陸っぱり編だけで1000回め。まとめ書きも多いので釣行回数はもちろんもっと多いのだが、節目の1000回である。しかしだからといって、書く内容もこれからの方針もなにも変えるつもりはないので、いつもと同じように書いていく。
10/16(月) 21:00過ぎ、所用の帰りにまず飯田港に立ち寄る。あまり本気度はなくて、試してみると意外なことも起きるかもみたいな、そんな感じ。
今回から新ロッド投入。’23 Calista 79MMH。今までのTipo-Lが83なのでセミショートという位置付けだが、これは79でショートの部類と言っていいだろう。これまでの思想は激しいジャークで活性を上げて抱かせるというもので、83MHのロッドでそれを表現していたわけだが、10cmほど短いがそれがどう影響するか。より激しい方向に行きたいとの想いなのだが、上手くハマるだろうか。
さて、そんなロッドを試す感じで数投してみたが、生命感も感じられず、あっさりと移動を決断。小木へ。
小木到着は22:00頃。手前の角が空いているのでエントリー。追い風3mほどで、角から見て外側斜め45度の方向に吹いている。投げると角の手前側から角を回り込んだ方向の沖目に流される。少しやりづらい。本当は角から少し奥側に立ちたかったがそこには先行者が居る。
ひとも車も先週に比べてかなり多い。先週車1台だったが10台ほど居たように思う。
ひとは多いが海にイカは居ないようで、沈黙。周囲も沈黙している。
エギを色々変えて試す。反応がないのは、ロッドが違うことによってアクションがいつもと違うからなのか?まだしっくり来ない感じがあっていつもとはエギの動きが少し違うんだろうなという気がしている。
ふと低活性だから巻きの誘いにしてみようと思い付く。激しいアクションとやらは何処へ?まあ釣れないんだから仕方ない。読みとしてはイカは居るが、激しい動きを嫌っているのではないかというもの。スローに巻いて誘って止めてテンションフォールさせてみたり。適正な巻きスピードはどれくらいが良いのだろうか?沈んでいってるのか浮き上がって来てるのか並行移動してるのか、全くわからん。でもただ巻いてると浮き上がって来てるんではなかろうかとも感じて、テンションフォールを入れてゆっくり沈めているとはっきりエギが引っ張られる。合わせたが乗らない。ラインメンディングがわりにジャークを軽く入れてまたテンションフォール。微妙にラインの抵抗感が変わってこれは乗ってるような気がする。合わせを入れてヒット。なかなか良いサイズのようで引くが、これがこのロッドのファーストヒットなので感覚の違いに少し戸惑う。MMHの意味はティップセクションがM、バットセクションがMHのはずだが、MHのTipo-Lより曲がらないなという感じ。ゆっくり寄せてきてそのまま抜きあげ。硬い感じなので抜きあげに不安はない。袋に入れてから測ると20cm超えていた。ダービーの3匹めを更新出来そう。23:36。エギ王Live3.5廃盤カラーのケイムラホワイトのやつ。秘蔵のエギだが腹の布地が結構食い破られてしまった。
その後はなかなか反応しないのでエギを変えたりアクションも素早いものを入れてみたり。この日唯一エギバッグに入れてあった3.0号を試す。スローな巻きからテンションフォールを入れると触ってきた。しかし乗らない。軽くジャークしてテンションフォールし直す。触ってそうな感じもして合わせがわりにジャークしてみると乗った。さっきよりも力強く感じる。しかしやっぱりティップ硬そうな印象。これだとドラグはかなり緩くないと大型はバラシそう。しかし緩いと大型はなかなか寄せれないのでファイト時間が無駄に長くなる。なんだかサイズの割に無駄に長い時間を割いて使って寄せてネットでキャッチ。しかし挙げてみると最初のやつより少し小さい。測ってみると20cmに足らない。あれ?よく引いたけどなー。0:12。エギ王Kオラオラマンゴー3.0。
その後は全然反応がない時間が続く。風が少し強まったりして首筋辺りが寒い。首には細いタオルを巻いていたが、次からマフラーを持ってこよう。寒いし前々日辺りから右膝が少し腫れていて痛いところに長時間立ちっぱなしの疲労でますます悪くなっていくような気がする。帰り風呂でも入って暖めたいなぁ。明るくなる直前から日の出の辺りまでに時合いが来ると思うんだよなぁ、だから日の出までなんとか頑張り続けたいんだけどなぁ…
夜明け一時間前からが勝負、今日の日の出は6:00頃、つまり5:00頃からが勝負。それまで後3時間、2時間半、2時間、1時間半、1時間、と寒いなかなんの反応もないが粘り続ける。
そして5時近くなり、曲がり角奥側の隣のひとにヒット。時合いになって活性が上がったか。するとこちらにもヒット。ほぼ同時に曲がり角手前のひとにもヒット。読みどおりの時間帯に活性が上がってきたもよう。
しかし、小さい。15cmほど。4:58。エギ王Kモエモエグリーン。そしてその後のキャストで投げる度に一度はそっと触ってくるが乗らない。それを何度か繰り返す。触ってくるのはテンションフォールの時。イカが小さいと思われる。それでも最後は抱かせて5:12。これはさらに少し小さい。エギは同じものなので、やはりイカのサイズからすると大きいのだろう。3.0をもっといくつか堤防上まで待ち込めば話は簡単だったのだろうけれど、ダービーサイズが欲しいので大きめ中心。もっとも3.0号に大きいのが乗ることも多いので次はもうひとつふたつ3.0も持ち込もうか。
その後は反応なし。明るくなって潮はますます速くなってフリーで沈めても角から奥へ回り込みながら沖方向へ流されるばかりで底を取れる気がしないのとテンション張ると多分浮き上がってしまうのとで釣れる気もせず。6:30回ったあたりで撤収。
計4匹。Calistaは徐々に馴染んで来てる感じだけど、まだしっくり来ていない部分がある。
撤収後、まず車で仮眠。そして移動してコンビニ寄っておにぎりひとつ購入。それからやなぎだ荘で風呂。右膝はみるからに水が溜まったようで、釣り始めた頃より明らかに悪化。風呂で暖めて良いのかと思いながらも少し良くなった気もして休憩スペースで1時間余り仮眠。これからの季節、帰りに風呂入って仮眠はとても良いな。でも膝の状態は変わらず。帰宅後、整形外科で炎症どめを注射される。
肝心のダービーの入れ替えだが、帰宅して測ると明らかに縮んでいて最初のイカでも20cm足らずになってた。二つめのやつはさらに2cmほど縮んだように見える。前回はあんまり縮まなかったのだが。冷やしすぎるとダメなのかも。なので入れ替えチャレンジには行かなかった。膝も痛かったし。