2012年2月27日月曜日

オフショア編その13


2/25(土)またまた遊心丸でジギング。この日はM氏とU氏と。波は多少。1.5mぐらいだろうか。少々寒い程度。体調は前回と比べるとすこぶる好調。船酔いも疲れもなし。6:30過ぎ到着し7:00ぐらいに出港。さてさてところがなかなか船が止まらない。全然船が止まらない。いつもなら30分程度で到着開始なのだが、小一時間走っても止まらない。見れば蛇行している。全然反応がない、ということなのだろうか。
 嫌な予感がするねぇと話していたのだが、果たしてそのとおりの結果に。
 青物全然反応なし。これが私だけ釣れないのなら単に腕とかジグの違いとかなのだろうが、船中みんな反応なし。時折カサゴが掛かる程度で、船長がひとつあげたのがこの日の初めての青物。それも小さめのフクラギ。船長曰く「反応はものすごいある」とのことで、それを信じてジャークし続けるのだが、なんの反応なし。結局船中で上がった青物は小さめのフクラギが3つほどで、私とM氏、U氏は青物なし。途中からカサゴ狙いのスロージャーク。船が移動するたびに青物狙いでハードにジャークするのだが、反応がないので途中からスロージャークに移行する、という感じ。前回試せなかった100gある巨大なジグヘッドにワームとかジギングサビキつけてとか試したのだが全然反応なし。カサゴが掛かったのはジグばかり。スロージャークは最初カプリスの100gで開始。ひとつふたつカサゴをあげたところで根掛かりロスト。スローブラッドSの100gゼブラグローシルバーに変えるとよりテンポよく上がる。スローブラッドは小振りであることとSのひらひらフォールする感じが根魚にはよかったのではないだろうか。ただ少し残念なのは最近スロージギングの不発が続いたことと3人で乗り合わせて移動した関係でMetalWitchとCuradoを持っていかなかったこと。前回、前々回とスローといいながらどこか気が逸っていたのか焦っていたのかじっくり底を狙うことができていなかったなと感じていたわけで、こんな日のようにじっくりスローに打ち込める日こそ持っていくべきだったとちょっと後悔。
 14:00過ぎまで粘って終了。私はカサゴ7、M氏3、U氏2。私の最大は30cm強、U氏のカサゴは35cmぐらいのが最大。M氏はインチクでカサゴを狙うがいまいち。帰港後、船長にお土産を貰って帰宅。晩御飯はもちろんカサゴ料理。焼霜作り、塩焼き、なべ。翌日はアクアパッツァにやっぱり塩焼き。やはりカサゴはうまい。焼霜は嫁さんに「皮が硬い」と言われた。そう言われてしまうとどうしたものかと考えてしまうのだが、縦に先に包丁を2、3箇所入れてから薄く切ればいいのかもしれない。次はそんな風にしてみよう。私自身はカサゴがそこそこ獲れたので、実は結構満足。もっと早くから青物に見切りを付け、スローで根魚狙いに絞ればもっと数が伸びたのだろうと思われる。
 ところで2/26(日)、フィッシャーズにいくと○島玲子と秋○美帆がトークショーをやっていた。初めて見たが正直言って二人ともどこにでもいる感じ。釣り場にいたら3割り増し美人に見えるかもしれない。

2012年2月22日水曜日

オフショア編その12


まずはお約束の出船できなかった話から。
 2/18(土)友人M氏、U氏と遊心丸を予約してあったのだが、出船できず。まあそれを見越して前回、つまり2/14に乗ったので、織り込み済みの感あり。ただただ暇な土日であった。
 さて2/22(水)遊心丸で6:30ぐらいに集合、7:00出港。晴れ。風のせいかかなり寒い。この時期にしては十分おとなしいのだが波気が少々。2mぐらいだろうか。
 前日の朝方、呑みに行って有り金すべて使い切って所持金8円となり(実はポケットに7千円以上入っていたのだが気付かず)、4時間かけて歩き朝5:30に帰宅するという馬鹿なことをしでかしてしまい、丸一日経っても疲れが全然取れていない状態だった。
 そんな状態でミヨシに立って開始すると、軽い船酔い状態に。もとから疲れているわ、船酔い状態だわで朝っぱらからヘロヘロ。そして魚はやたらいるのに低活性という状態でしゃくってもしゃくっても反応せず。私のみならず船中全体がそんな感じで誰かにヒットしても続かず。そんな中でも特に私にはなかなかヒットが出ず。というかバイトもなしという状態が続く。9:00頃だろうか、ただ巻き回収中の私にようやくヒット。実によく引く。良い型のガンド。ヒットジグは最近の定番、メロン屋のDeep SpiritsのSlider140gブルピン。一匹出ると気分も違うし、船酔いもどこかへ吹っ飛ぶ。だがやはり続かず。そこからがまた長い。ヘロヘロで背中も痛い、さらに釣れないとなるとだんだんまた軽い船酔い状態に。船酔いは10:00頃にはほぼ収まったのだが、波に揺られて時折こけそうになり手や尻をついたり。もうふらふら。ストップアンドゴーですら満足に出来ない。巻いて止めて巻いて止めてを二度ほど繰り返すとそれ以上続けることが出来ない。いつものコンビネーションジャークも船の移動直後、つまり若干の休憩後なら一度はできるのだが、そのまま続けることが出来ない。私のジャークを後ろから見ていた船長曰く「いつもと全然ジャークが違う。フォームが崩れてグシャグシャになってる。まるで釣りの下手な人のジャークだね。」とばっさり。これでは乗るはずもない。続けられないからバイトもない。「バイトやヒットがあった深さを覚えておいて、次からその辺りで集中するといいよ。」との船長のアドバイスも、バイトすらないのだから、参考にしようがないという情けない状態。
 そんななか、船長が使って絶好調に見えるQuick Zero1の150gを使ってみたら、カサゴがヒット。25cmぐらいだろうか。当然、それは単発。「ロングジグは食わねぇよ。ショートジグだよ。」と船長は言うのだが、少なくとも私に関してはショートジグでもまったく反応なし。
 右手の痺れもいつもより悪化してきたような気もしてきた。この右手の痺れ、11/18に遊心丸に乗ったときから続いているもので、正確には最初はただの肩凝りかなと思っていたのだが、次第に右肩関節のだるさにかわり続いて右上腕のだるさに変わり、最終的に右手の親指、人差し指、中指の痺れになって今に至っている。それが残りの指も痺れてきてしまった。11/18も同じように惨敗の日。こういう日は妙な無理をしてしまうのだろうか。
 お昼ぐらいには、波も幾分収まり、気温も上がって過ごしやすい状態になったのだが、なにせヒットがない。時折休憩がてらスロージャークも試すのだが、全然反応なし。
 13:00過ぎ、フラフラとなっても意地でコンビネーションジャークをしていたら、待望のヒット。とおもったらすぐにバラシ。しかしバラシがあっただけでも集中力がかなり回復。さらにコンビネーションジャークをしていたら、こんどこそヒット。コンビネーションの最後のロングジャークからの打ち降ろし後にラインが止まるパターン。ガンド。ヒットルアーはやっぱりメロン屋のSlider140gブルピン。そしてその直後、まったく同じパターンでヒット。やはりガンド。きょうは苦し紛れにいろいろなジグを試したのだが、結局ガンドのヒットはすべてSlider140gブルピン。ところでいつもコンビネーションジャークの最初でやっているダブルクラッチだが、これって意味あるのだろうか。というのもジグが見える浅さでやってみたら、ジグはまっすぐ上を向いたまま上昇するだけ。コンビネーションの中だからこれはこれで意義があるのか、それとも私のダブルクラッチが下手なだけなのか、ジグがあっていないのか。だがダブルクラッチのスピードでは、ジグが横を向いたり特別な動きをするために必要な糸ふけや時間的な間があるとは考えにくいから、こんなものなのだろうか。
 結局14:30頃終了。
 今回試してみようと思っていたことでやらなかったことがふたつ。ひとつは100gのジグヘッドにワームをつけて誘ってみること。もうひとつはジグの上にサビキをつける、いわゆるジギングサビキ。最初のひとつはちょっと変な方向に逃げてる感じがするのと道具入れに入れておいたいまいちワームが小さいのとで試す気になれず。もうひとつのほうは単純に忘れてきたのと。こんな駄目な日こそ、いろいろ試すべきだっただろうか。
 結果、ガンド3、カサゴ1。
 体調管理は非常に大事だと身に染みた一日だった。こんどの土曜日もM氏とU氏と一緒に予約入れてあるんだけれど、明日も呑み会が入っている。へたに二日酔いなんかになると今日と同じパターンに陥りそうである。正直なところ、明日は呑み会に行きたくないのだがそういうわけにもいかない。呑みすぎないようになんとか自重したいが、そもそもそれが出来ればこんな苦労はしない。

2012年2月14日火曜日

オフショア編その11



2/14(火)6:30過ぎ、遊心丸で出向。曇り。べたなぎ。風も穏やか。気温も高くて暖かな感じ。冬なのにこんないい天気なのは珍しい。先週の金曜日に天気予報をみて月曜か火曜なら大丈夫そうだなと思い船長に連絡したところ火曜日になったといういきさつがあって天気がいいのはまあ予想通りなのだが、ここまでいいとは想像だにしなかったところではある。今日は船長の指定でミヨシへ。
 さて、今日はどうでもいいような2軍ジグで試すという自分の中のテーマがまずありShout!のLighten100gで開始。だがこのジグはいまいちで開始から2、3投目にフクラギが来た程度。名前もよく覚えていない緑金の160gのやつもいまいち。だが周りではすでにガンド・フクラギ祭りスタート。ひとり乗り遅れるのもなんだし、結局メロン屋のDeepSpirits Slider140gのブルピンを使う。やはりこれは釣果がかたい。確実にヒットする。釣れる半分はガンド、後はフクラギである。途中一回だけカサゴ。25cmオーバーといったところだろうか。スロージギングも何度か試すが本日は不発。フクラギが一度かかっただけ。スロージギング特有の、ヒットしてからは垂直に引っ張って巻くというのも試したが、これはとにかく疲れる。フクラギひとつでこんなに疲れなくてもという感じ。スロジギで青物は避けたほうが無難。フクラギは最初から同船者に引き取ってもらった。ガンドは最後のほうになると船長が無理して突っ込んでいたが私のクーラーはガンド13本でもう限界という状況で、ガンドも同船者に引き取ってもらうことに。だがそんな状況でも釣りが止められるかといえばそんなわけもない。こういう状況で52Lのクーラーは小さいのだろうが、かといって自宅に持ち帰って冷蔵庫に突っ込める量でいえばどうがんばってもガンド3本ぐらいがせいぜい。今以上に大きいクーラーはやはり無意味。ところで船長いわく「ゴーアンドストップ」。5~6mぐらい高速で巻いてストップだ、とのこと。確かにそのパターンは強い。ストップかけた後の糸ふけを見たりティップに直接出る感じであわせることが多い。そういえば船長は同船者のTeam「NENPAI」のじーさん達に指導というのか小言というのか口酸っぱく教えて「何べんいっても言うこと聞きやしない」と疲れ呆れてる。私の隣の人が「NENPAI」チームの人に引っ掛けまくられていて実に気の毒な感じ。後半、なんかいいジグはないかなと思い、Aile Flash CSの200gホロマルアジを選択。これも使う機会がなくてある意味2軍だが、こんな重いのをここで使うのもどうかな(船長はこの辺は100gぐらいで十分だとよく言っている)と思いながら試してみるとこれが本日一番のヒットジグに。早めのリトリーブのあと停止した直後とかロングジャーク直後のフォールでラインが止まるのでガツンとあわせるパターン。おんなじAile FlashでもTBのホロピンクバックは無反応。もうひとつのテーマであるコンビネーションジャークでヒットしたときは実に気持ちがいいのだが、もともと反応は多いわけで、がんばらなくてもただのゴーアンドストップでも結果は同じだったかもしれないという疑念がぬぐいきれない。なんだかんだで11:30ごろ終了。このぐらいに終わると帰ってからの魚の処理も早く始められるのでいい感じ。
 結局、ガンドは14本。フクラギはそれと同数かもうすこし多いくらいだったと思うが、倍くらいはあったかもしれない。その辺は自分の中ではどうでもいい感じだったし、血抜き後すぐに同船者のクーラーに船長が収めてくれたのでいったいどれぐらい釣れたのか不明。同船者2名にガンドを5本引き取ってもらって、帰宅後友人Sに5本引き取ってもらって、妻の実家に1本届けて、自宅の消費は結局3本+カサゴ1つ。冷凍庫がもっと大きければまだまだいけるのだが。そう考えるとちょっともったいない。
 途中ガンドのダブルなどもあり、実に良い一日だった。脂の乗った今日のガンドのうまいこと。刺身はもちろんだし、醤油漬けの照り焼きもふんわりと焼きあがってうまいことうまいこと。ただいつもはフクラギで作る唐揚げをガンドでつくったみたが、いつもと違って残ってしまった。くどい感じはまったくしなかったけど、唐揚げは脂の少ないフクラギのほうがいいんだろうな。
 でもこの時期のガンド最高だね。