2017年10月30日月曜日

陸っぱり編その596

 10/28(土) 1:00 小木港でキャスト開始。
 晴れて星がきれい。風は向い風。来る途中の道の吹き流しは無風で垂れてたのに、なぜこんなに風が吹いているのだ?3mぐらいはある。波も結構ある。なんかあまり釣れなさそうな予感。
 堤防曲がり角の手前に陣取る。曲がり角まではひとりもいない。これもなんかいやな予感。でも車から近い方が助かるし、何よりもこの日は曲がり角手前を試したかったというのもある。これまでの小木港での経験では曲がり角の向こうより手前のほうが何かと釣果がいい。それは、ここの地形からみて潮の強い東向きになるせいだろうと推測している。
 それと何故、車から近い方がいいのかというと、膝が痛いから。先週から膝が腫れていて、かなりマシになったとはいえ、まだ痛みがあり、歩くのが大変なまま。そんな状態なので、いつもジギングで使ってるドカットを椅子代わりに持ち込んで立つのを減らして膝の負担を減らしながら釣りをしよう、車から近いと歩く距離が少なくて済むということでまさに渡に船といったところ。
 人がいないのは、なんかすこし濡れてるから?これは波がさっきまで堤防上にまでかかってたから?それだけの理由ならもう波しぶきがかかることはなさそうだしいいのだが、最近こっち側は釣れてない、とか?

 さて、ドカットで座り込むということは当然いつものようなランガンスタイルとは真逆な訳で、エサ釣りのごとく場所固定。これで場所選択が間違いだったら目も当てられない。

 そして、その危惧は現実のものに。全然反応がないのである。
 曲がり角にもエギングしてる人がいたが全く反応なし。堤防上の多くの人はアジ釣りのようだが、ポツポツエギングしてる人もいるようだ。しかし釣れてるかどうかは不明。移動出来れば空きスペースを移動しながら探り、ついでに情報収集もするのだが、この日はそれができない。
 潮は沖に向かって流れていて、それなりに強い。ベイルをあげるとエギが少しずつ引っ張られていく。その潮に乗せてすこし沖まで送り込むが反応はない。
ベタ底でスラッシュジャークという前回のパターンで無反応。そもそも潮が強くてなんかスラッシュジャークにならない感じ。
 イカはいないのかというと、そうではなく、開始から30分ほどで新品のエギに噛み跡がついたので、全くいないわけではないようだが、それも一回こっきり。
 波があるため、エギが引っ張られて緩んでを繰り返す。アタリがあったとしても、とてもわかりにくい状況。
 中層や上層を探ってみたり、早い連続ジャークや二段しゃくり、ただの一回しゃくりやチョンチョンとか、カラーも変えたりエギも変えたり、色々試すが反応はない。
 今日はこのままなのか、いや、明け方には反応するはず、など、様々な思いが去就すること二時間半。ふと気がつくと風は止んでいた。

 そういや動かし過ぎな感じがすることに気がついて、そこを修正。秋口ではないし、動かす量や速さ、間隔は全体的に当然ゆっくりで長めなのだが、それでもまだ動かし過ぎなのではないかと。自分の中のこの時期ならこんなもんという感覚を疑ってみたのである。
 その上で次の一手は『何もしない』。基本放置でたまにしゃくるだけ。普通のステイとどう違うかと言われれば本質的に何も変わらない。ステイさせる時間をさらに長くとるだけのこと。これだとエギに抱きついても分からないわけだが、まあ、そこはラインを張らないステイなら同じわけだし。しかも暗いからラインの動きも全くわからない。そう考えると理屈の上ではますます釣れなさそうなものだが、それがそうはならなかったのである。
 放ったらかしてたまにしゃくる。放ったらかしてる間隔は1〜3分ぐらいだろうか、実に感覚的ものなのではっきりはわからない。あまり長く放っておいて人の仕掛けと絡んでもいけないし根に掛かっても困るので、いまどの辺にあるかの確認も含めてしゃくるわけだが、放ったらかし作戦に変更してからしばらくして、しゃくってみるとヒット!おお結構引く、それなりの型だぞと思いつつもそのまま抜き上げ。3:38。19cmほど。
 放ったらかし作戦、効いたな〜。それともただの時合いか?









 そしてその15分ほど後、しゃくった後に糸ふけを取りテンションかけてみたらスーと持ってたのを合わせてヒット。これは小さい。12cmくらい。5:55。
 波のおかげでアタリがわかりにくいが、これはわかった。釣れないと悩むし、波も引きでもアタリかと期待するけど、ちゃんとしたアタリはやはり波とは違う。




 
 時合い到来か、と思ったが、それから一時間以上反応なし。それでも同じように放ったらかし作戦を続ける。
 そして5:23。ヒット。よく引く。取り込みにネット使ってみた。上げてみれば21cmほど。良い型だけどネットいらんかった。






 同じような時間帯で隣にもヒットしてたので、こんどこそ時合いか?と思ったが、それっきり。

 そしてだんだん明るくなってくる。

 5:55、ヒット。小さい。14cmほどだろうか。








 その後は反応なし。
 7時頃、終了。
 計4匹。

 4時頃からか、同じ堤防上の曲がり角より手前のつまり自分と同じ並びでアジングしてる人がいて結構コンスタントに20㎝オーバーぐらいのをあげてるひとがいた。あれもいいな~。今回みたいにあんまりイカが釣れないようならアジングで楽しむというものいいなぁ。
 そのほか、メタルジグとか投げてる人がいて、自分自身もメタルジグの用意はしてあって反応ありそうなら参戦、それまでは様子見と思ってたら、メタルジグのひとには反応なし。なので自分もそっちは投げず。

 車で30分ほど仮眠し、撤収。コンビニで朝飯買って食べながら走り、更に桜峠で小一時間仮眠して帰宅。



2017年10月18日水曜日

陸っぱり編その595

 10/14(土) お昼の12:00頃だったろうか、O浜にエギングに行く。

 晴れ、北風3mぐらい。堤防外側だと向かい風になる。
 それなりに波が立っていて、テトラの水際は濡れている。あまり下まで降りられない感じ。

 エギングにきたものの、まずは堤防付け根内側でイイダコ調査。4投ほど試す。イイダコはいない感じ。

 さて次は本来の目的に立ち返り、堤防外側でエギング。テトラ帯中ほどで開始。

 波が荒いし向かい風だし、やりにくい。まずはしっかり沈めて、時間帯も時間帯だし活性は低いだろうからべた底スラッシュジャーク。
 全然反応しない。

 テトラ帯先端に移動して続ける。

 ここも反応ないと思ったらエギが齧られている。うーむ、いるにはいるようだ。だが、先の場所で齧られたのかここで齧られたのかがわからん。こまめなチェックを怠ってはいけないな。
 で、ここで頑張り過ぎてエギロスト。根掛かり。
 
 またテトラ帯中ほどに移動して続ける。
 この辺は根掛かりしないはず。が、なぜか根掛かってしまう。
 外そうと粘って竿をあおっていると、突如、リールが巻けるように。しかし重いまま。
 これは、タコでは?と思った瞬間にヒヨヒヨと引く。ああタコだ、しかもそれなりに大きい、と確信。
 波のせいもあってなかなか寄ってこない。ドラグを緩くしてあるので巻いては出て巻いては出て。ドラグが出るのは波のせい。
 それでも何とか寄せてきた。

 大きい。どう上げるかが問題。足元のテトラに張り付かれたら厄介だとおもってたら案の定張り付かれる。うーむと思ったら寄せる波に押されてタコがはがれたのを機に一気に抜き上げた。

 この辺でエギングのついでによく釣れるサイズに比べてかなり大きいぞ。

 その後しばらくイカを探すが反応なし。
 14:00頃、撤収。


 家で測ったら1kg超え。
 最後はきれいなゆでだこになったとさ。


2017年10月13日金曜日

陸っぱり編その594

 9/30(土) 通夜に参列するために輪島まで来たので、ついでに徹夜でエギング。
 まずは輪島港へ。しかし風が強い。3〜4mはありそう。追い風。なんか釣れる気配なし。3投程で見切る。ここはノーカウントということでいいかな。さて何処へ行こうか。
風向きから考えると内浦側のほうが良さそう。

 そして小木へ。
 キャスト開始は23:00前だったろうか。堤防は結構混んでいる。やはり土曜日の晩。
 潮が動いている感じ。風は2mぐらいで輪島より随分やり易い。移動して正解。月が明るい。
 なかなか反応しない。周囲も釣れてない。
 潮が動いているため、テンションをかけると沈まないのが原因とみて、作戦を変える。ベタ底でスラッシュジャーク系がこういう状況にはあっているのではないだろうか。

 アプローチを変えると、果たして、あっさりヒット。16cmぐらい。
 23:14。この時期ならこんなもの。






 そこからは割とテンポ良く。
23:31。









 23:36。連荘。








 23:54。ほぼ新子。小さいなー。
 でも食べるにはこのぐらいのほうが柔らかいんだよな。








 0:41。日付が変わってる。







 この辺で、エギを変えてみた。周囲と比して明らかに自分ばかりが釣れている。これはエギの選択がたまたま良かったということではないだろうか。ケイムラ下地のホワイトから先週調子の良かったオレンジ色マーブル系にチェンジ。
 すると、全然釣れない。同じヤマシタのエギだし、サイズも同じ3.0号。カラーの違いしかないはず。

 それではエギを元に戻してみる。変更後1投目であっさりヒット。
 1:34。新子。
 サイズはこの際どうでもいいが、明らかにカラーが影響しているのがわかる。

 1:41。連荘。これも小さい。










 1:58。それなりのサイズ。







 2:14。








 2:19。連荘。いいサイズ。









 2:22。小さい。
 ちょっと覚えがないんだけど、時間をみると三連荘っぽい。







 2:50。小さい。







 4:22。








 4:43。アベレージサイズ。








 さてそろそろ夜が明ける。だんだんと東の空に色がついてくる。最も活性の高い時間帯を迎える、はずなのだが、風が強くなる。横風にラインが煽られてエギが沈まなくなる。こんな時のためにDEEPが欲しかったのだが、先週あたりからエギが売れ過ぎたのか何処にも置いてないので手持ちがない。反応もなくなる。もう全然ダメな感じ。
 周囲も撤収して行く。とうとう私も移動を決断。しかし、行くあてがない。外浦はダメっぽいし、内浦側もこの風だし風向きもよくないし。もう諦めもあって車で仮眠。こんないい時間に仮眠だなんて。なんと もったいないことであろうか。しかしシートに腰掛けて目を瞑るとすぐに寝入ってしまい、目が覚めたのは2時間余り過ぎてから。
 車を降りてみれば快晴。風は少しだけ弱まっている。
 再びロッドを振ってみるものの、周囲を含め反応はない。
 ここで移動を決断。途中コンビニで朝飯。

 実家前を通り過ぎて小磯に直行。幸いにも荒れていない。ウェーダーを履いて磯場へ。
ここなら期待出来るはず。
 しかし、なぜか全く無反応。一匹も姿も見せてくれない。30分程でまた移動。

 先週それなりに反応してくれた飯田港へ。
 しかしここでも無反応。ここでは向かい風だし、やりにくいのもある。しかしなんとか底を取っても反応がないものはない。
 とうとう諦めて撤収。

 シーサイドのみちづれで焼きそば食って帰宅。

 結果14匹。

 刺身は作らなかってものの、いろいろな料理にしてみたが、すでになんだか全体的に固い。新子も二ついたけどなんだかそれもやっぱり固い。
 潮の速い小木だからか?