2016年6月21日火曜日

陸っぱり編その529

 6/21(火) 4:30頃、キャスト開始。
 曇り、風3m、凪。
 まずはワインド。堤防上のスペースを移動しながらキャストする。

 しかし、全然釣れる気がしない。周囲もほとんど無反応。わずかにひとつだけサゴシがあがっているのを見かけたのみ。

 さて5:15頃からエギングに変更。
 しかしまったく反応なし。雨がポツポツ降ってきた。
 粘っているが反応なし。だんだん雨が強くなってきた。
 さらにテトラ上を移動しながら探るが反応なし。かなり雨が強くなってきた。
 
 レインコートも合羽もなしに続けたので、かなりびしょびしょ。 

 風のせいなのか潮のせいなのか、あんまりエギが沈んでいないような気がする。

 6:20、諦めて撤収。


 さて、昨日今日と無反応が続いたわけだが、その理由を考えてみる。
 共通する要因はハードコンディション。エギが沈み切っていないのではないだろうか。その原因は、もしかして巻きなおしたラインが0.8号だからだろうか。それまでは0.6号を利用。凪で無風なら大差ないが、風が強い、潮が速いといった状況では差が出てしまうのかも。0.8号にしてからしばらくは凪・無風の日が多くて気が付かなかっただけかなと、いまはそう考えている。

 ならばさっそく0.6号で試してみたいものなのだが、しかし、明日から7月の頭までは出張でこっちにおらず、なにもできない。
 まったく釣りが出来ん日々が続く。つまらん。戻ってきたらもう甲烏賊いないかも。さみしい。

2016年6月20日月曜日

陸っぱり編その528

 6/20(月)、目が覚めたら4:15。あんまりコンディション悪そうで行くかどうかしばらく躊躇したものの、眠くもないので、活動開始。
 キャスト開始は5:10といったところ。

 曇り。風5m。南風なので外側は追い風。外側は凪。
 しかし5mも吹いていると釣れる気もしない。沈んでんだか沈んでないんだか。

 しかも追い風だからなお釣れる気がしない。

 タコも寄ってこない。

 6:00過ぎ、撤収。

 先端でマダコ狙いだった顔見知りの爺さん曰く、「太刀魚が4つほど上がっていた。結構大きかった。サゴシもいた。」

 うーん、次から太刀魚狙いに替えようか。

陸っぱり編その527

 6/19(日) 寝過ごした。5:20過ぎにやっとキャスト開始。
 曇り。風は緩い。波多少。

 聞いた話見た話を総合すると結構2杯ずつあげているひとが何人もいたようだ。カップリングが本格的になってきたようだ。

 しかし、俺にはかからない。かからないったら掛からない。キャストして、ショートジャークやしゃくり中心にしてみるが反応なし。


 日曜日だしと粘りに粘って、内側で投げていたら触ってきたので合わせを入れたら、根掛かり。

 あれ?そんなわけない。確かにはっきり触ってきた。
 つまりタコ。しかしガッチリとエギを抱え込んでいるのか、動かない。

 そこでラインを緩めてテトラを横に移動してから引っ張るとあがってきた。
 もちろん、タコ。8:00ぐらい。
 めんどくさくてリリース。そして撤収。

陸っぱり編その526

 6/18(土)ちょっと出遅れて5:30近くになってから、キャスト開始。
 晴れ、べた凪、ほぼ無風だったかな?ちと記憶が怪しい。



 5:48、ヒット。
 記憶が怪しいが、たしか、足元付近をステイ。完全な足元ではなくて少し手前ぐらい。
 16㎝ぐらい。











  




 その後、土曜日だからと粘り、7:10、ヒット。これはキャストして沖目。
 底を探ってくるとゴツ、ゴツ、と当たるところがあったので、そこでのステイを長めにとったら乗った。20cm。


















 8:00近くまで粘ったが、その後は反応なし。

2016年6月17日金曜日

陸っぱり編その525

 6/17(金) 4:45に目が覚めた。今日は行くつもりなかったのだが、微妙な時間だけど、ほんじゃ行くかと、思い起床。
 トイレ行ったりして、O浜到着は5:05、キャスト開始は5:15といったところ。
 昨夜からの雨はあがった曇り空。風は4mぐらい。外側テトラ帯だと追い風。外側はべた凪。内側は風にさらされかなりざわついている。

 もちろん外側テトラ帯で開始。
 まずタコ。最近タコに好かれるな〜。





















 そしてまたタコ。底を狙い過ぎなんだな、コレは。

 しかし烏賊は乗らず。反応なし。

 6:30撤収。

2016年6月16日木曜日

陸っぱり編その524

 5/16(木) 5:00頃、キャスト開始。
 曇り。ほぼ無風。べた凪。

 テトラに乗って開始。
 またマダコ。5:18。最近ほんとタコに好かれてるな〜。昨日のよりは大きいがリリース。
 そこから少しずつ移動。






















 ラインがわずかに震えたので聴き合わせ気味の巻き合わせ。
 ヒット。良い感じ。
 なのだが、やっぱり鬼合わせにならない。ついつい巻き合わせてしまう。今日もテーマに合わないままになってしまった。
 手間まで来たときそばにひとまわり大きな烏賊がいることに気がつく。しばらくそのままあげずに待ったが逃げていった。
 こっちの方が小さいということは掛かったのはメスなんだろうと推測。事実、後でさばいたらメスだった。

 ヒットタイムは5:27。20cm。

 その後は反応なし。6:30撤収。

陸っぱり編その523

6/15(水)4:45頃、キャスト開始。
晴れ、ほぼ無風、凪。長い周期の丸い小さな波が、凪の上を通り過ぎていく感じ。


テトラ帯を移動しながら探る、いつものスタイル。
まずは5:08、タコ。タコには好かれるな、最近。






















その後すぐに根掛かり。横に移動したりなんだりして外そうと頑張るとタコの足付きであがってきた。根掛かりのうちの結構な割合がタコのはずという推測は間違いではないな。

















その後、反応がないまま続けていると、5:32、はっきり「トン」とイカが乗ったあたりがロッドに伝わり、合わせを入れてヒット。
あー、ついつい反射的に普通に合わせちまったよ。この日のテーマは鬼合わせだったのに。あたりがはっきりし過ぎて一瞬戸惑って、次の瞬間に手が勝手に動いてしまった。
てな訳で、16cmくらい。バラシが続いていたので、やっと乗った感、満載。













さらに1時間ほど粘ったが追加の反応なし。

結果、甲烏賊1、マダコ1。

陸っぱり編その522

 6/13(月) たぶん早朝、O浜にいったと思う。
 6/14(火) たしか早朝、O浜にいったと思う。

 記憶が曖昧だが、またバラしたというのが続いていたはず。なんで忘れてしまったんだろうか。
 というか、ブログにアップした気でいた。つまり終わった話だと思っていたのですっかり忘れてしまったという感じが近い。終わってないと思っていれば覚えていたんだろうなと。ツァイガルニク効果が当てはまるような話。

 バラシが続いていて、テーマが追い合わせだったことは覚えている。そしてそれがうまくいかなかったのも覚えている。
 
 6/13が長靴で行き、6/14がクロックスで行ったという記憶がある。ということはやはり行ったんだな。

2016年6月13日月曜日

陸っぱり編その521

 6/12(日) 13:00過ぎからO浜へ。
 朝はあまりに疲れていて起きることが出来ず。

 外側は昨日に引き続き濁ったまま。
 外も内も試すが、なかなか反応がない。

 14:29 テトラの上でヒット。軽いし引かない。小さい。回転しながらあがってきた。15〜16cmくらいに見える。マズい。バラしそう。水面で引っ張ってくるとバラしそうなのですこし沈まないかなとちと躊躇したのが原因で逆にバラすという下手な結果に。エギはコノシロカラー。

 気を取り直して、移動しながらいろいろ探ると15:00頃だったか、テトラの上でまたヒット。それなりのサイズと思われる引き。さっきみたいに回転するような掛かり方ではない。ところが、あっさりバラし。え〜!

 今日のテーマは、バラさないことだったんだがな〜。

 結局、16:00過ぎ撤収。

陸っぱり編その520

6/11(土) 9:45頃だったろうか、再び西海へ。
土曜だからエギンガーがたくさんいるかと思いきや、みんなエサ釣り。やはり親イカの魚影薄し、ということだろうか。
またまたテトラ帯へ。曲がり角側からエントリー。すこしずつ移動しながら探っていく。
しかし、反応はない。
いい加減、集中力も切れてきたので、堤防先端へ移動。ここでもまったく無反応。
12:00を回り、またテトラ帯へ。ここでライントラブル発生。硬く絡んで締まり切っていて解けない。これは切るしかないな。そろそろ長さが不足してくるはず。新しいラインに交換する良いきっかけかもしれない。

替えスプールはあるが、これを機に親アオリを諦める。
O浜に向け大移動。

でも先に釣り具屋さんに行ってライン、エギの補充。

O浜での開始は15:00近くになってから。

かなり茶色く濁っている。放水路の水門を開いたようだと、見知らぬじいさんたちが話していた。確かにそんな色。

水の色を考慮して派手な黄色を選択。
実績多数のテトラの上で粘ってヒット。17cmぐらい。
 やっとイカを見た。ほっとしたあまり、写真を撮り忘れ。ヒットタイムは15:20。

その後は反応なし。16:15撤収。暑くて長い1日だった。

陸っぱり編その519

6/10(金)午後から休み。14:30西海にてキャスト開始。
暑い。晴天。凪。風無し。
テトラ帯側で投げ続けたが反応は無い。
2時間足らずしか時間がなくて、16:15終了。

西海のテトラの降り方を思い出した釣行であった。それが唯一の収穫。

その後は和倉温泉金波荘へ。近所のひとたちと宴会。

2016年6月10日金曜日

陸っぱり編その518

 6/10(金)、あんまり早く行っても藩王が薄いようなので、4:45頃、O浜到着。5:00前キャスト開始。

 晴れ。べた凪。無風。昨日よりもさらに凪いでいる。
 昨日のイメージがあるので、内側、囲みの中で開始。

 今朝は昔から持っている、あんまり釣れない黄色いエギを選択。とにかくまず目立たせようという意図。

 開始2投か3投でヒット。ラインに烏賊が乗って抑え込んだような感触が伝わった。キャストした沖目。
 しかし、あまり大きくない。引く力が弱い。17㎝ぐらい。4:51。
 それでもなんか久しぶりに烏賊を釣った感じがしてうれしい。

 エギの選択があたったか?














 内側で続行するも反応が続かないので、外側テトラ帯へ移動。
 今年ふたつ上げている位置でまずキャスト。
 完全べた凪。

















 ふと気が付くとエギが思った位置よりも手前に来ている。あれ?まだすこし足元まで距離があったはず?もしや?と聞き合せたらヒット。

 さらに小さい。16㎝ぐらい。5:18。
















 すこし移動して、5:40頃、足元付近で長めにステイ入れてヒット。これは今日一。だがしかし、だがしかし、そんな時に限ってバラシ。え~!

 これ以降反応なし。6:30過ぎ撤収。

 
 

陸っぱり編その517

 6/9(木) 19:00過ぎ、O浜にてキャスト開始。やっぱり車が少ない。なぜだろう。

 朝のことがあるのでまず内側をサーチ。反応なし。
 いい加減して外側をサーチ。反応なし。

 内側に戻ってサーチ。このころになるとすでに真っ暗。
 ここでは二度、クィッとエギが引っ張られたがいずれも乗らず。残念。
 20:45撤収。
 

陸っぱり編その516

 6/9(木) 4:15頃、O浜到着。車が少ない。なぜだろう。
 4:30キャスト開始。
 曇り。ほぼ無風。べた凪。

 テトラ帯外側を探る。テトラ上に人影ほとんどなし。自由にサーチできる。
 だがしかし・・・

 烏賊が反応しない。なぜだろう。タコも反応しない。なぜだろう。


 6:00過ぎ、いいかげん、諦めて内側の囲みまで来ると顔見知りのおじさんが烏賊を掛ける。うしろにもひとつついてきている。今日は内側だったのか。

 てなわけで隣でキャスト。6:20頃、ヒット。ぐいぐいと引く。なかなかいいサイズ。
 と思ったら、バラシ。え~!

 カンナを見ると足先が残っていた。つまり身切れ。うーん、残念。ドラグ少し緩めとくかな・・・
 この後反応なし。

 6:45撤収。

2016年6月7日火曜日

陸っぱり編その515

 6/7(火)5:00ちょっと前、O浜にてキャスト開始。
 駐車場について歩き始めると雨がぱらついてきて、小雨降る中、甲烏賊探し。
 風は2~3mぐらい。凪だが、風で海面が少しざわついているぐらい。

 テトラ帯外側にエントリー。
 風で押されてエギが沈みにくい。
 まずキャストしてジャークとずる引き、最後は足元ステイといろいろ試しても反応なし。



 6:00過ぎ、外側を諦めて内側テトラ帯へ。
 足元ステイでヒット。またもやこの感覚は、タコ。またもやマダコ。6:16。

 昨日のものよりも小さい。リリース。さらに15分ほど粘ったが反応なし。撤収。




 小さいなマダコしかいないのか?甲烏賊は何処へ? 

陸っぱり編その514

 6/6(月)22:00前ぐらいから、O浜にてキャスト開始。風が強め。
 外側中心に探る。

 外側のテトラでしばらく粘っているとかすかなあたりがでてヒット。引かない。でも重みがある。これは、よく感じることがあるこの感覚は、タコ。
 てな感じでマダコ。小さい。前回のものとおなじぐらいかな。夜も遅いし面倒だしリリース。22:18。

 そのあとも粘ってみたが、反応なし。それっきり。23:00過ぎ、撤収。

2016年6月4日土曜日

陸っぱり編その513

 6/4(土)朝、ふと目が覚めると4:15。釣りに行くには少し寝過ごした感もあるが、甲烏賊釣るだけなら問題のない時間。昨日のオフショアの疲れもあり、少し迷ったが、釣れそうな今の時期にいっとかないともったいないなと思い、O浜へ。
 4:30過ぎに着いたが、車が少ない。いつもの土曜のこの時間の2/3もないような感じ。

 快晴。べた凪。風は浜側からの横風1mぐらい。

 さて外側のテトラ帯中ほどにエントリー。
 足元のボトム中心で探るが反応がない。あれ。

 少しずつ移動しながら探っていくが、反応がない。あれれ。

 エギは前回と同じく3.5号。前回は風が強くて重めを選択せざるを得ない状況だったわけだが、今日は風も

 そのうち、根掛かったと思って無理にはがしたら重い。藻やごみとは違う感じ。これはもしやたぶんきっとかならず、と巻いてくるとやはりちいさいタコ。イイダコではなくて真蛸。大きめのイイダコより若干大きいかも。この春はイイダコ狙いを続けたため、水面近くに上がってきた段階でイイダコか真蛸かわかるようになってきた。
 ヒットタイムは4:56。














 やがて5:30もまわり、今日はタコだけかなと思いながらもなんとなく投げ続ける。

 ふと見るとラインの10mぐらいのところに団子ができている。ほどけないのでそこから先を切ることにして左手に巻き始めるといつまでたっても団子が現れない。見逃しているはずはないのだが。
 仕方なくラインを戻し始めるが、やったことのある人にはわかってもらえると思うが、こういうのってたいていうまく戻すことができないものである。案の定、途中で絡んでしまい、そこから先を切り落として諦める。

 リーダー繋ぎなおしたので、いったんフルキャスト。
 しゃくりをいれて止めるとラインが軽く動いたので合わせを入れてヒット。
 結構引くぞ。ちょっと大きめと期待し、背中のネットを降ろしてランディング。胴長は21㎝ぐらいの紋甲烏賊。紋甲烏賊は久しぶりなので、ちょっとうれしい。
 5:52。

 キャストして出たので、その気になって投げたがその後は反応なし。6:30頃、撤収。

 帰りに内側のテトラにいたひとに声を掛けられる。近所のTさん。Tさんは小さい目を二つとタコといっていた。Tさんと会うのは久しぶり。

 そういや、ほかにも小さめの甲烏賊とちいさなタコを挙げたというひとがいたな。今日はタコDay?

 

 

オフショア編その53

 6/3(金) 遊心丸にて出船。後輩Cとそれぞれ別々に予約したら、この日が重なったので、途中合流して乗り合わせ。

 晴天、凪、風少々と過ごしやすいコンディション。ただ朝方は少し寒いくらいだった。
 乗船者は私と後輩Cを含めて4人。こんなに少ないのは何時以来だろう。私はキャストメインなので、人が少ないと投げやすい。

 本日もミヨシスタート。活性が渋いようでキャスティングはもちろん、ジギングしてるひと達も釣果がなかなか出ない。
 朝一は鳥山狙いでボイルしてるところを狙う。
 船長の言う140㎜以下のクリアのプラグを前日仕入れてきたが、潜るタイプのため釣れる気がしない。しばらく投げてみたが全然駄目。

 小型のプラグを投げるときは、昨年買ったZenithのCurrent Line Dolphinfish Spec CDS-70ML。大型プラグは投げにくいのだが(そもそも適合ウェイト20-60g)、小型プラグならサイドスローでも投げやすいということに気が尽きた。
 船長のロッドのうちひとつはまったく同じもの。そのため移動直後にロッドを竿立てから抜くとき、近くにあった船長のロッドというかタックルと間違えてしまい、そのままキャストしてたらヒット。ガンド。
 その際に間違いに気が付き、自分のロッドに戻したわけだが、もっとトップを探れるクリアな小型プラグに交換しないと釣果が出ないなと思って道具入れのドカットをみると。昔、オフショアの駆け出しのころに訳も分からず買ってみたDorado Sliderの38gがあったので、そっちに変更。これならトップで水飛沫があがる。
 船長からはフックをバーブレスにしろという指示。確かにバーブレスならネットを使っても外しやすいし、そもそも船上にあげたら自動的にフックが外れることも多いので手返しも良くなる。万一ひとにあたっても被害が少なくて済む。

 鳥山に近づいてキャストのスタイルで、そこからガンドをふたつ追加。ひとつはDorado Slider、もうひとつはSpikeにつけた別注平政。

 やがて鳥山はなくなり、しばらく船中全員無反応タイム。たまに私もジギングしてみるがもちろん反応はない。

 しかたないので根魚狙いにしばし移行。しかし、私は根魚ひとつバラしただけ。小さなジグを海底まで送り込みやすいように0.6号のPEにしたら、根掛かるとすぐ切れる。そのたびにリーダーから繋ぎなおして時間を費やすばかり。だからといってスローにしても反応はない。

 となりでは後輩Cがインチクでカサゴをそれなりにあげている。
 しかし、船全体でみると根魚の活性が低くてあまり釣果がでないことから、また青物狙いに戻る。

 もう鳥山はない。ボイルもない。
 魚影を探して船は移動しては止まり、ジギングのひとたちは黙々としゃくり、キャスティングの私はひたすら投げ続ける。

 そして、回収のタイミングで派手に海面が弾けてヒット。ブリ。

 鳥山もボイルもないけれど、ここからキャスティングへの反応が急激にあがる。
 チェイスがあったり、派手に海面爆発してアタックがあったり。ヒットが続く。キャッチしたりバラしたり。2本目のブリは大きい。8kgクラス。これだよ、これ。これがキャスティングだよ。という感じ。

 写真は最初のブリ。













 と、船長と私だけがキャスティングで盛り上がるなか、ここまでフクラギふたつしか青物を上げていない後輩Cがなんだかさみしそうだったので、ロッドを貸してやる。Spikeのほう。

 すると後輩Cは数投でヒットさせるが、潜られた末、ラインブレイク。根ズレと思われる形でリーダーが擦れて切れていた。私の愛用する別注平政をロストされてしまう。
 そしてキャスティングやったことがない彼がキャスティング用のスプリットなりそれ用のプライヤーなりをもっているわけもなく、私が付け替えてやることになり、その間、私のタックル(Current Lineのほう)を貸して彼にキャスティングを続けさせる。そして、私が付け替えている間中、後輩Cはバラシをずっと続ける。4回ほどだろうか。
 
 ほどなく私が戻り、タックルを交換して、投げ始めるころには、バラシまくったせいで活性が下がり気味。
 それでもブリを追加。
 活性が下がった中で後輩Cは投げ続け、バラシも続けたが、とうとうブリをキャッチ。船長からは「追試」命令を受けていたが。

 12:00過ぎ、沖上がり。
 結果、ブリ4本、ガンド3本、フクラギ1本。バラシは2度。すべてキャストによるもの。根魚も欲しかったな~。
 後輩Cはブリ1本、フクラギ2本、カサゴ8匹程。



 後輩Cには、金も掛かることだし、キャスティングはこれまで水を向けることを敢えてしてこなかったわけだが、投げてみてバラシてみて釣ってみて、となると、もう引くに引けないことになるだろう。竿なんて高いの要らないし、リールも高いの要らないから、と船長からのアドバイスを受けて、本人はもう買う気十分。何にしようか帰りの車の中で候補を挙げていた。決して悪い先輩が無理やり誘ったわけではない。

 でも、一度キャスティングすると戻れないんだよね。