2020年6月30日火曜日

陸っぱり編その753

 6/27(土) 22:00キャスト開始。
 駐車位置はかなり奥でいい場所なのだが、それでも遠い。前回の釣行の疲れからか、木曜の朝には膝に水が溜まって歩けないようになってしまい、整形外科へ。水抜いてもらって炎症止め打ってもらって、金曜にはかなり復活したのだが、やはりまだまだ本調子には遠く、片足引き摺りながらなので堤防上までが辛い。
 さて、なんとか堤防上までたどり着くと電気浮きが並んでる。アジ釣りではなくてイカの餌釣りだろう。それもほぼ釣れてないようである。
 イカ釣りのひとはそれなりに多いが、空きスペースは結構あって、キャストしつつも場所移動も時折しつつ、イカを探す。
 今回は3.0号のエギを中心に投げているが、上に浮きスッテを取り付けてみた。レンジがよくわからんので、上下で探ってみようという思い。
 しかし、反応は全くない。移動しても無反応。
 後半はスッテを外しエギだけにして探るが、これまた反応なし。
 左膝が痛いのでほぼ右足に体重かけて立っているのだが、疲れるのでかなり座り込んでシャクったり。そういうことするとまた釣れないよねとは思うけど、肉体の限界ってのもあるので致し方なし。
 結局2:00近くまで粘って無反応。撤収。立ってるだけならそうでもないが、長い距離を歩くと辛い。
 この日見かけたのは餌釣りらしきひとがパッカンに2つイカをキープしていたのと堤防上に新しい墨跡が一か所あっただけ。
 翌朝、また左膝が腫れてしまった。ちょっと良くなったと思って動き過ぎたようだ。医者にいったら、動き回るな、安静にしとらんからやと怒られた。

2020年6月23日火曜日

陸っぱり編その752

 6/22(月) 18:40頃、キャスト開始。内側のテトラ帯の中程。そしてテトラ帯の端へ移動し、更に囲みの中は移動するが、コウイカ類の反応はない。
 外側のテトラ帯中程へ移動。アカイカを狙ってみる。
 陽が落ちて暗くなった頃、堤防上へ移動。
 最初の段を上がったとこから20mほどのところで投げる。向かい風が強くてまともに沈まないけれど、アカイカだからそれでもいいのかよくわからん。
 なんとなくそんな感じでそろそろ帰るかと思ってたら、フリーフォールというか漂わせてたエギが重い。合わせを入れてヒット。結構引く。アカイカ。しかしサイズは小さい。20cm足らず。19:58。エギ王Q3.0号ケイムラホワイト。
 それで一旦、撤収。

 同日22:45頃、再びアカイカ狙いに出撃。既にエギを抱いていた、というのがなんか面白くないので、今度こそちゃんと掛けよう。
 風は相変わらず強いが、北西からの風に変わっている。
 先端近くまで歩いて行く。遠い。夕方の疲れで最初から足が痛いが我慢して、なんとかたどり着いたが全然反応なし。0:00近くになってきたので撤収しつつ空きスペースでキャスト。
 堤防中ほどでキャストしてみていたとき、不意にイカが触った。合わせを入れてヒット。なかなかの引き。足元に寄せると結構大きい。ネットで確実にキャッチ。エギ王Q3.0 ピンクグロー。0:08。胴長30cmちょい。

その30分ほど後、小さくシャクリながら少しずつ竿を立てていくアクションでヒット。最初は引かずゴミかと思ったが、突如動き出す。これもいいサイズ。足一本に見えたのでこれも確実にキャッチしようとネットを下ろすと暴れ出して外れる。もったいない。
 その悔しさからなかなか帰る気にならなかったが、次のアタリはなく、2:00ちょっと前に撤収。


2020年6月20日土曜日

オフショア編その103

 6/18(木) 金石の宝政丸で出船。今年初のアカイカ。宝政丸はネットで見つけたのだが、特になぜこの船かというような明確な理由はない。この日に空いてたからぐらいだろうか。
 さて前日に曇りの予報を見て予約したのだが、当日になってみると夕方から雨と風。しかも波が荒い。集まってもらって18:00に最終判断ということになり、行ってみると出船決定とのこと。雨は既に降っている。
 定員を4人に絞って営業しているそうで、この日の同船者は3人。
 いざ沖に出てみるとかなり荒い。空は雨雲で既に暗く、まるで真冬のブリジギングのような雰囲気の中を船は進んでいく。船は少し小さめ。舷側が低くてこの波だと落とされそう。揺れる中をロッドにラインを通して準備してたらだんだん気持ち悪くなってきた。この時点で酔い止めを飲むが時既に遅し。
 ロッドは3本持ち込んだが、使うのはひとつだけ。気持ち悪くて準備する気にならない。オモリグも試したいと思ってたんだけどなー。
 さて、気持ち悪いながらも実釣開始。しかし反応はなかなかない。
 まだ時間帯が早いからなのか、気分が優れないからなのか、とにかく沈黙。
 19:00前にはライト点灯。しかし状況は変わらず。吐き気はするのに釣れる気はしない。
 こんな時は積極的にスッテの交換をして探っていきたいのだが、かなり気持ち悪くてそんな気になかなかならない。そんなことをするとまた吐くから。
 辛い時間帯を過ごして20:30頃だったろうか。メタルスッテをYamashitaの錘スッテの紫ピンクに交換するとアタリが来てようやくゲット。もう廃盤カラーだけどやはりこいつは効く。アカイカ。24cmほどだったろうか。15m。ようやくの1匹に気分も上向き。には、ほど遠いけれども、それでもそこから少しずつ、アタリが出始める。もうひとつ掛けた後、船長が天秤と餌巻きスッテを貸してくれる。餌は既につけてある。使ってない竿があるなら、これを放り込んで20mくらいで置いとけばいいよと。気持ち悪いけど頑張って天秤付けて放り込んでみる。だが意外と餌巻きには反応しない。そんな簡単なものでもないのか?
 メタルスッテは手持ちにしたり置き竿にしたり。置き竿にすると気持ち悪さがこみ上げてくる。何もしないで見てるだけっていうのも船酔いの時はかえって良くないのか?立っていると気持ち悪さが少し治まってくる。しかし舷側が低くて何かに掴まっていないと立ち続けることが出来ず、釣りが出来ない。釣りをするためには座っているしかないがそれだと船の揺れの影響が直にきてまた気持ち悪くなる。おかげで何度か吐いたことだろう。水すら飲む気になれず、吐くものなんて胃には残ってないのだが。
 そのうちメタルスッテにスルメイカが掛かる。そしてその次は餌巻きスッテに反応がある。上げてみるとスルメイカ。その次は手持ちにスルメイカ、次は餌巻きにスルメイカと、スルメイカの時間帯。
 20m前後に投入していたメタルスッテを層を上げてみるがイマイチなので30m付近に下げてみると乗った。久々のアカイカ。しかしそれも続かない。25mに上げてみたりしてポツリポツリとアカイカを拾っていく。イカがかかる時は下の紫ピンクの錘スッテにばかりかかるので浮きスッテを変えるべき、なのだが気持ち悪くて出来ないまましばらく放置していたのだが、なんとか交換。Duel EasyQの紫に変えて効果なし。次にピンクを選ぶとウキスッテにかかり始める。本当にカラーやサイズを変えることが大切。
 この後は、取り込み時の失敗も三度ほど発生。うちひとつは水面で離れてしまったが見えていて、そのままその付近でメタルスッテをステイさせると抱き直した。バラしてもその付近で待てばこんな感じで乗ってくることもあるようだ。バラした際に釣り人目線では逃げられたとなるが、イカ目線でも(スッテに)逃げられたということではなかろうか。見えない深さでバラしたときも実はイカはその場でスッテを見ていることは多いのではなかろうか。棚を変えずに待てば再アタックも十分にあり得るだろう。その際の誘いはただのステイがいいのか微妙に動かせばいいのか派手に動かせばいいのか、今後の課題としたい。ただし海上から浮かせてからバラした奴は一目散に逃げていったので、諦めるしかなさそう。
 餌巻きエギで釣ったのは5匹ほどだったと思う。意外に釣れないのと手持ちを置いて餌巻きの置き竿に持ち帰る頃には逃げられていることも多い。少し誘って止めると乗ることもあった。置き竿してる限りはあくまでもおまけ扱いか。だけど富来でやってる時は置き竿のほうが好調のことも良くあることで、そう考えると今日の波では揺れ過ぎてるのがイマイチとか?
 22:30を回った辺りからアタリが完全に消える。そのまま23:00に終了。たださあ終わろうという話をしてたらイカが触ってきたのだが乗らず。残念。
 結果、アカイカ14、スルメイカ4。最大30cmぐらい。最小でも20cm超えていて中央値は22~23cmだろうか。海水を貯めたでかい桶にイカを放り込んでいく方式だったのだが、水を捨ててみると胴体のない奴が残ってた。胴はどこ行った?足だけ釣った覚えはないぞ?
 灯りを消して港に向かう頃には雨は上がっていて、カッパから染み込んだ水で体が冷えて寒い。23:30頃帰港し解散。寒いのでコンビニでカップラと冷凍たこ焼きを買って帰宅。イカをひとつ捌いてつまみにしカップラ、たこ焼きと共に軽く呑んで残りのイカ片付けてお終い。

2020年6月15日月曜日

陸っぱり編その751

 6/12(金) 18:30頃、キャスト開始。内側のテトラの上乗れるほどには左足が回復してきた。
 曇り。内側なので当然なぎ。なかなか反応がない。かすかにエギを触る伝わるが乗らず。そこでもう少し粘るとやっぱりかすかに触ってる感じがまた伝わるがやっぱり乗らず。それっきり。
 20:00頃、一旦撤収。
 そして、6/13(日) 0:00頃、イカ用のメタルジグを投げに再び出撃し、今度は堤防の上へ。アカイカが最近釣れてるらしいので、エギ で狙うひとは多いが、そこを敢えてジグを投げてみた。これまでエギでアカイカを釣った経験はあるので、確実な釣果を期待するならエギを選択するのが無難だとは思う。しかしそうではなくてもっと遠いところのイカも含めて狙ってみたいとか、船のアカイカ釣りを応用出来ないかとか、そんな思いから新しいことにチャレンジしてみた。しかしあえなく撃沈。リフトアンドフォールで誘うが暗くてどの辺にジグが来てるかわからず、手前まで来て堤防の基底部の先の沈んでいるテトラか何かに引っかかる。そしてロストするというお決まりの結幕。軽いエギだけにしてみたりもしたが、ジグ投げるためのラインなので0.8号と太いため、沈んでる気もしない。2回目の根掛かりロストを気に一旦車に戻り、タックルチェンジ。コウイカ仕様に変えて囲みの内側へ。この時点で2:00頃。
 この日の干潮は2:22。干潮直前か直後の潮の動き出しのタイミングを狙いたい、という意図。囲みの手前角でキャストを繰り返す。しかし、反応なし。うむむ。これは苦しいな。
 こんな時間帯だが次々と若者グループが堤防上へと向かっていく。凄い人数。こんなにいたら投げる場所なんて無いはず。しかしそれでも若者たちは堤防へ突っ込んでいく。
 一方、囲みの中はわたしだけ。そのうち常連の爺さんたちがやってくる。それでも囲みの中はガラガラ。雑談しながらも探り続ける。
 この日心掛けていたことがある。それはテンションをかけ過ぎないこと。以前のこのブログを読み返して、これまでの不調に陥った時の記録からテンションかけ過ぎなのではと気がついた。毎年だいたい不調の週とかがあって、そういう時はテンションかけ過ぎになってて、それに気がついて不調脱出、というお決まりのパターン。きっと今年もそれだ。それに違いない。
 さて、期待の干潮からの上がり際の反応がなく、どの辺に次を期待すればいいのかわからないまま、釣り続ける。満潮は10:00過ぎなのでそれまでは期待出来ないのか?いや、潮が動けば反応あるはず。ただただ粘る。
 少し巻いて止め、テンション抜いてロングステイ。この状態で乗っても正直分からん。昨年はどうしてたっけ?
 そういう繰り返しのなか、ステイからの巻き出しが重い。これは乗ったか。少し巻いて聴いてみる。重い。合わせを入れる。ヒット。ヒットポイントはかなり遠い。あんまり引かないが重みは十分。中程まで来るとまともに引き始めた。結構あるかも。しかしその割にドラグを鳴らして走るというほどのことはない。ゆっくり手前まで寄せてちょっと慎重にネットイン。25cm。エギ王Q3.0号オレンジマーブル。3:44。マークもはっきりしてるからオスと思ったが後で捌いてみるとメス。マークよりもベース模様が線か点かで見分けるべきなんだろう。








 そこからまた釣れない時間帯が続く。6:00頃からは雨が降り始めた。それでも続けているとまたしてもロングステイからの動き出しが重い。これも慎重に一旦止め、また巻いて聴いてみるとやっぱり重いので合わせを入れてヒット。これもそんなに力強い引きではないが、ゆっくり寄せてネットイン。22cm。6:28。さっきと同じエギ王Q3.0号オレンジマーブル。雨は降り続いている。








 さすがにずぶ濡れになって7:00過ぎに撤収。
 いいサイズだが、ふたつとも力強さに欠ける。もう産卵で疲弊しているのだろうか。

 
 

2020年6月10日水曜日

陸っぱり編その750

 6/9(火) 3:30に目が覚めた。眠くないので釣りに行くことにした。4:00頃キャスト開始。少し足の具合が良くなってきて、割と平坦なテトラなら立てるようになったので内側と外側のテトラを探り内側の囲みへと移動し、探り続けるが反応がない。6:00過ぎから7:00頃までの間にイカを5匹見かけた。大きさから言ってモンゴウイカだが、どいつもエギには反応しない。7:00過ぎ撤収。

 同日夕方、またもやイカ探し。
 朝となんだか似たような展開だが、内側と外側のテトラ、囲みの中と探って行くが反応がない。うーん、なんか最近調子悪いなと思い改善点を考えてみる。エギは3.5号中心だが、もっと積極的入院3.0号を使った方がいいかも。足元に大量にいるベイトは細かいイワシ。マッチザベイトを考えると2.0号サイズ。こいつらを捕食もしくは沈んできたのを食べてるんだったら3.5号は大き過ぎることになる。2.5号でもよいかも?
 そんなことを考えているとリーダーに目が行く。短い。50cmもないくらい。去年の短くなったのをそのまま使ってるわけだが、こんなことも何かしらの影響があるかも知れん、ということでリーダー繋ぎ直し。いつもどおり矢引程度にする。
 エギを3.0号に変え、リーダーを伸ばし、状況を打開することが出来るかもと若干の期待を込めて一投目。反応なし。んーそんなに都合良いわけないよな〜。
 その次かその次のキャストでなんか少し重い。でも巻ける。また少し巻く。少しの重みが乗ったまま。また少し巻く。同じ感じ。海底のギャップではない。しかしイカにしてはかなり軽いこと、重みが乗り続けていることから、海底に沈んだエギか投げ釣り仕掛けが絡んだっぽい。それでもえいっと合わせを入れてみると一瞬の間を置いてから動き出す。イカだった。かなり遠目の位置。軽いんだが結構引くのは遠いからか?いつもの感じとどことなく違う気がする。結構薄暗い中を寄せてきてネットイン。シャフトを縮めてる間にわかった。シリヤケ。胴体の色で気がつき足の細さで確信。少しがっかり。13cmほど。小さい割に引いた。シリヤケの方が力が弱いのだがこの個体は同サイズのコウイカよりも引いた気がする。とはいえ所詮はシリヤケなので、ズル引きのエギを止められずに引きずられてるくらいだし、たいした話でもない。ヒットタイムは19:39。エギ王Q3.0オレンジマーブル。






 その後は反応なし。20:00過ぎ撤収。

 果たして、リーダーを長くしたことやエギのサイズダウンは効果あったのだろうか?

 帰宅して早速刺身に。両面に鹿の子入れたが、硬かった。甘味や旨味も足りない。まだ一時間ほどしか経過していないから、食べるには早過ぎたか。でもやっぱりシリヤケだしな。食卓に漂うちょっとした残念感。

2020年6月8日月曜日

アイテム編その17

 6/7(日)は風が強くて釣りに行く気にならず、来月あたりからのアカイカに備えバルケッタBBの整備。
 ふたつともゴリゴリになっていたので、ベアリングなんぞを交換してみようかなと。ちょうど猫が入院中というのもあり、この隙にやってしまったほうがいいはず。
 ゴリゴリというよりはまともに回らない。
 17バルケッタBBのほうをばらすのは初めてだが、14バルケッタBBとさして変わらないはず。さくさくとバラしていく。とはいえ実際には細かいとこまで覚えているわけではなく、特にクラッチ周りの記憶と扱いが怪しい。だいたいおんなじようなものだとの記憶はあるのだが、これ何処に掛かってるのが正解だっけ?
 そんな感じである程度バラして、ベアリングをひとつ交換。しかしもう一つのベアリングが外せない。五角形の抜け止めを外してもそもそも抜けない。そのベアリングは諦めて組み戻していく。途中、要りそうなところに適当に少しグリス差しながらすっかり組み上げると元通り、にはならないんだな、やっぱり。まずネジがひとつ余ってる。ベタだな。それよりもクラッチがまともに動かない。スプールも逆転するしこれは全然ダメ。またバラしてクラッチの動きを観察し直して機構を理解してやり直すと、今度はちゃんと滑らかに動く。余ってたネジも位置を突き止め正しくセット。ベアリングをひとつ交換したわけだが多分、効果なし。ベアリングが磨耗するほどの使用回数には達していない。そりゃそうだよな、陸っぱりじゃあるまいし。
 もうひとつの14バルケッタBBはバラさずにメインシャフトのグリスをパーツクリーナーで除去してグリス差し直しで普通にクルクル回るようになる。
 こいつらは釣行の度にに毎回々々回らなくなるのだが、メインシャフトが剥き出しの設計なのでそうなるんだろうと考えている。つまりグリスに潮が噛んで固まるのが原因なんだろう。スピニングを水没させるとグリスに潮が噛んで傷むのと同じではなかろうかと。水没ほどではないがロッドホルダーに立てて海上を移動してれば当然潮がかかるし。
 その状態でグリスを差しても潮を噛んだグリスがなくなるわけでもないのでただいたずらにグリスでごてごてになるだけ。しっかり古いグリスを除去して新しいグリスを差し直すことが大切なんだろう。
 さて、14バルケッタBBのほうは少し滑らかさに劣る。こちらはベアリングを交換したほうがいいかも。以前、息子が水没させたことも影響してるのかもしれない。

陸っぱり編その749

 6/6(土) 3:40キャスト開始。まだ暗いが、東の空に色がつき始める頃。曇り。風は2mから3mくらい。予報ではこのあと一旦弱まってから風向きを変えてまた吹き始めるとのこと。
 内側のテトラ、囲みの中とも、誰もいない。まだ早いのは確かだが、誰もいないというのは釣れてない証拠なんだろう。車はたくさん停まっていたし、ひとは次々に入ってきて通り過ぎて行ってるのだし。一週間ぶりで様子がわからんのだが、まあそんなとこだろう。
 囲みの手前の角でひとりキャストを続けていると、エギを触る感触が伝わる。そのままステイで待つとチョイチョイと2度続けて触ってくる。少し巻いて聴いてみるが乗らない。またそのままステイ。触ってこなくなる。少し巻いてそのままロングステイ。またチョイと触ってくる。そのまま待つ。またチョイチョイと触ってくる。そのまま少し待ってからそーっと聴いてみると重みが乗っている。半分巻き合わせのような形になったがともかくヒット。小さい。タモ要らんかなとも思ったが、竿が柔らかいので持ち上げて囲みの柵を越えるのは無理っぽい。やっぱりタモを下ろしてキャッチ。15cmほど。4:01。エギ王Q3.5号ケイムラの白。
今年はチョイチョイと触ってくるのに乗らないことが結構ある。今回のようにサイズの小さいやつがその正体なんだろう。つまり3.0号のほうがいいのかも。






 キャッチして写真を撮っていると顔見知りの爺さん連中のうちのひとりがやってきて隣で開始しすぐに掛けていた。ちょうどここが時合いだったのだろう。満潮からの下げ始めの時間帯。しかしその後はふたりとも沈黙。爺さんは6時に撤収していったが、私は粘る。
 明るくなってくると内側にもひとが増えてきた。特にテトラの上はエギを投げるひとだらけに。しかし誰にもまったく釣れない。
 8時半頃の干潮からの上げ始めに潮が動くことを期待して9:00まで粘ったが、そのままアタリなし。厳しい日だった。ひとつあがってよかった。
 他の顔見知りの爺さんがいうには、先端でアカイカが少しあがっているとのこと。アジ釣り爺さん達で先端はいっぱいだが投げられるとこがないわけでもないらしい。エギで釣ってるらしい。投げられるならイカ用のメタルジグかナマリスッテを投げればいいかも。もちろん上にドロッパー付けて。