10/21(金) 0:30前、小浦到着。しかし車が多い。これでは投げるところが無さそうなので、小木へ。金曜日とはいえまだ平日の深夜。何故?
こちらは逆に車が少ない。というより平日深夜ならこんなもん。いや、釣れてないから少ない可能性もある。
キャスト開始は0:30過ぎか。晴れ。星が綺麗。凪。風は南2m弱。凪。まず手前角の手前にエントリー。エギが付け根側に少しではあるが流される。風というより潮のせいのように感じられる。無反応。
手前角を周り、少しずつ位置を変えながら探るが、やっぱり無反応。周囲のエギンガーも、人数少ないとはいえ、全員無反応。一時間ほどで移動を決断。
真脇到着。やっぱり無反応。小一時間ほどで移動。
小浦到着。車3、4台が固まってるところで若者たち数人が道具を車の中に収めている。車が多い理由はどうもそういうことらしい。グループで数台に分けて来てたのね。
というわけで堤防はガラガラになったが、常夜灯の下にはそのほかのひとが当然いるわけで、空いたところでキャスト。しかし無反応。手前も奥も行ってみたがどちらも無反応。周囲も同じく無反応のようだ。
小一時間ほど続けてはみたが、これは明るくなるタイミングに期待した方が良いなと判断して3:00過ぎに仮眠。
4:58、アラームが鳴り目が覚めるが、まだ暗いし少しボーっとしてまた目を閉じる。9分後、スヌーズで起こされて、この日の日の出は6:05だから、そろそろ東の空に色がつき始めるはずとそちらを眺めてると少し頭が起きたきたので、ついでにおしっこもしたくなって来たことだし、釣れないかもしれないけど、活動再開。
手前の常夜灯の下にはふたり組。そこから奥側で十分な距離があるけど、常夜灯の影響範囲内ぐらいのところにエントリー。ezQダートマスターサーチダブルグローのチャート3.5をキャスト。
この釣行の出掛けにロッドをMHのTipo-LからMLのAirAGSに変えていたのだが、感覚の違いが意外と大きくて開始からしばらくはキャストとかジャークとかしっくりしなかったのだが、この頃から感覚を取り戻して来ていて、いい感じ。
そんな一投目、クィッと掴んできたので合わせてヒット。なかなかいい引き。あー、もう今年は釣れないんじゃないかと思っていたよ、釣れて良かったよ、とまだキャッチしてないうちからそんなことを考えながら、そういう不埒な気分だとバラすかもよとも考えながら、丁寧に無理せず寄せてキャッチ。17cmほどか。5:18。
さてここから調子良く行きたいところだが、やはりそうは問屋が卸さないようで、沈黙。明るくなるタイミングで反応があるはず、という読みが当たったと思いたいが、ひとつだけだとたまたまイカが回遊して来ただけという可能性もあるのでわかったようなわからないような。周囲は沈黙してたので、やはり尚更不明。
さて続かないので少しずつ場所を変え、エギを変更しながら探る。仮眠前までは3.5のエギバッグ、仮眠後は3.0のエギバッグ。だが、さっきのヒットエギはezQのチャートカラーの3.5で仮眠前につけていたのをそのままキャストしただけ。つまりエギチェンジするということは同時に3.0に落とすということ。それが正解かどうかはわからない。もう10月下旬だし大きいエギの方が反応が良いことも十分に考えられる。全てのエギを常に釣り場の足元なり腰辺りなりに用意出来ればいいのにと思うのは全てのエギンガーが思うことであろう。しかしエギバッグの大きさには自ずと制限があるわけで、今日の場合はバッグ単位で使い分けしていたわけだ。
さて、3.0にしたからイカがいきなりやる気を出すかというとそんなことがあるわけもなく、いやあるときはあるんだけど、少なくとも今日に関しては活性に変化が起こるわけでもなく。もちろんエギ選択の変化によって何かが起これば、いや、起きることを期待してらのだが、そういうことはやはりなかなか起きないわけで。やはりここは海面に陽が射すタイミングに期待だよなと、それまでの辛抱の時間を投げ続ける。もしかしたら、こういう時はエギを見せない方がいいのかも。つまり投げ続けない方がいいのも。イカをひとつだけ狙って獲るならその方がいいな。しかしイカを、ひとつだけ、狙って、獲って、というにはまだ10月下旬に入ったばかり。果たしてそれって今の時期の楽しみ方と合ってるのか、楽しいのか、という疑問が大いにある。
とはいえ、釣れてないんだからひとつ釣れたら楽しいわけで。でもテトラの上で投げずに小一時間ほど待つなんてこともできないわけで。
空は快晴。海面に陽の射すタイミングに期待してという投げ続けて、やがて陽が射す。来るか、と期待したが来ない。来ないなー。シャローだから表層チャラチャラジャークで誘うが結果に繋がらない。沈めて素早いジャークと組み合わせたり。まだ光が弱いからこれがもっとはっきり明るくなるときに反応することも考えられるよなと思いながら探り続ける。そういう予想というか期待通り、朝の陽射しが強くなってた頃、フォールさせてからのジャークで乗ってた。引かないので藻かと思ったが海面まで浮かせるとイカ。足一本。13cmほど。6:55。エギ王Kケイムラマイワシ3.0。やはり日中最強か。
その頃になると堤防上に残っているのは自分だけ。どこでも投げ放題なわけだが、反応は続かない。先端辺りを探っても反応がない。さっきのヒットはウィードの辺りで沈めてたら乗ったのでいるとすればウィード周りか。そう考えて堤防の付け根側に戻る。そして付け根のシャローに投げてフォールさせてからのジャークで乗った。やはり引かないが多分イカ。ほんとにイカ。小さい。10cmほど。7:28。やっぱりケイムラマイワシ。
その後は反応もなく、チラチラ姿が見えていた黒鯛をトップで狙えないかと試すが無反応。どっちかというとドックウォークを練習しただけ。
真脇に移動して投げるが反応なし。この頃になると風が強くなる。さらに小木に移動してやはり反応なし。赤崎に移動して少し試すが反応なし。
10:00頃だったろうか、撤収。