2022年1月30日日曜日

オフショア編その121


 1/29(土) 遊心丸にて出船。曇り。今日は右舷のミヨシからふたりめ。乗り合わせたひとは少ない。8人くらいだろうか。そもそも1/30の日曜に乗る話だったのだが4人キャンセルが出たとかで前日に土曜乗れるか?との連絡が船長から来たくらいなのでひとが少ないのもさもありなん。ミヨシには若者の二人組で青物狙いたいらしい。おっさん達はもちろんまったりとアマダイ狙い。凪、なのだが、1.5m程度でたまに2mぐらいの波がある。風は2~3mほど。右舷は風を受けるので寒い。
 さて青物狙いの若者達を乗せてる関係なのか、パラシュートを打たない。これはアマダイ狙いだとやりにくいのではないかという不安要素が頭をよぎる。
 予想通り、船がドテラで流れるため、前回のように真下には来ない。どうしても着底する時点で右舷から離れる方向で少し斜めになる。左舷に移って遠くに投げても着底する頃には船の下に食い込んでしまう。前回思い至った形に持ち込むことが出来ない。試してみたい完全な形でなくても考えていたいくつかの要素をそれぞれ組み合わせて、結果を探っていく。
 最初はイエヤス100g。ゼブラグロー。
 まずはクロソイ。結構いい引きだったので期待したのだが、でもクロいのでもいいか。久しぶりだし。35cmくらいか。
 そしてその次はナメラ。キジハタ。30cmほどか。
 その辺でタイラバへ変更。まずはStartの赤。最初は120gのヘッドにしたが、すぐに150gに変更。出来るだけ斜めにしたくない。なので右舷では投げずに真下に投入。
 すぐにカサゴ。なかなかいいサイズ。
 ラバーをピンクに変え、左舷に移って船の下に潜り込んで少し斜めになった状態から巻き上げるとヒット。アマダイ。軽く40cmアップ。
 真下から真っ直ぐ真上に上げてくる形はとれないが、それでもロッドをラインと同じ角度で真っ直ぐにする、積極的に回収再投入するというやり方が上手くハマってるようで、なんだか色々喰ってくる。カサゴは当然なのだが、アヤメとかヤナギバチメとか。船長は下から10〜15m辺りで真鯛がくるとかいうが、全然そんな辺りでは反応がない。やっぱり下から数巻き程度にアタリが集中。
 次々ラバーのカラーを変更していく。変えるとまたアタリがでる。
 当然ながらカサゴもよく喰ってくるのだが、それでもやはりアタリがあるのは楽しい。
 今日はとにかく反応が多い。船全体でみると低調。しかし私にはコンスタントに掛かる。ドラグをゆるゆるにしているので掛かると楽しい。
 このドラグゆるゆる設定も心がけていたポイント。回収のために速巻きするとスプールがズンズン滑るくらいにゆるゆる。いつもゆるいのだが今回は特にちょうどいい弱さに合わせることに気を配った。噛んできて等速巻きが止められた辺りで大きく合わせを入れるとジャーっと鳴るのも楽しいし、アマダイの中層突っ込みをいなして楽しむのにもちょうどいい。楽しむための要素ではあるのだが、もうひとつ効果を期待していることがある。魚が強く噛んできた時にドラグが出ることで離す率が減るのではないか、ということ。果たしたどれほどの効果があるのかは検証のしようもないのだが、自分の中ではかなり有効だと考えている。2、3度着底と同時にドラグを鳴らして走る時があって、そのうちの一度だけヒットに持ち込むことが出来た。上がってきたのはヤナギバチメ。想像するに落下中から数匹で追いかけてきて着底して噛み付いたやつがその場を急速離脱しようとして走るのだろう。咥えた位置次第で針掛かりするかしないかの違いがでると思われる。このときドラグがキツいとすぐ離してしまうのではなかろうか。
 だんだん風も弱まってきてかなり真下近くに着底するようになってきたので、それならばと時折左舷に移って投げるのだが着底する頃には船の下に潜り込んでしまう。それに対してロッドを真っ直ぐに維持しようとすると船縁にへばりつかざるを得ずまるでゲロ吐いているよう。それでも釣れるときはあるのだが、真っ直ぐを維持できるのは巻き落とし二回程度で後はロッドが曲がってしまう。なので8割は右舷。
 後半に入ってコーラオレンジを投入するとすぐにアマダイ。35cmほど。このアマダイがイカを咥えていた。頭が丸いので多分ミミダコ。それを付けてみたが全く反応がないので外す。すると次々に喰ってくる、レンコばかりが。レンコ三連発。それまで全然釣れてなかった若者達にひとつずつアマダイが釣れたタイミングでも私にはレンコ。どうもコーラオレンジはレンコに大人気のようだ。
 最後の流しでクリアを投入すると小さめのアマダイがふたつ。30cmほど。合わせを入れた直後はほとんど引かずカサゴだろうとおもったが中層で少しドラグを鳴らして突っ込む。アマダイ確定。やはりドラグゆるゆるだと面白い。
 14:30頃、沖上がり。

 結果、アマダイ4、レンコ6、真鯛1、クロソイ1、キジハタ1、ヤナギバチメ1、アヤメ2、カサゴ6。
 
 
 
 
 

2022年1月24日月曜日

オフショア編その120


 1/22(土) 遊心丸にて出船。6:30集合。前日までは雪で時化だったが、冬型の気圧配置も収まりこの時期としては穏やか。曇り。意外と凪。事前の予報では風は3mだが時折止んだりまた吹いたり。

 右舷のトモから2番目の位置。最初からタイラバ。しかし反応は薄い。先週も前半はまったくだったが今回も最初は沈黙。いろいろ試す。まずは前回好調だった中井ノレソレ。赤と薄オレンジを買い足したのでまず赤から。反応全くなし。前回のエースだったピンク。まったく反応なし。薄オレンジ。まったく反応なし。ノレソレは全然だめっぽい。イカ食ってないときには効かないとか?自宅の冷蔵庫の冷凍室の奥からホタルイカとスルメイカのゲソを発見したので思い付いて持ってきてみたのでそういうのもつけてみたりするが、反応なし。前々回まで調子のよかった赤黒のゼブラカーリーも反応なし。Startのオレンジ黒ゼブラも試すが反応なし。

 さてさて船中もぽつぽつとは上がっている。前回よりは船全体が低調。一度ポイント移動もしたことだし、そろそろ私もひとつあげておきたいところ。

 Startのクリア、といっても半透明な感じのやつを試す。数投したところで待望のアタリ。ガリガリ喰ってきた。そのまま巻き続けてほぼ巻けなくなったところで持ち上げるような感じで合わせを入れてヒット。合わせというよりは針掛かりしてるか確認してるだけ。最初は結構引くが途中からそれほどの抵抗はなし。甘鯛特有の中層での突っ込みもほぼ見られない。でも今年甘鯛釣ってもどれもそんな感じなので甘鯛であろうと確信。果たして甘鯛。いいサイズ。40cmを軽く超えている。帰宅後測ったら45cm。このサイズなら中層の突っ込みが欲しいところなのだが、なぜ今年の甘鯛は引かないのだろうか。

 それからしばらくしてまたヒット。これも甘鯛。小さめ。30㎝。引きの感覚から小さい目の甘鯛と見当がついたとおり。

 そしてまたしばらくしてヒット。下から上までくる間にずっとゴツゴツと引くので真鯛かレンコとの見当がつく。真鯛を期待したが上がってきたのはレンコ。29㎝ほど。

 この三つはStartのクリア。そして移動。

 その後はアタリが途絶える。Startのクリアも効かない。Startの黒金とか、またいろいろ試す。もう12:00を過ぎているので後半も半ばといったところ。左舷の数人がイエヤスで甘鯛とかホウボウとか真鯛とかあげたのみて久しぶりにイエヤスを試してみるが、なんだか釣れる気がしない。タイラバタックルの接続を切ってイエヤスをリーダーに直結したのが問題だったのかもしれない。せめてフリーノットでつなぐべきだったか。フリーノットは実戦で試したことがないのだけれど。

 もう終盤。やっぱりタイラバに戻すことにして、Startのオレンジを試す。オレンジって今年はこれまで釣果がないのだがいつもと違うことを試すことも大切。

 イエヤスを試したことで思い出したことがある。竿先を曲げずに巻くという感覚。自分がいる船べりの真下にきても竿先を曲げずに巻くためには真下にティップを下げて巻くことになるのだが、今年はタイラバだからということもあってティップを下げずに巻いては落としを繰り返していた。これをイエヤスのときのようにとにかくラインとロッドを一直線になるように巻く。ティップの揺れによって発生するはずのジグやタイラバの余計な揺らぎを極力排除するのが目的。そして真っすぐを維持するためには船べりの下を通り越して船の真下に入り込むぐらいになると回収して再投入するしかない。これにより同じ位置で粘り過ぎにならないことも効果が大きいと考える。積極的な再投入を心がけて入るつもりだが、ティップを曲げる形で巻いているともう一度落としてみるかとかさらにもう一回とかついつい余計に巻き落としを増やしてしまう。ロッドの真っすぐを維持しようとすることによって自分の真下を過ぎたらもう再投入するしかないので回収のタイミングが半ば強制的に決まり、結果として積極的な再投入が促されるということになる。

 この形で船べりの真下から真っすぐ巻き上げるとガリガリ喰ってきた。ティップを下げた効果が現れたのか。等速巻きで我慢を続けるが巻きが止められたところで大きく合わせを入れてヒット。そういやこの合わせ方もイエヤスの時の定番だったな。多分合わせなくても針掛かりしてるとは思うけど。最初だけ引いてあとはあんまり引かないのでこれも今年の甘鯛の引きと推測するが引きの強さの程度からいうとガシラの可能性ももちろんある。果たして甘鯛。33cm。

 その後はもう終わりも近いのでこのオレンジでとおす。

 時折、フックがヘッドの上のラインに絡むことがあるのでそれを外していると、船長からアドバイスを受ける。ヘッドの下にシモリダマをつけると絡まない、とのこと。次から実践してみよう。

 ラインとロッドを一直線に、真下にきたら真下にティップを向けてを繰り返す。投入して着底して数回巻いて落としてを繰り返すわけだが、まだラインが斜めになっている間は巻いて落としても喰ってこない。数回の巻き落としの後、タイラバが船の真下まできて、真っすぐを維持するためにロッドが真下を向いて、そこから巻き始めると喰ってくる。その形でなんと三連ヒット。最初のやつは全然引かないので小さい甘鯛を期待したが小さいガシラ。20cm。次のやつも同じような感覚でやっぱり小さいガシラ。20cm。そして三つ目のやつはガンガン引く。これは良型の甘鯛を期待。それをみて船長は「甘鯛は固まってるからな、チャンスやぞ」と周囲に声を掛けると、となりのひともヒット。中層でガンガン暴れたのでこれはまちがいなく甘鯛だろうと言いながら巻いてくる。そして上がってきたのは、大きなガシラ。33cm。あれ?お前じゃねぇよ。となりのひとはというとやっぱりガシラ。すこし小さめ。ふたりで「かたまってたのはガシラやったね」と声を掛け合い、そんなオチがついた辺りで14:00沖上がり。

 結果、甘鯛3、レンコ1、ガシラ3。

 船長によると、竿頭は甘鯛4匹で、前半ジグで後半はタイラバの組み合わせがよかったらしい。船全体では1~2匹のひとが大半。

 さて、これを書いている今になって思うことがある。どうせ真下にきたときにしか反応がないなら、もっとヘッドを軽くしてもいいのではないかということ。沈みにくい分着底したころにはほとんど船べりの真下まで来ていることになったとしても、つまり巻き落としの回数が減っても、いいのではないか。無遠慮に大きなヘッドをドスンドスン着底させるより、むしろ軽くすることですこしゆっくり沈んでアピールする時間が長くなるという効果も期待できるのではないだろうか。真下から真っすぐ上に向かってタイラバが上昇するときしか反応しないなら船べりの真下に来るまでに着底できるぎりぎりの重さが効果的な場合もあるのではないか。もちろん、その日の潮や風などの状況によって左右されることなのだが、日によってはそういうことが効果を生むこともあり得るのかもしれない。

 そんないろんなことを考えると、今期もう一度乗船して試してみたいが、乗ったら乗ったでまた違う状況に出くわして戸惑うのだろう。甘鯛釣りは奥が深い。

 

2022年1月16日日曜日

オフショア編その119

 

1/15(土)、遊心丸にて出船。富来で甘鯛狙いは一年ぶり。
 7:00集合だが前日までの荒天でまだ波が荒くゆっくりと出船。
 曇り。風は3mの予報。波は2〜3m。かなり荒めで時折波の壁が迫ってくるその雰囲気はタイラバというよりジギング。
 左の胴の間、後ろ寄りの位置。
 なかなか反応しない。
 船中ポツポツと当たり始めるがミヨシ側ばかり。私を含めトモの数人には全く反応なし。そんな中、ミヨシ側の左舷のひとが好調で立て続けに良い型の甘鯛を上げる。
 何が効くのかとひたすらネクタイを交換したりヘッドを変えたり。それでも全くコツリとも言わない。船長はピンクだよ、ピンクが効くよ、というがピンクのカーリーにしたり他色と組み合わせたりと色々試しても無反応。ふた流し目の終盤にやっと反応があって掛けるがほぼ引かない。小さいカサゴか?しかし時折動くのでなんだろうと思ったらチャリコ。本当に手のひらサイズ。目分量で15cm。もちろんリリース。この時のネクタイはStartのクリアと赤の組み合わせのやつ。
 その次の流しでドラグを出すほどのアタリと引き。しかし途中で全く引かなくなったり時たま引いたり。船の近くまで上がってきていきなりドラグを鳴らして走り出したり。なんだろと期待したら、60cmほどのエソ。あーぁ・・・
 前半はこんな感じでトモ組は完全沈黙。ガシラも来ない。よく乗り合わせたことがある顔見知りのOさん夫妻がトモにいたが二人とも沈黙。一度だけコリっと噛んできただけ、とのこと。
 後半に入る頃、ふと見るとOさんの奥さんが休んでいる。船酔いらしい。これだけ揺れ続けて全然釣れないと酔って当然。実は自分もネクタイやヘッドを交換するために頻繁にラインを結び直していたら少々酔い気味になった時間帯もあって、これはとにかく釣れることが一番の薬だとわかっているのだが、釣れないのでどうしたものかと思っていた。
 先日から自分的には好調の組み合わせ、ビンビン玉TGにダイワの赤黒ゼブラカーリーを投入。するとガリガリ喰ってきた。ひたすら巻き続ける。合わせを入れてヒット確定、としたいところだが、すっぽ抜けを警戒してひたすら巻き巻き。相当巻き上げてからもういいかなってところで訊き合わせの形でゆっくり持ち上げる。ヒット。しかし引かない。ガシラか?時折動くような感じもするがなんだろう。またチャリコか?と思ったら甘鯛。30cm足らずほどか。小さい。
 次はレンコダイ。20cmほどしかないが、目も飛び出してるのでリリースを諦めてキープ。  
 その後、赤黒ゼブラカーリーでは続かず。またまた違うネクタイを試す。ダイワの中井ノレソレのピンク。デカいというか幅広のそれは効くのだろうか。取り敢えずピンクでデカけりゃアピールにもなるだろうから試してみよう。
 そしてこれが正解。
 ガリガリ喰ってきてひたすら巻き続けてヒット。途中ですっぽ抜けたか?と思うほどに引かない。トモからそれを見ていた船長曰く「竿を立てると竿の弾力でバラすぞ、真下に向けて巻け、立てるからバラしただろ、それ」。船長が言うように、本当に重みも消えてすっぽ抜けたなと思ってたらなんかヘッドだけの時よりも少しだけ重みを感じる。ついているようないないような引かないし、と思ってたら、魚が付いてた。甘鯛。サイズアップ。35cmオーバーだろうか。なんでこんなに引かないの?
 その甘鯛の口の中にイカがいた。胴長5cmほど。こういうのを喰ってるわけね。小さいがコウイカの類。胴の形は崩れ気味だがちゃんと足も付いている。コウイカの背骨、いわゆるフネがある。小さいながらもちゃんとコウイカのフネ特有の模様が浮いている。
 さてそのイカをフックに引っ掛けて再投入。
 するとガリガリ喰ってきたが巻き続けているとそのまま噛むのをやめてしまった。残念。考えてみるとただの餌釣りなわけで餌のイカがなくなればやめてしまうのも当然か。巻かずに止めておくべきだった。次はイカのゲソでも持ってこようか。スルメイカのゲソとホタルイカが冷凍庫にストックしてあったな。
 その後はしばらく反応がなく、しかしピンクの中井ノレソレを使い続けているとヒット。やはり引くのは最初だけ。どうもこれは甘鯛っぽい。果たして、上がってきたのは甘鯛。30cm台前半か。なぜか自分にかかるのは抵抗する気の薄いやつばかり。甘鯛特有の中層でドラグを鳴らすような奴がこない。まあサイズが少し小さいから仕方ないのだが、つまりドラグ出すような大きい奴がかからない。
 さて14:00頃になって、船長が「じゃあ帰るか」と言い出した時ちょうど着底寸前だった。パラシュートアンカーをしまうまでは誘えるなと思って着底させ、数回巻いて、また落として2回巻いたら引ったくるようにヒット。巻き続けて喰わせる必要がないような当たり。結構元気のいい引きでかなり期待したのだが、数回巻き上げたら途端にやる気を失ってほとんど引かなくなった。この感じは甘鯛。確信。そして予想どおり甘鯛30cm台前半。
 これにて本当に沖上り。
 結果、甘鯛4、レンコ1、チャリコ1、エソ1。

 左舷ミヨシ側の人は途中からイエヤスでも甘鯛を上げていたので、イエヤスを試してみても良かったかも知れない。去年までならイエヤス一辺倒だったわけだし。
 イカを食べているのならば、シルバー系は効かずグロー系か。しかしグローのヘッドは効かずビンビン玉の赤キンで釣れたことを考えるとヘッドの色はどうなんだろう。同じビンビン玉でもオレンジ金では結果が出なかった。
 翌週も予約してあるが、出船できるだろうか。
 

2022年1月11日火曜日

オフショア編その118

 1/9(日) 能登島の曲港から出船。いわゆる三号艇。
 曇り。風は3m。トモに腰掛ける。船の移動が早い感じなので、ヘッドは150gで開始。
 数投して、フックに小さいガルプをつけてみた。するとガリガリ喰ってきた。真鯛。30cmくらい。
 その後、数投でまたガリガリ。また真鯛25cm足らず。
 そこまでは良かったが、この後、ガイド絡みが発生。リトリーブが重くなる。ところが理由に気付かずに、魚の反応ではないしなんだろうとロッドを煽ったら高切れ。高切れしたので理由に気がつく。あーあ。
 そしてリーダーから繋ぎ直すわけだが、ファイアーノットで簡単にと思ったのが次の間違い。喰ってきたと思って合わせたらすっぽ抜け。がっくり。
 無心無心無心と三回唱え、落ち着いてFGで繋ぎ直し。そして投入。また喰ってきた。掛かったと思ったら重さが抜ける。なぜ?
 ラインを回収するとリーダーは付いている。リーダーの切れたところをみると縦に少し裂けている。しかも一ヒロ半付けたリーダーが半分になっている。どういうこと?何故こんなところで?
 その頃になると少し風も弱くなってきたので100gを選択。これ以降はラインシステムが安定。
 そしてまたヒット。引かないのでカサゴだろうと思ったらやっぱりカサゴ。そしてまたあんまり引かないのでカサゴかと思ったら、アマダイ。小さい。30cmほど。
 その後、喰ってくるが乗らないことが続く。ガッツリ喰ってきて強い引きでリトリーブが止められ、これはもらったと思ったらすっぽ抜けるとか、カリっときてそれっきりとか、途中で喰うのをやめてしまうとか。
 少しデカいカーリーの赤にしたら反応なし。デカすぎるのか?
 次に緑の暗色系のネクタイに変えてボリュームを下げてみたら、小さいカサゴ。
 赤のカーリーにケイムラクリアのシマノのワーム系ネクタイを組み合わせたらヒットしたがガイド絡み発生。なんとか解消しても魚はまだ付いていたので期待したが、大きめのエソ。
 そしてこれ以降全く船が動かず、同じ位置で上下させてるだけになって、沖上がり。だいたい12:00。

 結果、アマダイ1、真鯛2、カサゴ2、エソ1。
 朝のいい時間帯をライン組み直しで失ったのがとても痛い日であった。そういや、写真は撮ってない。
 
 

 

2022年1月8日土曜日

陸っぱり編その865

 1/8(土) 晴れていてとても暖かな日。暇だったので14時頃からサーフへ。波もそこそこあっていい感じ。風は横風2mほどだろうか。先月のサーフは濁っていたが今日は澄んでいる。
 しかし、釣れない。
 いくつかルアーを変えて試すが反応なし。スタッカリングスイマーは飛ばないなーと思ってフラッシュブーストに変えると気持ち良く飛ぶ。
 しかし飛ぶだけ。サーフにベイト感なし。
 16:00回って放水路もチェックしたが、やはりなんの気配もない。
 最後にハードコアヘビーショットが波に揉まれてテトラの上に乗り上げ、そのテトラに絡み付いていたラインを掛けてしまい、どうにも取れなくてロスト。それを機に撤収。

2022年1月3日月曜日

オフショア編117

 書き忘れていたので、今更なのだが。
 12/23(木) 久しぶりの遊心丸。奇跡的なくらいにピンポイントに晴れ。朝は2.5mくらいの波があったが、昼近くになると全くの凪。風が強めで左に船が流されるスピードがとても速い。
 私自身はタイラバとかイエヤスとかで鯛とかアマダイとか根魚とかそっち系の釣りをしたくて頼んだのだが、時期も時期だし、とりあえずジギングロッドと150g以下のいくつかのジグも持ち込む。
 右トモの後ろから三番目の位置。
 朝イチは青物、という船長の指示があってジギングからスタート。なかなか反応はない。ミヨシ側にガンドのヒット連発。トモ側は沈黙。
 私は青物はいらないという気分が強くて、適当にジャークしてるだけ。冒頭でも書いたが風が強いのでズンズンとジグが離れて行く。もっと重いジグでないと着底までに時間を短く出来ず、やりにくい。
 そのうち来るでしょ、くらい感じでなんならガンドは釣れなくていいんだけどなー、と。どうせ釣れるならフクラギのほうがいいなぁ。
 そのうちトモにもヒットが出始める。そんな中でもやる気に劣る私にはしばらく無反応だったのだが、やがてヒット。感触からしてガンド。やっぱりガンド。やっぱり要らん。
 その後、しばらく沈黙。そしてヒット。感触はガンド。要らん。要らんという気持ちの現れか、バラす。
 その後、11時過ぎだったろうか、私は左舷に移って、タイラバ。タイラバしてるのは私だけ。たまに他の人もやったりジギングに戻ったり。イエヤスは食わんとの船長の話。
 100gではすぐに船の下に入るので120gに交換。ラバーは前回好調だった赤黒ゼブラ。途中千切れたのでやっぱり似たような赤黒に交換。
 一投して底に着く頃にはほぼ真下に来るので、一投の中で底の取り直しができるのはせいぜい一回。二回しようとすると船の下に入り込んでしまう。まあこまめな再投入でフレッシュなポイントを攻め直すと思えば、それでいいのかなとも思う。
 巻いてくるとそれなりに噛んでくるのだが乗らない。とにかく乗らない。これは来たやろ、等速巻きも完全に崩れて、そりゃ!と合わせるとすっぽ抜け、というのが続く。
 んじゃ噛んできても合わせない、となると今度は噛み止めてしまうとか。
 うーん、これはどうしたものか。
 そんなこんなで完全停止するまで我慢する方針にして、とうとうヒット。しかしほとんど引かない。これはガシラ、きっとガシラ、そうさガシラ、絶対ガシラ。そして結局ガシラ。30cmほどか。
 その後も噛んでくるが乗らず。
 最後は五回ほど巻いたところでガツガツときて、来たかと思ったら根掛かり。上の方まで来て根掛かりするということは海底になにか大きなギャップがあったということだろうか。
 しばらく取れずに粘ったがとうとうブレイク。上がって来たラインを見るとリーダーは残っていてタイラバの結び目が切れたようだった。
 これを機に沖上がり。

 結果、ガンド1、ガシラ1。
 やりにくさはあったが、タイラバではカツカツ噛んでくる反応がよくあってやっぱり楽しい。もっと早くからタイラバに移行すべきだった。
 写真は撮ってない。