 私の計は、小マサ2、ナメラ3、カサゴ1、アオリイカ7。


2012年9月22日土曜日

陸っぱり編その324

 9/21(金)3:20過ぎ蛸島港到着、キャスト開始。1:00にキャスト開始するつもりで仮眠を取って目が覚めたら1:15。寝過ごしたわけだ。これにより本日記録的な釣果を出すことはキャスト前から諦めざるを得ない。
 曇り時々雨。すこし波気あり。前日までに比べて格段に涼しい。氷代わりに凍った状態のアクエリアスやらペットボトルのお茶を買おうと思って釣りの前にコンビニに寄ったのだが、すでに売ってない。あれ?一週間でえらい違い。ま、涼しいし、出遅れで数も期待できないし、いいかなと思って氷の固まりも買わずにコーヒーだけ買って釣り場に向かう。そしてこのことを後に後悔する羽目に。
 先週よりも反応が薄い。ぽつりぽつりとかかる程度。夜明け頃、根掛かりによってリーダーの少し上辺りから切れてロスト。かなり集中力を失っていた時間帯。それからもペースはいまいちなまま。夜明け直前に来た人が夜明けの時間帯にテンポよく上げていた。それをみてイカはいるんだなと。しかしこっちにはあんまり食わない。何が違うのかなと思いながらもある程度の時間が過ぎるとこちらにヒットが集中。やっぱりなぜなんだろなと。ここでは計14杯。先週はここで12杯だったわけでそれよりはすこし良いわけだが、夜中にペースが上がらず、テンション下がり気味。

















 さて7:30前に移動を決める。問題はどこへ行くか。先日良かった名舟へ向かうか。しかしそれもなんだか安直。こんな時間から移動して釣果が期待できる釣り場も少ない。いつもなら雲津へ行くのだが、先週の様子だと期待薄。ともかくも移動を開始。走りながら考えるつもり。ある交差点手前迄来て「これを右折すれば折戸だなと」思ったとたんに浮かんだキーワードは「折戸」。どうせこんな時間だし、どこへ行ってもパッとしないならエギングでは一度しか言ったことのない(そしてそのときは一杯しかあがらなかった)折戸へいってみて、ある意味新しいポイントの開拓にならないかなと。というわけで折戸へ向かう交差点を右折。
 道が格段に良くなっている。行きやすい。これはいいぞ。
 そして折戸港到着。
 案の定、釣り人は誰もいない。堤防外側テトラ上でキャスト開始。すると1投か2投で17cmクラスがガツンと掛かる。大きい。8:00を過ぎているというのに。この一杯が大きかったのでここから1時間半ほどは3.5号を使う。

















 そしてその後もテンポよく釣れ続ける。最初の1時間で16杯。
 その後は2時間で14杯。どれもいいサイズ。14cm中心。

















 ここでは計30杯。蛸島と合わせて44杯。朝の感じからするとこんなに数が伸びるとは思えなかった。ところで、そろそろイカの状態が気になってきた。いつもより涼しいとはいえ、氷もなしでどうしよう。近くに売ってそうなところはなさそうだし・・・

 さて11:00もまわったことだし、切りのいい数字に合わせるためにはもう少しだけ釣る必要がある。しかし折戸もずっとではどうしても釣果が落ちるであろうからここで移動決定。名舟いけばそれなりに釣れるだろうな、まあそれまでにそこそこ釣れるやろという目論見。
 そしてこれが迷走の序曲。
 あとたったの少しが出ないのである。まず高屋。テトラの曲がり角で1パイ。


















 次に長橋町の堤防でなんとか1杯。ここでは、これ以上無理。

 曽々木ストアで氷購入。在って良かった、一安心。ちと遅いか?
 でもなんで氷たくさん売ってるんだろ?だれが買うんかな?俺のようなエギンガー?

 あとは名舟と輪島港に寄ったがまったく無反応。13:00過ぎ終了。



 計46杯。
 この前より数は少ないのだが、写真のとおりテンコ盛り。いまさらながら出遅れが悔やまれる。

2012年9月18日火曜日

陸っぱり編その323

 9/18(火)ちょっと遅めにO浜到着。5:00前。階段の上から見渡せば潮が動いて釣れそうな感じがむんむん立ち上ってくるようで、わくわく。
 キャスト開始は5:00頃。堤防上をところどころ投げながら先端へ。あまりスペースもないが周囲はエギンガーなので引っかからないだろうと判断してキャスト。まずただ巻き。一投であっさりヒット。クリアオレンジ。レギュラーサイズ。5:06。












 二投目もすぐにヒット。しかし右となりのエギングのひとと絡む。あがってきた太刀魚は指二本クラスと推定。小さいというか細いというか。堤防の際で絡みを解いているとその太刀魚は飛び跳ねて海にお帰りに。三投目はそのひとと場所を入れ替わったがやはり絡む。ちょっと申し訳ない感じだが、なぜそんなに絡むのかそのときはまだ解らず。上手そうな人とはたいてい絡まないのだが。

 その次のキャストですっぱりと持っていかれる。あらら。

 活性が高いときは仕方がないかなというわけでワイヤーリーダーを付ける。紫色に小さめのZZヘッドの組み合わせを選択。
 その状態でワインドしてヒット。レギュラーサイズ。5:23。












 
 左となりによく堤防中程で会うひとがやってきて、イカをあげ始める。右隣の人とも知り合いらしくいろいろ話しているのを聞くとオモリを付けているとのこと。右隣の人はノーマルのまま。左隣のひとが連発する。私と絡んだのはつまりそういうことのようである。ちゃんと沈んでなかったのね。で、右隣の人もオモリ付けるとヒットを連発するようになる。思うにO浜は潮が早いので底を取れるかどうかがエギングの釣果を左右するのではないだろうか。
 と、そんなエギンガーさんたちに挟まれて続けているとワイヤーつけた状態なのにすぱっと切られる。ワイヤーの上でも切られたかと思って回収してくると、なんとワイヤーが切られている。信じ難いが事実である。うーむ、切られるようなワイヤーを付けていても意味はあるのか?しかしそんな極細ワイヤーには見えないんだが。
 その後はヒットが遠のく。
 堤防上を戻りながらキャストしつつ撤収。ふと見れば大きな虹。二重だったので写真にとって見た。
















 今朝の結果は2本。帰りに先月末に会った人と話をすると指四本サイズが1本上がったとのこと。先端は高活性だが総じて小さいのかも。場所の選択が悩ましいところである。

2012年9月17日月曜日

アイテム編その4

 今日はとても暑い日。冗談のように暑い。
 とても外に出る気にならず午後からワインド用のアシストフックを作って暇つぶし。
 ワインド用のアシストフックの特徴はマナティに引っ掛ける小針を背中に持っていること。DAIWAがそれっぽいフックを出している。そういえばDAIWAのいうところのダート釣法が一般的に言うところのワインドのわけだが、別に大流行りしているわけでもないワインドに対してわざわざ別の名前をつけてまで自社の製品を主張するそのわけはいったいなんなのか?ダート釣法ですとどっかで声高に主張するわけでもなし、キャンペーン張るわけでもなし。何がしたいのだろうか?「ダート釣法」云々といってる奴も聞かないし。謎、ですね。
 ま、そんなことはどうでもいいわけで。
 ともかく珍しく昼間っから家のクーラーつけてアシストフックをつくってみたわけだ。これまでふたつずつ作ってきたのだが、今日は一気にまず四つ作ってみた。そして気がついた。背中の小針の方向間違えた。
 別に間違えたといっても致命的ではないのだ。ほとんど問題なく使えるし。アシストフックの管にアシストライン通す方向間違えることに比べればほとんどミスのうちにも入らない話である。しかしやっぱり悔しいのだな。
 悔しさのあまり予定以上に作ってしまった。写真でいうと先に作った左の四つと気がついてから作った右の二つの小針の方向が異なることを見て取れると思う。
 ただ、最初の四つが使えないかというと実はまったくそうではなくて小針を取り付ける位置がトレブルと離れるのでワームの痛みが少なくて済むという利点があるのである。右のふたつだとトレブルを指す位置と近すぎるため同じような位置が集中して痛むのでワームが使えなくなるまでが早いのである。
 じゃあ逆に右の二つに利点がないかというとそうではなくて刺してから引っ張る方向が後ろ方向、つまりアシストフックのラインを伸ばす方向なのでアシストラインが真っ直ぐになりやすいという利点がある、
 せっかく作ったわけだし、どっちも利点があるしと考えるとどっちも使うことに決定。アシストフックのつくり過ぎなんて考える必要なし。


 
 
 
 

陸っぱり編その322

 9/17(月)早く目が覚めたので4:00頃、O浜到着。車が少ない。珍しい。この時期なら4:00でも車が一杯だと思っていたのだが。だが意外に堤防上のスペースは少ない。
 先端付近でキャスト開始。晴れ。風が少々。それなりにうねりがある。
 まだ早いのでエギなんぞも投げてみるが底まで沈んでいる気がしない。釣れる気もしない。エギングは15分ほどで飽きてワインドに移行。
 ワインドといってもまだ早いし疲れるのでただ巻き中心。5:00過ぎぐらいまでそんなペース。5:00まわっても反応がない。カラーはクリアオレンジ。ただ巻きとワインドを組み合わせたり。
 5:15ごろ、ガツンと着て一瞬乗ったが、すぐにフックオフ。惜しい。なぜかいつもよりロッドが立ち気味であわせというか最初のインパクトが弱いなと感じた直後だった。正確には「あわせ」というほどのものをいつもしているかどうか微妙だが、まあそんな感じ。ただ巻きなのにロッド立ち気味というのもなんだか変なのだが、自分でもなぜそうだったのかは説明できない。
 5:22、ただ巻きでヒット。かなり表層でヒットしたようで最初のガツンとした引きのすぐ後、水面を割ったのであっさり引き寄せて抜き上げ。あっさり過ぎてちょっと物足りない。やれやれやっと釣れたよという感じ。レギュラーサイズの指三本。













 5時半をまわったので紫にカラーチェンジ。ZZヘッドも小型のものに変更。なにか考えがあって小型にしたわけではなく、ワインド用ケースにその組み合わせのまま入れてあっただけ。
 カラーチェンジするとあっさりヒット。5:35。これはちょっと最初のインパクトがおとなしめに感じたので追い合わせを入れる。これも指三本。うーん、前回が指三本半だったのでちょっと寂しい。

















 その後は小型が水面でミスバイトしたり(この様子はよく見えた)、ガツッと来たが乗らなかったり。足元をふらふら泳いでいるのが見えたり。しかし乗らないまま。
 そうこうしてると5:48にヒット。足元付近で正体判明。ダツ。あ~。














 その後はメタルジグを遠投してみたが反応なし。
 二本目をあげた直後にすぐとなりにアングラーが来てバイブレーションなどを投げ始める。バイブレーションを横にさびいていて何がしたいのか不明。私が撤収するときにみたのだが、そのアングラーがZZヘッドにマナティを付けている。おぉ、俺以外で始めてみた。と思ってみてたらワインドするのではなく、やっぱり横にさびいている。なんで?どうしてそんなことになるんだ?なんのためのその組み合わせなんだ?理解不能。
 帰りにテトラ帯で太刀魚4本と小さいサゴシが並べておいてあるのを見かけた。テトラ帯のほうが今日はよかったのかもしれない。ただテトラ帯は釣った直後の写真が撮りにくいんだよな。それで堤防上に行ってるんだけど、テトラ帯のほうが左右に余裕があるという良さもある。混んでくるとそれが大事だったりするし。それはそれとして先週もサゴシを見かけまた今日も見かけたわけだがどちらも小さい。30cmクラス。釣れるサゴシとしてはミニマムサイズ。もっと大きいのがまわってくるのはもう半月ほど後だろうか。
 

2012年9月15日土曜日

陸っぱり編その321

 9/15(土)16:30過ぎ子供たちと一緒にO浜へ。昨日の疲れ(釣りだけでなく夕方呑み会だった)のため、午前中は朝食後にもう一度眠り、午後は昼食後に昼寝。つまりご飯食べて眠る以外のことはしていない。あんまりだなとおもって暇そうにしていた子供たちと釣りに行ったというわけである。
 エギングロッドはいまは一本しかないので、エギングロッドとシーバスロッドを持って堤防上へ。上の子がエギング。二段しゃくりを実践して教えるために私はシーバスロッドにエギをつけてキャスト。エギを速く動かすこと、ジャーク後はすばやく糸ふけを巻き取ること、その直後にラインを見ることなどを実践して見せて上の子に教え直す。しかしまずもって真っ直ぐ投げろと指示する。混んでいる釣り場での最低限のマナーである。
 数投していると微妙な感触が伝わったのであわせるとヒット。しかし引かない。水面まで巻いてくると何かがついている。アオリイカではない。タコでもないようだ。甲烏賊ぽかったがポロッと外れたので判らずじまい。
 その後は私の方をワインドに変更。数投試すが反応なし。下の子が暇そうだったので交代。ワインドは出来ないだろうから、ただ巻きさせる。自分で投げたいということでロッド自体をお任せ。意外としっかり真っ直ぐ投げる。ミスキャストで斜めに行くことが極少ない。
 あっというまに17:45。おっと17:50までに帰って来いと嫁さんに言われていたんだった。というわけで子供達に撤収を指示。急いで帰ってもやっぱり15分はかかる。帰宅は6:05頃。
 今日もエギンガー多数。しかしぜんぜん釣れている風ではない。

2012年9月14日金曜日

陸っぱり編その320

 9/14(金)本日も仕事は休み。実家を23:50頃出発。0:00過ぎ蛸島港でエギング開始。ベタナギだった昨日に比べ波気がある。これは期待できるかもと感じた期待に反し、まったくの無反応。何故?30分ほどしてまったく無反応だったので移動を決断。思い切って旧能都町へ。
 まず真脇へ。堤防先端はすでに3人はいっている。堤防中程で数投キャスト。ここは先端以外はいまいち期待できそうにないから移動すべきかなと考えていたらトイレに行きたくなる。目が覚めたときから下痢気味だったので我慢できない。すぐに移動。まずトイレ。その後、小浦へ。
 小浦には誰も居ない(良く見れば反対側の堤防にひとりいた)。いつもなら結構人いるのに。なんだか嫌な予感。予感的中。反応がない。どうなってんだ?先端や堤防中程でまったく反応無し。移動しようと思って堤防根元付近まで来たとき根元の常夜灯の下を試してみるとヒット。14cmぐらい。そしてテンポ良く続けて2杯。だんだん小さくなっていく。結局すぐに釣れ止まり、ここでは計3杯。
 この時点で3:30頃だったろうか。エギングをやめてO浜まで戻って好調の太刀魚を狙ったほうが良いのかも。でもほかにどこかまわったほうが良いのだろうかと悩む。次ぎ行くとしたらどこがいいだろうか。宇出津新港や輪島港では爆釣せんしな、穴水方面はいい場所知らんし。でもせっかく来たんだし、調査も兼ねて外浦方面とか穴水方面とか・・・
 とりあえず移動することにして有料道路の乗り口付近まで来たとき(つまり、エギング続行か太刀魚ワインドに移行するためO浜に向かうかの、最終決断局面だったわけだ)、ふと浮かんだキーワードは「名舟」。名舟は数年前10月に毎朝通って非常に良かった経験があるのだが、9月は1度か2度行っただけで、それもぜんぜん不発だったし、今回行ってどうなるかはまったく不明。それでも様子見ぐらいにはなるという想いから右折し、輪島方向へ向かう。
 名船到着は4:30頃だったろうか。眠い。ほんのしばらく休憩した後、屈折部分のテトラへ。4:45過ぎだったと思う。この屈折部分が好きな場所。先行者無し。
 1投目だったか2投目だったかにヒット。15cmぐらい。ここからヒットが続く。決して爆釣ペースではないのだが、一定時間にある程度の割合でコンスタンスにヒットし続ける。さすがに明るくなるとヒット率は少し下がったが、しかし釣れ止まらない。5:30頃から近所の人らしきエギンガーが二人。しかしそれらの人も30分か1時間で帰っていった。しかしその間もその後も同じような割合でヒットが続く。明るくなっても釣れるので止めることができない。








 明るくなって水中が見えるようになるとサイトが可能に。ここは13、14cmでも足元まで寄ってくるし(数年前、最初に名舟に来たときもそうだった)、10mか20mぐらい離れたあたりでも烏賊がはっきり見えるので明るくなってから半分ほどはサイトでヒット。着水位置から自分までの真ん中ぐらいまでエギが来ると見えてしまうのだから仕方がない。ラインや竿先のアタリを取るほうが面白いに決まっている(ラインの動きやロッドの先、夜中なら手の感触で微妙なアタリを取ることこそエギングの醍醐味)が、姿が見えるとどうしてもそういう誘いになるし合わせもエギと烏賊をみてアタリを取ることになる。ほとんど3号でヒット。2.5号を使ったのは3~4杯程度。

 日が差すようになってからは暑い。9月半ばだというのにこの日も30度を軽く超える。9:30ごろだったろうか、多少頭がくらくらきてそういえば飲まず食わずで釣りしてることに気がつく。とりあえず水分を取らないと熱中症になりかねないというかくらくらきてる時点でなりかけてるのかも。烏賊の保存用に買った凍ったアクエリが半分ほど融けていたのでそれを飲む。なんかとひと心地ついたのでそのまま続行。


 途中、久しぶりにエギが釣れる。このエギが掛かったときあれ重くなったけど何この感触といった感じ。巻くことが出来るのでずるずると引いてくると途中でガンガン引き始める。あれ?最初から烏賊だったのか?そんなわけないよなと思っていたらイカがポロッと外れた。でもやっぱり重いまま。手前までくると自分のエギにラインが掛かっているのが見える。ひっかかってきたラインを手で巻くと案の定エギが付いてきた。しかもちょうど3号。今使うのに都合がいい。さて途中で掛かったイカはどっちのエギにかかったのだろうか?


















 そんなこんなで11:00ちょっと過ぎまでで52杯。最後の6杯はリリース。小浦の3杯を合わせると計55杯(このときは56杯釣ったつもりだったが帰宅後数えなおすと55であったことが判明)。

 釣れ始めてからもそんな数になるとは思えず、今日は20杯ぐらいまでいけるかなという感じ。20杯超えると数え間違いもあるだろうから少し釣り足しておいたほうがいいなとおもって少し追加。その時点でまだ時間も早いしそんなあわてて帰る理由もないからもう少しとおもって続けると30杯超え、さらにまだまだ時間あるし久しぶりに40杯超えてみてもいいかなと続け、40超えたら超えたでまだ時間はあるし(自分の中では移動時間含めて12時間制限で釣れた数を記録とするルールがある)となんだかだらだら続けた結果がこれである。11時間で達成。もう一時間使えたが体力の限界だった。
これまでの爆釣パターンだと最初の1~2時間でガツンと大量に掛けてその後は釣れるペースがだんだん下がっていくというもの。そしてそのパターンには、その日を象徴するような9連続+6連続ヒットだとか5連続+5連続ヒットだとか劇的な連続ヒットが冒頭にある。しかし今日のはそういうパターンとは異なる新しい爆釣パターン。だらだらとしかしペースが落ちることなく続いて、しかも劇的な連続ヒットというものもなし。3連続くらいならあったような気がするけど。

 50杯を越えたのは2年ぶり。遊心丸の船長が烏賊で乗ったらどうだというけれど、そして友人らからボートエギングに行こうと誘われるけれど、陸からこれだけ釣れれば船に乗る気にはなれない。

 日中はやはり赤テープか銀テープが反応が良かった。そしてエギのすばやい動作がやはり活性をあげるんだなと。烏賊の動きがよく見えるのでそう実感できた釣行でもあった。
 この二日間でエギングというものを思い出してきた。最近「烏賊の釣り方忘れた」とよく冗談を言っていたが、実はほんとになんか忘れたなと思っていた。ロッド振っても頭の中のイメージと違ってたり。頭の中の感覚と現実のエギングがずれている感じだった。そういうずれのような部分を結構修正出来たように感じる。だけどまだ完全に一致していない、そんな気がする。

陸っぱり編その319

 9/13(木)本日は仕事が休み。明日14日も休み。というわけで1:00過ぎ蛸島港到着。エギング開始。
最初の一時間で5杯と数が伸びない。次の1時間で2杯。次は1杯、その次は1杯。5:00過ぎまで9杯。今年は少ないのだろうか。そこから少しずつ数を伸ばし、蛸島港で12杯。ここで調子良かったのはShimanoのエギザイルの白い奴。だがそれを朝方ロスト。
 7:30雲津の港へ移動。ここで2杯のみ。ここでは開始から高切れなどのライントラブルが3回連続で起こりエギを一気に3個ロスト。なんなんだ?
 ここまで計14杯。
 一旦実家に立ち寄り烏賊を冷蔵庫へ。夜中から釣っていると烏賊の鮮度をどう保つかがひとつの大きな課題。この時点では数が少ないので扱いも楽。
 そして近所の磯へ。長靴で磯際に立ちエギング。ここで6杯追加。なんだかここではバラシが多い。6バラシ。日中は赤テープと銀テープに反応が良かった。


 この日は計20杯。
 昼飯時に一部を刺身にして、一部を日清やきそばの具にして、ビールなんぞも飲んで、後は寝るだけ。夜中に起きてまたエギングするつもり。

2012年9月12日水曜日

陸っぱり編その318

 9/12(水)4:50ぐらいにO浜到着。晴れ。風は先端方向に多少ある。波気というかうねりが多少あって、顔見知りのじいさんたちはみんな「今日は釣れん」という。濁っているのだろうか。昨日は雨で海も少し荒れ気味だったとか。そういうことも影響があるだろう。
 一旦先端まで行ってみたがいつもよりひとが多くてちょっと入りにくい感じ。先端から60mぐらい戻った辺りでキャスト開始。先日息子と釣った辺りよりも少し浜より。広くスペースが開いている。5:00過ぎぐらい。
 先日息子がいい加減なワインドで連発したことを参考に、まずはタダ巻き。好調のクリアオレンジ。
 開始から2投目であっさりヒット。5:05。うーん、ワインドしてることの意味を考えてしまうぞ。良く引く。あげてみるとレギュラーサイズより少し大きい。指三本半といったところ。私の指は太くないからひとによっては三本かもしれないが、いつもより大きいのは間違いない。















 そしてさらに数投、タダ巻きであっさりヒット。5:12。おいおい。まあ釣れるからいいけど。

















 次はワインド。すかさずヒット。5:15。今日は絶好調。活性高し。どの魚もかなり手前。


















 その後はワインドメイン。ワインドの泳ぎがいまいちに感じたので途中タダ巻きに変えたらヒット。5:22。





 4本目と5本目の間にバラシを一回。足元でヒットさせた奴を堤防上の高さまで持ち上げたのだがポロッと外れてしまって、ちょっともったいなかった。










 5本目は足元のちょっと手前でバイトしたが乗らず、ちょっと残念と思いながらそのままタダ巻きに切り替えて寄せてくると足元でガツンと乗りなおし。5:28。


















 日が昇った頃から反応がなくなってきたので、カラーチェンジ。紫というかケイムラの紫ラメ。これはほんとは紫ではなくてラズベリー。そういやちょっと赤っぽい。それを太刀魚が沈み始めてると想定してレンジを下げてワインド。読みどおりヒット。そういうのが嬉しい。5:40。


















 その後さらにもう一本同じような深いレンジで追加。5:49。もう完全に日が昇っているのだが。















 いつまで釣れるのだろうかと思いながら続けていると、スパッとリーダーを切られる。5:55ぐらい。その後ほんとの紫にして6:05、またすっぱりリーダーから持っていかれる。隣のカマス狙いのひとに小型のサゴシが掛かったことから犯人はサゴシと推測しているのだがどうだろう。


 結果、7本と1バラシ。どれも指三本半クラスでよく引いた。痛快な朝だった。

2012年9月10日月曜日

陸っぱり編その317

 9/10(月)4:50頃O浜到着。ちょっと遅め。だけど月曜日だし、場所がないことはないだろうということで割とゆっくりやって来た。最近は5:00まわってからヒットするし、それも5:30ぐらいのほうが調子いいし。最初に太刀魚釣ったのが8/28。2週間近く経っていることから日の出もその分遅くなるわけでヒットタイムが遅くなるのも当然かなと考えている。
 さて本日は子供連れ。上の子。今朝はすっきり起きれたので約束どおり連れてきた。人が少ないだろうということ、土曜日運動会だったのでその代休だったこと、昨日の朝ヴァイブレーションで反応したのでヴァイブなら巻くだけだから子供でも出来るということ、つまり肯定的な要因がいろいろそろったので連れてきてもいいかなと判断。
 テトラ帯を過ぎたあたりで開始。開始前にひとが多い釣り場ではまっすぐ投げられないと迷惑になるからまっすぐ投げることに気をつけてと教えておいたら、意外とまっすぐ投げるのにちょっと感心。上手になったもんだ。
今朝はたとえ釣れなくとも太刀魚のライズを見せてやりたかったのだが、ほとんどライズしない。一、二度ライズしただけ。それも遠くで暗いうちだけだったので全身を見せて足元でライズする姿には程遠い。さて肝心の釣りのほうだが、反応なし。
 5:15ぐらいになったので先端方向へ移動を決断。ほんとはいつものように先端に入りたいのだがさすがに二人同時というのは無理があるだろうし、子供がひとのラインに引っ掛けて迷惑掛けそうと思うと気が引ける。それ先端から50mほど手前に広いスペースがあったのでそこで並んでキャストすることにした。そういえば昨日M氏親子がやってたのもこのあたりだったかも。この辺、人気ないのかな?
 なかなか反応がなくて子供もだれてきて疲れたと言い出す。そろそろ5:30だからそれぐらいになったら烏賊狙いにしよう、そうすればそんなに疲れないからと宥めながら続けていると私にヒット。いつもどおりワインド。5/8ozケイムラレッドのZZヘッドにクリアオレンジ90mm。

 太刀魚なのにあげてみるとなんだか短い。はて、と思って見てみれば尻尾の細いあたりがまったくない。ヒットしてから何かに齧られたのかと思ったが、違うようである。もっとずっと以前に食い千切られたようで綺麗に皮がのっている。

 明らかに今齧られたものではない。尻尾があればレギュラーサイズ。こんな重傷を負いながらも生き延びてここまで大きくなったこの太刀魚くんを食べしてしまうのはちょっと可哀想な気もしたが、それも人間の勝手な感傷というもので、そんな気持ちを追い出していつもどおりキープ。















 次は5:30にヒット。足元近く。レギュラーサイズ。

















 「お父さんのそれじゃなきゃ釣れないんじゃない?」と息子がいう。それではとロッドごと交換。ワインドについて簡単にレクチャー。「イカのときと同じやね」と息子はいうが、違うんだけどなー。まあ本人の気が済むならやらせてみよう。案の定、イカのジャークもうまく出来ないのでワインドがうまく出来るわけがない。
 がしかし、だがしかし、それでもしかし、ヒットしたのである。「来たっ!」ほんとかなと思ったがヒットしている。子供にとっては重い。それでも彼は何とか巻いて最後は自分で抜き上げ。初太刀魚。やったー!やったやったと堤防上でふたりでおおはしゃぎ。自分で釣るより数倍嬉しい。せっかくなので記念撮影。


















 さてこれで気を良くした彼はワインドを続ける。左右に跳んでいないだろうと推測される状態で、これをワインドといっていいのかなという感じもある。私は隣で匠魚を試したり、紫色のマナティを試したり。するとまた「来たっ!」ほんとにまたヒットしている。「あれ、外れたみたい、でもやっぱり付いてる!」典型的な太刀魚のファイトパターン。二つ目だけにさっきより上手に取り込み。彼にとって二つ目ゲット。またも記念撮影。





 いずれもクリアオレンジ。ここ数日はこいつが調子いい。









 その後は反応がなくなったのでアオリイカ狙いでエギング。足元で自分のエギに寄ってきたのを息子自身が見つけたが乗せられず。アオリイカはまだ難しいかな。その後は反応なし。6:30過ぎ撤収。
 結果、私が太刀魚2、息子が2。

陸っぱり編その316

 9/9(日)、早朝に思い至ったとおり、子供達を連れてイイダコ狙いで滝港へ。11:00頃、到着。まずマリーナ側の堤防に行く。ここはトイレも近いし、駐車スペースも近いし、堤防が低くて安心だしと、子供連れにはちょうど。だがイイダコの反応はない。
 しかたがないので向かい側の堤防、つまりいつもの大きなほうの堤防へ移動。ここでも試すがまったく反応なし。とりあえず、お昼。あら鵜で冷たいうどん、そば。ここでしばし休憩。あー涼し~。天気予報では最高気温が34度だとか。9月に入って何日も経つのに日中はやたらと暑いまま。
 さて子供達にまだ続けるかと尋ねるともちろんという。飽きないのはなぜだろう。そして上の子曰く「この前お父さんがイイダコ釣ってきたとこって何処なん?」。富来まで行くのは面倒だし滝で済ませたかったのだが、まったく釣れないというのもなんだし、それじゃあということで午後の部は思い切って富来港へ。
 先行者に声を掛け、先日と同じ場所に入る。富来港の内側。午前中から上の子は2.5号のエギ。下の子は錘付きのイイダコ仕掛け。単に1.5号くらいの硬いスッテにナス型錘を付けただけの物。何年か前に灘万で買ったものを思い出して付けてみただけ。わざわざ使わなくても普通のエギにアゴリグシンカー付ければ効果は同じ。
 一投目で、錘付きのイイダコ仕掛けにごく小さなイイダコが掛かる。途中まで下の子が引いていたのだが、最後は私と交代。錘の重みでぜんぜん解らなかったというが、多分私と交代するまでに掛かっていたのだろう。
 このひとつで上の子は俄然やる気を出す。が、しかし先日と違いたこがなかなか掛からない。
 さてだんだん飽きてきた上の子はイカを釣ってみたいというのでジャークを教えてやるがさまにならない。そうじゃなくて、こうとあまり口出し過ぎてもへそを曲げるので子供というのは難しい。うちの子だけか?
 さてロッドは2本、人間は3人ということで、上の子はエギングロッドをひとりで使っているので必然的に下の子と私がもう一本のシーバスロッドを利用することになる。下の子もやりたいだろうからと大部分をやらせると私自身はやることがない。ときたま交代してほんとに釣れないか試す程度。
 本当はイイダコが乗ってきてるかも知れず、どうも判ってないだけじゃないかなという疑問が湧き上がる。そういう時は交代することになるわけだが、2.5号のエギを投げてみると最初のしゃくり後になんだか微妙なもたり感をロッドから受けて軽くあわせてみるとヒット。タコかと思ったら、甲烏賊。とても小さい。胴長7cmぐらいだろうか。こんな小さい甲烏賊が釣れるなんてちょっと驚き。
 お父さんばっかり釣ってるという子供達の非難を受け(おいおい、ほとんどお前たちが使ってるだろ)、交代。下の子が投げたいというのでやらせてみる。前回のO浜でのサビキ釣りの際に投げてみたのが始めてで、今回は二回目。しかし結構上手である。まっすぐ飛ぶ。上の子のほうが右に反れる。下の子は投げるの結構楽しいという。これで何かが釣れればもっと楽しいだろうなと。なにか釣らせてあげたいなと思うのだが、なかなか思い通りには行かない。餌釣りならてっとり早いのだが。
 「あと5分で15:30。15:30になったら帰ろう」とふたりに声を掛ける。上の子はなんか釣りたいという気持ちで粘っている。下の子の面倒を見ていると、「おーい、釣れたよ~」と上の子。まだ巻いているので正体は見えない。で巻いてくるとイイダコ。最初のひとつに比べ結構大きい。ヒットの感覚がわかったとのことで父親としてはそれがわかったなら満足。
 釣れたから5分延長としたが、その後は反応なし。帰り際に富来港の内側の堤防の手前付近が気になったので少しキャストして探るが反応なし。
 結局16:00ちょっと前、撤収。結果は私がイイダコ1、甲烏賊1。上の子がイイダコ1。
 写真を撮り忘れ。ちょっと残念。

2012年9月9日日曜日

陸っぱり編その315

 9/9(日)、4:00に喉が渇いて目が覚めたので活動開始。O浜に到着するとなんだかトイレに行ったほうがよさそうな腹具合。車も降りずにUターンしてコンビニへ。そして再びO浜へ。到着は4:35ぐらい。
 そこから先端まで歩いている途中に友人M氏に出会う。子供連れ。下の子だという。昨日夕方その子がイカを初めて釣って意気洋々。今朝も早起きしてきたとのこと。M氏は昨日の朝、滝に行ったとのこと。イイダコ釣りしてる人もいたよとのことで、では子供を連れて行ってみようかなと今日の日中の計画に想いを馳せる。
 それはさておき私はまた先端。着いたころは太刀魚のライズがなかったのだが、徐々に跳ね始める。ワインドからスタートするがなかなか反応しない。シンキングペンシルにしてみたり、匠魚にもするが反応なし。ヴァイブレーションに変更してゆっくり目にリトリーブするとヒット。太刀魚。追い合わせも入れていい感じで引いてくると途中でフックオフ。あれれ?追い合わせが足りなかったか?5:13といったところ。バリッドの70mm。あーそういやバリッドについているトレブルフックは錆びているな。フックを交換したほうがよいのは間違いない。
 その後はヴァイブレーションにも反応しないのでワインドに戻す。クリアオレンジの90mmにしてヒョイヒョイとダートさせているとヒット。今度こそゲット。レギュラーサイズ。

 がっちりアシストフックが口の中に掛かっている。ワインドで太刀魚だとバラすイメージがあんまりない。ワインドでシーバスだとよくバラすイメージだが。これも最近はアシストフックをつけているのでゲット率は上がったかなと思うのだが、最近はシーバス釣ってないので確信は持てない。






 その後は反応なし。6:00前に先端から撤収。
 途中M氏の横に並んで数投しながらしばらく話す。イカをふたつあげたが子供には反応なくてテンション下がってるとのこと。
 M氏と別れ、階段下まで来ると沖でナブラが数箇所たっている。非常に遠い。近くまで寄ってこないか5分ほど待ったが寄って来る気配なし。それでもせっかくだからとメタルジグを投げてみるが反応なし。
 7:00前には完全撤収。 

陸っぱり編その314

 9/8(土)4:50頃、O浜へ。先端で太刀魚狙い。太刀魚は周囲で盛んにライズしているのだが。しかし今朝は反応がない。となりの爺さんが太いラインで2号のエギを遠投するものだからまったく沈まず、私と2度ほど絡む。明らかに私の前に投げてきておいて「わしの前に投げてくるからや」などと勝手なことを言いやがる。もちろん、「俺はまっすぐ前に投げてる、そっちが斜めやろ」と言い返すわけだが、俺も青いなと。こんなへたくそなじいさんの横はすぐに見切るべきだったと反省。
 じいさんはそのうち移動。私はそこでワインドし続けたのだが、結局、6:10頃に手ぶらで撤収。
 そして放水路へ。
 目的はイイダコがいないか現地調査。
 エギンガーが数名。イイダコを狙っている人はいない。イカは釣れてないようだ。イイダコを狙って数投ずる引きしてみたが、反応なし。6:50、運動会のテント設営のために撤収。開始時刻の7:00ジャストに到着。テント設営は、しかし、またしてもすでに半分ほど進行しており、またもやもっと早く来るべきだったなと反省。
 運動会は風もなく、とても暑かった。児童席にテントを張るのは今年が始めてだったわけだが、これはテント設営して大正解。

陸っぱり編その313

 9/7(金)17:40頃、再びO浜へ。
 こんな夕方の早い時間に釣りに行けたのには理由がある
 翌日に小学校の運動会を控え、子供たちの熱中症対策のため17:00からテント設営。校下の町会からテントを借りてくる話になっていて夕方からテントの組み立てだけしておくという方針で、我々PTA執行部の役員以外にも広くお願いしてあるので役員がいかないわけにはいかない。年休を2時間とったのだが仕事が終わらず16:30に中途半端なまま仕事を強制終了して小学校へ。17:00ジャストに着いてみるとやることが半分以上終わっていてもっと早く来るべきだったなと反省。仕事が終わらなかったのは仕方がないのだが、結局終わってないのだから、そういう意味ではもっと早い時点で見切りをつけたほうがよかったなと。
 さて、そんなわけで17:30ちょっと前にテント設営は終了。まだ時間も早いからとO浜へ向かったというわけ。
 狙いはまたも太刀魚。朝釣れなかったのでリベンジを目標。先端でキャスト。
 ワインドで狙うが反応がない。カラーも紫やクリアオレンジを試すがやはり反応がない。1ozのZZヘッドに匠魚の赤90mmという組み合わせにして、底まで沈めてからただ巻きしてみるとヒット。

太刀魚。レギュラーサイズだがやや細めだろうか。

その後は、いろいろ試したが、ヒットなし。19:30ぐらいに撤収。

2012年9月7日金曜日

陸っぱり編その312

 9/6(木)夜半から激しい雨で雷も光っていたので釣りに行かず、寝直し。
 9/7(金)4:30過ぎ、O浜先端にてキャスト開始。
 晴れ、ナギ、風少々。先端方向にキャストすると追い風。前回の反省からワイヤーをつけて臨む。全然反応無し。太刀魚は盛んにライズしている。ライズが激しいときはあまりワインドに食ってこないような気がする。ヤルキスティックなんかを試しに投げてみるが反応無し。5:00を過ぎても反応がなかったことから、ワイヤーを外してみる。反応無し。紫色からクリアオレンジに変更。するとヒット。5:30か5:40ぐらい。しかし寄せてくること数秒でポロッと外れる。マナティが真ん中から千切れかけている。ちょっと残念。
 明るくなってから気がついたことがある。今朝はほとんどダートしていない。理由がなかなか思い至らない。で、ようやくたどり着いた答えは、トレブルフック。メタルジグに吊しで付いてる奴を再利用したものだが、シャンクが長い。どうもこのせいのようである。ST46に換えるといつもどおりに動く。そのちょっとシャンクの長いメタルジグに付いてきた奴を使ってた時間は確かに全然反応がなかった。反応があったのはST46をつけておいたヘッドを使ったとき。わずか2、3mmのシャンクの長さがこんなにも影響あるなんていまだに信じがたい部分もあるのだが、多分正解。
 6:00過ぎまで粘るがその後は反応無し。
 
 帰り際、M氏に出会う。今日は休みかと訪ねたら仕事だという。そろそろ時間切れとのこと。話していると沖合いでナブラが発生している。近づいてきたのでワインドやらメタルジグやらをふたりで投げてみるが反応無し。6:30になってことから撤収。
 あちこちでナブラが起きている。届かない距離のものが多いが、中には完全に届く距離のものも。しかし時間がないので横目に見つつ撤収。ナブラの正体はなんだろうか。

2012年9月5日水曜日

陸っぱり編その311

 9/5(水)4:40ちょっと前、O浜到着。ちょっと遅れた。起きたのは早かったのだが、余裕こいてルアーのフック交換などをしていたら、思ったよりも手間取ったのが理由。
 晴れ、なぎ、風なし。
 先端まで歩く。先端はいつもより空いていた。ワインド開始。今朝はエギングロッド使用。ロッドをやわらかめにしてダート幅を若干抑えるイメージ。ケイムラパープルラメ90mm。ライズはほとんど見えない。もう少したったらライズし始めるのだろうか。
 開始2投目。ワインドしている途中にスパッと持っていかれる。5:00ごろ。うーん、このあいだのように着水後のフォールではなく、ダートさせている途中にもっていかれるのは初めて。まあいるし反応するということはわかった。
 気を取り直して、別のヘッドをつなぎなおし、ほんとの紫のマナティを付ける。ケイムラのシリーズではない奴。そしてこれもしばらくしてすぐにダート途中でスパッと持っていかれる。5:05~5:10ぐらいの間だったと思う。なんだなんだ?
 また持っていかれるともったいないので数年前に買った黒紫のいまいちなワームを付ける。一応ダートするというふれこみだったはず。ヘッドも使い古しで頭がつぶれかけの奴。そしてこれも1、2投で持っていかれる。5:15過ぎだったろうか。なんだなんだなんなんだ?
 紫系ばかり失ったので、今度は違う色を付けてみようと緑金を付けるが反応なし。しばらくしてもう反応がないのかなと思い、試してみる意味でまた紫のマナティを付ける。するとゴツとヒット、と思ったらすぐにバラシ。太刀魚が横になったのが見えた。リーダーの切り口が非常に鋭利なので太刀魚に違いないとは思っていたが、やはりお前の仕業だったのかという感じ。ちょっと大き過ぎて口に入らないのではと思いつつも、フックサイズが1番のものをつけたのだが、やはり大き過ぎたようだ。
 そしてその紫もバラシの数分後に持っていかれる。
 だんだんバッグが軽きなってきた。
 こうなってくるとせめて一矢報いたいので止められない。だが紫の消耗が激しいのであまり使わないクリアオレンジを利用。これまたあまり使わない塗装されていないZZヘッドにちょっと小さめのフックが着いていたのでこれをそのまま使う。ときおりバイトがあるが乗らない。そして5:32、待望のヒット。いつものようにガツンと来る感じがない。ふわっとした感じのアタリ。そんなのってあるのかな?でもあまり引かないことからで太刀魚と確信。ちいさいのだろうか?
 あげてみればいつものレギュラーサイズ。指三本。










 ちょうどそのころから先端で外側に向けてカマスを狙っていた人たちに20cm~25cmのカマスが掛かり始める。
 5:45ぐらいになったので、ほんの時折ライズする太刀魚に見切りをつけ、私もカマスを狙ってみる。サビキの14号。足元付近で22cmぐらいのカマスがひとつかかる。そして次の投入で根掛かりロスト。カマス用のサビキはもうひとつあったのだがなんだか馬鹿らしくなってきたので、これを機に終了し撤収。
 今朝は結局、太刀魚1本、1バラシ、4スッパリ、バイト数回。

 今朝はまず活性が高かったと言えるのだろう。ライズはあまりなかったがその分ワインドへの反応がよかったと言える。特に紫に強い関心を示したようである。そして高い活性ゆえにミスバイトが多発しスパッとリーダーを切られるという現象が多発したと考えられる。
 ワイヤーリーダーを使うべきだったろうか。

2012年9月4日火曜日

陸っぱり編その310

 9/3(月)前日の釣行で非常に疲れていて起きるには起きたが、寝直し。月曜だし、また一週間仕事だし。健全な社会性が残っている証拠。
 9/4(火)4:20に目覚ましを掛けて、4:40ぐらいにO浜到着。先端でライズしているはずの太刀魚を狙うつもり。だがしかし先端は、解かっているけど、遠い。10分ぐらい歩いてたどり着いたころにはすでに4:50を回っている。ところで今朝は人が少ない。昨晩ちょっと天気が悪かったのがてきめんに効いているようである。もちろん今朝は予測どおり雨は上がっている。ただ曇りがちで暗い。願わくば、この暗さで太刀魚の時合がいつもより遅くまで続いてくれることを願ったわけだが、そんな甘い状況ではなかった。
 時間はずんずんたつけれど、太刀魚はほんとの足元でライズし続けるけれど、まったくワインドに反応なし。途中でバリッドの90mmや70mmに変えてみるけど反応なし。いつもの終了時刻5:15を過ぎてしまった。
 だがこの暗さ。時合が遅れることに希望を託して続ける。
 ライズも収まったかと思えば、しばらく時を置いてまた足元でライズ。遠目でもライズ。そんななかで5:35ごろだったか、5:40過ぎだかに一度だけバイト。しかしフッキングせず。あー。思わず声出ちまったよ。
 てなわけで、5:45まで粘ったが撤収を決断。ところどころでワインドしたりジグ投げたりエギ沈めてみたりしながら帰路に着く。エギはラインも太いことだしぜんぜん沈まないのだが。
 しかしなんというか、2号や2.5号のエギング、テンポ遅くてかったるい。エギングに打ち込んでいた頃と違い、最近ではちょっと反応がないとこんなかったるいことは面倒に感じてしまう。もうそろそろジャークで乗せるという時期かなという思いもあるので、2号のエギで水面近くに浮き上がらないようにそーっとエギを操作するなんて面倒くさい。サイトでなければやる気がしない。3号以上でジャークするような時期なるまで、様子見といったところか。
 そんなこんなで6:00過ぎにほんとに終了。ライズしている太刀魚は反応しないようだ。だが、それを掛けてみたい。明日はワインド以外にもなにか試してみよう。

 ところで夕方、遊心丸の船長から連絡あり。そろそろ乗りなよとのこと。9月後半はアオリイカが好調なら船に乗る暇はないわけだし、今度の日曜ぐらいに乗ってナメラやなんかを狙うというのがいい感じ。9月過ぎると底ものは遠のきそうだし、オフショアで試してみたいこともいくつかあるし、2年目のデータ収集という意味でも乗っておきたいと思ってたわけだし。

2012年9月3日月曜日

陸っぱり編その309

 9/2(日)リビングで目が覚める。3:45。こんなちょうどいい時間に都合よく目が覚めるなんて、都合よすぎ。昨日、息子を連れて行かなかった際に「今度はもっとゆすってでも起こしていいから」というからしっかり起こすがなかなか起きない。なんとか起こしたがあまりに眠そうで「寝ててもいいぞ」というと頷いてそのまま寝入る。ここまでやったんだからもう怒らんやろ、という感じで結局ひとりでO浜へ向かう。家を出たときが4:05。
 O浜に到着して、てくてく歩く。前夜に雨が降ったので長靴履き。O浜は雨降りの次の日は水溜りが出来て歩きにくい。キャスト開始は4:25ぐらいだったろうか。テトラ帯を過ぎた最初の段差の手前。日曜日なので前日よりもさらにエギンガーだらけ。先端まで行こうかなとも思ったのだが、投げる場所がなかったら残念なことになるし、投げれても混んでるといいことがないのと。
 で、投げ始めてみるのだがやはりあんまり反応がない。またもや5:00近くになってしまう。そろそろ移動しようかなと思い、先端方向とは逆にサーフ方向へ20mぐらい移動。隣のエギンガーとそのまた隣のエギンガーの間に入る。天候不順な分だけ余裕がある。
 そしてヒット。足元にだいぶ近い。ガツンと来る。典型的な太刀魚のアタリ。手前でやり取りするのだが、結構引く。いつもよりひくやん。いい感じ。ま、所詮太刀魚だし、そんなものという程度ではあるのだが、結構楽しい。もちろんワインド。紫の90mm。もっと正確にはケイムラのパープルのラメ。いつも釣り上げた直後に写真撮ったりなんだりしてるから次の一本が出にくいのかもと思い写真を撮らずにすぐキャスト。しかし反応はない。では改めて写真撮影でもしようかと携帯を取り出す。撮った写真の時刻は5:01となっているから釣った時刻は5:00か5:01なんだろう。








 その後は隣でエギングしている不慣れな兄ちゃんのラインと絡んだりして、非常に短い太刀魚の時合があっさり過ぎていく。そこなのだ。こんな日に息子を連れてきたくない理由は。不慣れな子供が隣の人のラインに引っ掛けてしまったり逆に出し過ぎたラインが他人の迷惑になってしまうから。別に子供でなくても、それがいい年の兄ちゃんでも一緒。不慣れな者はライン出しすぎたりキャストが斜めだったり、混んでいる釣り場では人の迷惑になってしまう。だからこんな日は避けたいのだ。
 とはいえ子供に対して、そういうことを口でどれだけ言っても伝わるものでもなく、自分自身で経験しないといけないところなわけで、どの程度までかまえば、または勝手にやらせればいいのか、難しいところである。
 そんなわけで時合は過ぎ去ってしまったのだが、もちっと粘ってみる。すると5:20、キャスト直後の巻き初めで、あれ?っという感じ。持っていかれた。ZZヘッド丸ごとすっぱり切られている。太刀魚の仕業であろう。リーダーの切り口が鋭い。非常に悔しい。
 それを気に先端部へ移動。昨日に太刀魚が跳ねまくっていたという話と自分自身が頻繁に見た太刀魚のライズが少し気になっている。
 先端へたどり着いてみる。
 太刀魚のライズはない。それでもワインドで狙ってみる。周囲はエギンガーとアジ釣りのひとばかり。
 そんななか5:40にまたもやすっぱり持っていかれる。手持ちの紫系マナティはもうない。6:00頃まで粘り、それから撤収。
 今朝の釣果は1本と2バラシ(というか2スッパリ)。このあと登場する友人Sにその話をしたら、張り気味に沈めるほうがいいのではないかという意見をもらう。それもそうかも。ワインド太刀魚でそれまで一度も起こらなかった事象に遭遇し、頭が固くなっていたように思う。彼の意見に素直に従い今度はテンション掛けてフォールさせてみようと思う。どうせ沈めるのは1、2秒だし。




 そして9:00に友人Sと門前へ。Sの仕事で門前へ行くとのことで、ついでに乗って行って彼の仕事後にエギングしようという計画。彼の仕事は30分前後で終わるもの。
 仕事後にまず鹿磯港へ。暑い。真夏の日差し。岩場側の小さいほうの堤防でキャストしてみるがまったく反応なし。風もあることだし、鹿磯のでかいほうの堤防の上からでは風の影響を受け過ぎるだろうということで、黒島漁港へ。ここでは波が強くてサラシがところどころ出来ている。ここで2.5号のエギに対しイカが追ってくるが乗り切らない。一、二度触るが掛けられない。Sも一度だけ見えたとのことだが、このまま続けても仕方ないので移動。
 結局富来港にたどり着く。
 ところがここでもほとんどエギへの反応がない。しばらくするとテトラ帯根元でキャストしていたSが連続ヒット。最初の一杯は見えたとのこと。しかし私のエギにはまったくの無反応。姿もまったく見えない。
 先端まで行き反応がないのでまたもどりつつ、内側にキャストしてみると、すぐに重くなる。この感覚はなんだろうと思ったら、イイダコ。









 この一匹はリリース。リリースしたものの、トマトソースにイイダコを沈めるとおいしそうと思い至ったので、これ以降キープ目的のイイダコ釣りにのり換える。イイダコ狙いなのでずる引き。次のキャストですぐに乗る。これ以降キープ。その後はばらしも結構発生しながらすこしずつ追加。最初は2号だったが、手前では浮いてしまうため2.5号へ。小さいイイダコでも十分乗ってくる。結構バラシが多いのはまったくあわせをいれていないからだろうか。ただただゆっくり引いてきて重くなるのであげるという静かな世界感のなかに、合わせという激しい動作を入れる気にはならない。ただ、イイダコは割りと皮が堅いし、子イカと違って身切れなんてしないからガツンと当てても問題ない。そんなこんなで、ぽつぽつ反応があるので止められない。Sもあんまり反応がないイカ釣りに集中力が切れると内側に向けてずる引き。しかしほぼ真夏のままという気温の中でほとんど動かずゆっくりゆっくりと棒引きしていると暑いなんてもんじゃない。じりじりと焼けてくる。
 結局、15時過ぎに終了。
 私はイイダコ6。Sはイカ3、イイダコ4。
 アオリイカの反応が薄いのが非常に気に掛かるところである。11:00~15:00という時間帯の問題かもしれないが、それにしてももっと反応があってもいいのではないだろうか。
 といいながら、自分にとって新しいこと、つまりその場所その時間に誰もやっていないことを見つけたという嬉しさ楽しさがあってとても満足。 

2012年9月1日土曜日

陸っぱり編その308

 9/1(土)4:00過ぎ、O浜到着。満月。明るい。さすがに土曜日だけあって人が多い。それもエギンガーが非常に多い。
 昨晩、上の子と起きれたら連れて行ってやるという約束をしたのだが、何度か起こしたもののまったく起きなかったので、起きれなかったら置いていくという約束どおり、そのままいつもどおり私だけでO浜にやってきた。
 本日は思い切って先端まで。投げる場所があればいいがと思いながら歩く。たどり着いてみると以外にも先端から沖方向に2~3人ほど入れそうな余裕がある。隣を見れば顔見知りのじいさん。挨拶を交わして、ワインド開始。キャスト開始は4:20ごろだったかも知れない。最初から紫。昨日の情報ではこんな時間帯でも先端では太刀魚が沸いていたという話だったが、今朝は静か。全然反応なし。これまでの経験から5:00前後までは反応がないだろうという感じだったわけで、それは別にいいのだが、さすがに無反応のままワインドを続けるのは少し疲れる。続けられないほど疲れるわけではないのだが。
 さて4:45を過ぎて反応がないと少々焦ってくる。
 ようやく5:02、ヒット。かなり沖目。最初はアタリだとおもってあわせるとなんだかごみっぽい感じ。あれ、さかなだと思ったんだがなぁ、ゴミやったんかなぁ云々と周囲の人と話をしながら巻いてくると引く。やっぱりさかなやわ、じゃあ太刀魚やねなどと話をしながら巻いてきて水面を割ったのはやはり太刀魚。昨日と同様、5:00まわってからのほうが反応がいいのか。

















 そのまま同じ場所で続けていると5:09、今度はガツンとヒット。根掛かりと疑うようなガッチリ停止の段階で太刀魚と確信。その後はいつもどおりあまり引かず、なんなく寄せることが出来る。典型的な太刀魚のあたりである。


 

 












 その後、5:15を過ぎるともう反応しないだろうからと帰ろうかとも思ったが、まだ5時半前。あわてて帰っても仕方もないし、そのまま続ける。目の前で時たま太刀魚のライズが起きる。太刀魚がそのほぼ全身を見せて何かを追っている。多分たくさんいるサヨリの仔魚を追っているのだろう。目の前にいるわけだから、なかなか止めることも出来ず。
 5:40ごろ、ガツンと噛んできたが乗らず。お、惜しい。その後は反応もなく、6:00撤収。
 そしてテトラ帯までくると、友人M氏がエギングをしている。そこで私もエギを取り出し並んでエギング。しかし私自身はぜんぜんイカを釣る気がない。話メインでエギングおまけ。「ジギング次いつ行く?」とか「ボート借りてイカ狙いに行く予定」とか「この太刀魚見てダツといった奴がさっきいた」とか「逆にこの前ダツ釣って太刀魚釣ったと叫んでる奴がいた」とか。「アジとサバがわからんようなかわいそうな人もいるし」「それって、釣りする人でそういう人ってこと?確かにかわいそうなひとかも」などなど。話をしていると時たまイカが触るのだが、軽くロッドをあおると少しだけ掛かってすぐ外れるということを繰り返す。
 7:00ごろ、おなかも減ったので撤収。
 今朝の釣果は太刀魚2本。


 同日10:00頃、子供を二人とも連れてO浜へ。サビキと投げ釣り。オキアミと石ゴカイ。堤防上でこの前より小さなサビキ針を使用すると最初から入れ食い状態。小アジがどんどん掛かる。たまにシマダイが混ざる。投げ釣りのほうはいまいち。最初にヒイラギが釣れた以外はほとんど反応なし。途中、上の子が投げ釣りでイイダコをあげる。
 結局オキアミがなくなる12:30過ぎまで続ける。帰宅後数えたら小あじ61、シマダイ6、イイダコ1.これにヒイラギ1を加えたのがえさ釣りの釣果。
 いつも思うのだが、帰りに堤防上から駐車位置まで歩くときが、暑い。釣りしてる間はなんとも思わないのだが。