2011年4月22日金曜日

陸っぱり編その162

 4/22(金)5:00O浜到着。昨日は「次はサーフにでも行こうか」などと書いていたが結局O浜へ。今朝はベタナギ。天気も良い。晴れ。風も穏やかで、でも天候の崩れを予感させる暖かな朝。こんな状態でサーフに行っても期待できないだろうというのがO浜を選択した理由。もちろんO浜でもなにも期待できそうもないのは最近の実績が物語っているのだが。
 さていつもより早く着いたことだしと思い先端まで歩く。車を停めてからここまでくるのにおよそ15分ほど。遠い。などと考えながらキャストを開始したものの、2投目で投げ切れ。ベイルが戻っていたのが原因。リーダーから結びなおして3投目。リトリーブ途中にテンションが抜ける。サゴシに切られたか?などと淡い期待を抱きつつ切れた部分を手にとってみれば、単なるノットのすっぽ抜け。スナップのクリンチノットが抜けていた。なんか締まりきってない気もするけどまあいいかなどと適当にしたのが原因。その後30分弱ほど試すが反応なし。撤収。

2011年4月21日木曜日

陸っぱり編その161

 4/21(木)O浜へ。5:45頃到着。晴れ。弱い横風。波は比較的穏やかだが濁りが入っている。今日も釣れない予感。およそ一週間ぶり。なんだか久しぶりな感じである。テトラ帯にジギンガーがぽつりぽつりとふたりほど。釣れている風ではないのを横目で見ながらテトラ帯先端へ。そして自分も同じようにメタルジグを投げる。予感どおり無反応。テトラ帯が切れたあたりにアジングの人がひとり。これも釣果がなさそう。堤防先端部に向けて蛸捕りじいさんが6~7人。やはりゴールデンウィークあたりにならないとサゴシは回ってこないのだろうか。少なくとも今はO浜の海から生命感を感じることができない。
 次はサーフで投げてみようかなぁ。

2011年4月19日火曜日

陸っぱり編その160(実はオフショア)

 陸っぱり編と書いているが、今回は船で出た記録を書く。といってもカヤックではない。能登島でルアー船?に友人M氏とU氏とメバル狙い。雨の予報だったが5:00頃に到着したときは曇っているだけで風もなく気温も16度ぐらいとまったく寒くなくていいコンディション。船に乗り込みしばらく走ってポイントへ。ここで1時間弱くらいだろうかドテラで流してはまた船を戻しまた流しては戻しを繰り返してメバルを私6、M氏5、U氏4匹をゲット。22~23cmのものもいくつか混ざりいい感じ。と思っていたらだんだん風と波が強くなってきた。そこから風裏になる場所へと移動したりなんだりとしていたが、それ以降はまったく反応なし。雨も降ってきて気温が下がり寒い。それでも粘っていたがアタリがないのに耐え切れず9時終了。能登島で風呂に入ってから二人と別れて穴水の友人宅へ行き飲み会。途中の浜で釣った6匹のメバルを捌く。絞め用のナイフでも十分捌けることがわかった。ちなみに次の日は吐き気が酷くて夜になっても胃の調子が悪かった。まあそれはそれとしてひさしぶりにメバルの煮付けを作ったらとてもおいしく仕上がった。塩焼きも実に良い。ちょっと数が少なかったのは残念だったが、やはりメバルはうまい。

2011年4月15日金曜日

陸っぱり編その159

 4/10(日)11:00過ぎ、L字へ。晴れ。風が結構ある。クランクベイトになす型おもりをつけたいわゆるなべリグを試す。別段反応なし。そのほかHideShallowなんかも投げてみるがやっぱり反応なし。O浜へ移動してメタルジグなんぞを投げてみるが反応なし。15:00頃飽きて終了。
 4/11(月)朝5:30過ぎにO浜へ。メタルジグを投げてみる。無反応。6時過ぎに終了しさっさと帰る。
 4/12(火)またもや朝5:30過ぎにO浜へ。寒い朝で自宅を出たとき車の外気温計は2℃を指していた。そこからサーフへ向かって歩き、以前から気になっていた離岸流の発生している位置へ行きやっぱりHideShallowなんぞを投げてみる。無反応。30分ほどで撤収。
 4/13(水)5:45頃O浜到着。20分ほどメタルジグをキャストするが反応なし。着底させながらリフト&フォールさせていると根掛かり。全然取れないのでまっすぐ引っ張りラインを切る。もちろんメタルジグをロスト。その後リーダーを結びなおしてムーチョルチアの25gをつけようとしたらすべって落っことしてしまいロスト。こういうロストは久しぶり。結局さらに10分ほど投げたが無反応。6:30前には帰宅。
 4/14(火)0:00頃、ひとりで四方漁港に到着。前回と違い天気が良い。風もない。前回言った常夜灯周りには5、6人ほどうろうろしている。みんなホタルイカを待っているのだが、全然寄ってこない。だんだん寒さが身に染みてくるがそれでも来ない。途中から風が吹き始める。どこで見切るか諦めるかどこかへ移動するかこのまま粘ったほうが良いのか、その場にいた全員が疑心暗鬼な思いで数時間を過ごす。2:40頃一番先端にいた人が1杯だけ捕獲するがその後が全然続かない。3:30頃、これから1時間あまりかけて帰らなければならなかったので撤収。収穫なし。この日は最低7:00までに帰宅しなければならないという都合から考えるともう少し粘れたわけだが、帰り道の途中で仮眠すると寝過ごしそうだという思いがあり3:30頃撤収としたわけだが、案の定帰路の高速であまりにも眠くて一瞬意識が飛び、気がついたら隣の斜線に移動していた。あまりにも危険な状態となりサービスエリアに入って仮眠。すぐに寝入ってしまった。目が覚めたら45分経過していた。たった45分とはいえ眠気が引いて、意識が飛ぶようなことはもうなかった。6:00前、帰宅。ふー。事故らなくてよかった。

2011年4月9日土曜日

陸っぱり編その158


 4/9(土)1:00頃友人M氏(以前は「同僚M氏」と書いていたような気もするが)とU氏とともに新湊到着。ホタルイカを獲るのが今日の目的。
 当初の予定ではひとりでも行ってみるつもりだった。友人Sから掛かってきた電話でその話をしたら彼もやってみたいとのことだったのだが、予定が合わずまた次回ということに。その後M氏と月曜日のでっかいタコの話をメールした折にホタルイカに行ってみるつもりと書いたらぜひ行きたいとのこと。ついでにM氏が経験者のU氏をガイド役に引き込む。土曜の晩は私の都合が悪く天気が崩れそうとわかっていたが金曜日の夜決行ということに。そして当日。23:00過ぎM氏と合流、0:00前U氏とも合流し一路新湊へ。着いた頃はすでに日が変わっていたという状況から今回のお話がスタートするわけである。
 天候は雨。北風。予想通りの悪天候。雨足はそれほどではないが時折強くなる。カッパを着込んでタモ持ってという格好。私ひとりで行くつもりだったときはどこぞの浜でも手当たり次第に行ってみようかと思っていたのだが、U氏の話では、浜でも取れるがどうしても砂が混じってしまうので取れる数を比べれば少ないかもしれないが港で獲るほうを勧めるとのこと。だから拾うのではなくタモで掬うとのこと。テトラの上からライトで照らせばわかるからということだが、しかし深夜、雨に濡れた新湊のでかいテトラは結構怖い。ここではホタルイカの姿はまったく見られず。移動を決断し四方港へ。
 四方港で車を停めたときに隣の車の人が仕舞い仕度をしていたので少し話をする。昨日はクーラーいっぱい取れたとのことだが、今日は全然少ない、天気が回復する明日はずっと条件がよくまたたくさん取れるだろうとのこと。見せてもらうと10数杯をクーラーに水と一緒に入れて活かした状態。想像していたのよりかなり大きい。スーパーで茹で上がったものの2~3倍ぐらいの大きさがある。
 周囲には飛騨ナンバーや岐阜ナンバーの車がかなり多い。上越で釣りをしたときにH原が言っていた「長野ナンバーの奴らはたちが悪い」というのを思い出す。多分岐阜の人も同じだろう。たまにしか来れないとかせっかく来たのだからということで地元の人に比べ周囲に遠慮するとかお互い様という感覚が足りないことが悪印象を残すことになることが多い理由だと思われる。
 まあそれはそれとして先ほどの人に堤防先端の常夜灯の辺りがいいと教えてもらったのでてくてく歩いていく。最初は全然イカも見えず、三人でルアーやワームを投げていたのだが2時半頃だったろうか、U氏が足元でホタルイカを発見。少し離れていたので唯一届く長さのタモの柄を使っていた私が掬う。手の先が本当に青く強く光って美しい。そこから本腰を入れてホタルイカモードへ。ポツリポツリと見つかっては掬い、探しては掬いを繰り返す。数杯で感覚を掴む。意外だったのがタモを近づけてもあまり逃げないこと。進行方向にタモを入れてもそのまま突っ込んできたり。逃げてもそれほど早くないので追いかけ気味にタモを入れても掬うことができる。結局4:00過ぎまで続けて私は28杯。M氏も同程度ぐらい。ひとつ気になったのは距離の感覚がいまいち掴めなくて数回逃がしていること。自分のヘッドライトが暗いこともあったのだが、目が悪くなったのが主な原因だと思われる。こういうときはメガネをつけたほうがいいかもしれない。
 U氏は完全にガイドに徹していて見つけても自分では掬わず、M氏も私もかなりの数を見つけて教えてもらった。しかしU氏曰く「少な過ぎてなんだか悪いから」とのこと。こちらとしてはどんな感じでどんな場所でというのが感覚的にわかった非常に貴重な経験であったわけで、ありがたい気持ちがかなり強い。また日を改めれば大量に取れる日にあたる確率も高そうなので、今日の収穫量は気にしていない。それに一回に食べる分にはこれくらいで十分。U氏も一度に5匹も食べればもう十分と言っていた。
 確かにホタルイカをバケツに1杯持って帰っても、どうやって食うのか困りそうだ。料理法としてはパスタに入れる、青菜と煮る、トマトやアスパラと一緒にマヨネーズをかけてグリルで焼くなど考えられるが、すぐに限界がきそうである。富山はホタルイカや白えびなど珍しいものがいていいなとも思うこともあるが、考えてみれば使い勝手のいいアサリというかアオサ貝がバケツ数杯取れる近所のサーフのほうが日常性を考えるとよっぽどいいのかもしれない。飛騨ナンバーや岐阜ナンバーも来ないし。
 自宅に帰ったら6:30ぐらい。富山市の四方港からは下道で2時間ほど。奥能登に行くのとたいして変わらない。帰ってすぐ茹でて食べてみた。茹でると縮む。あんまり茹ですぎないようにして数匹食べてみるととてもおいしい。内臓の茹で加減から言えばもう少ししっかり茹であがっていたほうがよさそうだが、そうするとスーパーで売ってるぐらいのサイズまで縮んでしまいそうである。数が少なくていろいろ試すには足りない。また獲りに行ってみよう。今回と同数ぐらいではちょっとさみしいが、しかしバケツに半分もいらない。その辺りが微妙な獲物ではある。

2011年4月8日金曜日

陸っぱり編その157

 4/5(火)5:30に家を出て久しぶりに大浜へ。車の外気温によれば2℃。寒い。手がかじかむ中RavenにSephiaBBをセットしてメタルジグを結んでテトラ帯へ向かう。途中でタモを持ってこなかったことに気がついたが、まあどうせ釣れないだろうからいいや、戻るのも面倒だしと思いそのまま歩き続ける。人は少ない。タコ狙いの爺さんが合わせて6~7人ぐらいと投げ釣りの人がふたりほど。テトラの上から見ると濁りが入っている。浜から沖方向への横風。あんまり釣れそうにないなと思いながらもキャスト。底付近を意識してみたり中層を意識してみたり。だが無反応。つまらないので堤防先端部分へ。先端から沖方向はちょうど追い風になる。そこで数投しているともさっとなにか掛かる。えらく重い。藻のような感じだが、ちょっと違うような。もしかしてタコかもと期待。途中なんとなく動くような手応えがあり多分タコと推測。そしてあがってきたのはほんとにタコ。しかもでかい。浜で見かける1kg前後とはまったく頭の大きさも足の太さも違う。大きい。推定2kg。そしてあがらない。周囲には誰もいない。タモ忘れたのがここで響く。下手に堤防にでも張り付かれたらさらに状況が悪くなるため、堤防の壁から50cmほど離した辺りでラインを掴んで持ち上げようとするが無理。一旦ラインを緩めると結構泳ぐ。このサイズになるとタコも引くもんだなぁと妙に感心。最後は意を決して引き抜こうとしたが足一本持ち上がったところで外れてしまった。ちょっともったいないけどまあいいかなと。あんまりにもでかすぎて頭ひっくり返すのも躊躇われるほどだったし。やはりタモは必須。次からタコ用のエギでも持ってこようかな。
 ところでサワラもサクラマスもまだ少し早いようだが、これから積極的に狙っていこうと思った朝だった。などと言ってはいるものの、あれから三日たった割には再戦はまだである。