2018年4月29日日曜日

アイテム編その12

 これをアイテムといってよいのだかどうかと多少の逡巡はあるものの…

 車をFreed+にしたので、釣り仕様にすべく、試行錯誤を重ねているのだが、ロッドホルダーが一番の問題で、先人の例を参考に自分もやってみた、というお話。

 まず、自分のFreed+の後部には、メーカーの標準アクセサリの中から「ルーフラック」なるものを選択して付けており、これを利用して、加工例がちらほらネットで見受けられる「カーメイト ロッドホルダー inno SWホルダー オプション 7本積み IF55」を購入し、取り付けようというもの。

 車が小さいという制限を前提にする必要がある。車のルーフ内側に張り付かせるように設置しないつもり。ルーフラックがあるが故にそれが出来ないし、例えルーフラックがなくとも常にロッドを曲がった状態でつけておこうという気もない。

 という構想と物理的条件に挑んでみた。

 ぶった切りして




 
 ルーフラックに両方ともインシュロックで取り付け。

 つまり両方とも同じもので、ロッドグリップの2点で吊るすというやり方。





 とまあ、起承転結を省き過ぎな感じもするので、細かい部分の話もここに残しておきたい。
 一番端のパーツはひとつしかない。ロッドは最初から3本吊るす形にしたい。なのでハンガー(能登半島型のパーツ)は7つあるけどひとつ余る。これをぶった切り。腰の部分だけ使う。






 
 アルミの切断面はやすり掛けしておいただけ。
 各ハンガーが脱落しないようにする工夫だが、付属のゴムというかフレームレールを突っ込んで必要な長さに切っただけで、十分に止まったので、ほぼ何もしてない。瞬間接着剤を塗るほどでもなかった。


 ロッドを取り付けたらこんな感じ。
 問題は、外しにくいこと。前がグリップに掛かるロッドだと外しづらい。
 そのうち、外すコツが見つかるかもしれないし。いまのところ、こんな感じでしばらく運用予定。
 利点もあって、これだとロッドがほぼまっすぐ。
 問題点がもうひとつ。後席の真ん中が座れない。でも我が家は4人家族だし、もう子供も大きいので全員一緒にお出かけすることも極端に少なくなったし。ルアーやジグの針が後席に近くて少々危ないのでランガンクリップで挟むことにしている。

 いろいろ参考にさせていただいた先人の皆様に感謝。誰かにこの恩をお返しすべく、私もざっくりだけどたぶんこれで十分な情報を残してみた。同一車種の方の参考にでもなればいいなと。


 ハイブリッド車にしたので、燃費を稼いで経済的な機動力向上を期待。ODYSSEYよりは小さくなったけど、道具は前より積めるし使い勝手がよさそう。無駄に遠征したくなるな。

2018年4月28日土曜日

陸っぱり編その606

 4/27(金) 18:30過ぎに帰宅すると息子がいたので「10分間勝負に行くけど一緒に行くか?」と尋ねたら行ってみるということで、O浜へ。今から行ってもほとんどチャンスはないのだが、10分間ぐらいは残されているかもと急行。ふたつ目のロッドを出す時間ももったいないので二人で1本作戦。しかし、既に暗くなり始めていて投げ始めた時点で敗色濃厚。10分間勝負といいながらも15分ほどは投げただろうか。当然無反応で終了。

 4/28(土) GW初日。多くの人出が予想される状況。早くいかなければと3:30に起きたもののトイレにいったり息子を起こしたりと結局O浜到着は4:00過ぎ。車は多いけど、昨日の4:30頃と同じような状況なので予想よりはまし。

 さて本日は息子と一緒。彼に前回のリベンジを果たさせたい。私自身は釣れても釣れなくてもどうでもいい感じ。今日も堤防上、テトラ帯を過ぎたあたりで最近立つことが多い位置よりは20mほども奥側にふたりがなんとか入れそうな場所があったので、ほなそこで投げさせてもらいまひょ、という感じ。

 でもまだ暗いからどうせ釣れない。
 私は自分用のタックルの準備。息子がいつも私が使っているタックルで投げ始める。しかし暗いのでコントロールが定まらない。二度ほど周囲に迷惑をかけたようだったので内側で投げの練習を指示。 


 さて段々明るくなってきた。キャスト開始。息子も外側に戻ってきてキャスト。



 そろそろいい時間だよと言ってたら、私にヒット。棒引き。なんかよく引く。サゴシじゃないような引きだなと思ったが、足元に寄せてみればサゴシ。抜き上げようとしたが重くて、臭くないから使いたくはないネットを使ってランディング。大きいし太い。60㎝弱。写真でいまみても明らかに太い。4:59。




 その次か次のキャストでヒット。またも棒引き。ほんとにただ巻いてるだけ。
 なんか小さい。さっきよりというよりはいつものアベレージサイズに届かない。5:02。


 

 そして5:09、息子に待望のヒット。
 最後のランディング以外は、安心してみていられる。もっと巻けるだけ巻いてから抜き上げろとだけアドバイス。
 最近のアベレージサイズ。


 


  5:20。これも息子。



 このほか、息子は足元で2バラシ。
 私には最初のふたつ以外反応なし。息子はいろいろアクションを試していたとのことで、棒引きだけよりはアクションも付けたほうがいいのはどうも明らか。というよりアクションのひとつとして棒引きを取り入れる、ぐらいの感じがいいんだろうなと、わかっちゃいるけど、ここのところ何故か棒引きで釣るのを楽しみたい気分。

 ま、ひとつ言い訳しておくと、初心者レベルを連れて行くとその世話で自分の釣りはおろそかになるもの。ま、息子だからね、自分が釣るよりずっと嬉しいのさ。

 






陸っぱり編その605

 4/27(金) 4:30過ぎに家を出てO浜へ。今日もまた車がいっぱい。ちょっとげんなり。
 テクテク歩いて堤防上のいつものところでキャスト開始。
 晴れ、べた凪。風は浜から沖に向かって吹いている、つまり南東の風。始めたころはちょっと強めで徐々に収まってきた感じ。
 周囲にもまだ反応はない。
 5:00を過ぎてそろそろ回ってくるかなと思って続けていたがなかなか反応しないのでアクションを変えてみる。それまでは派手にジャークしたりフォールを入れたり細かくトゥイッチを入れたりしていたのを、またもや棒引きに。
 するとどうでしょう、カツンをリールの巻きが止められたではありませんか。しかしまだ乗っていません。期待を込めてそのまま巻き続けます。またもやリールの巻きが止められてまだ噛みついている感覚が伝わったので大きく合わせを入れます。やりました、とうとうヒットです。人が多いですから横走りしたら方向を変えるように誘導して丁寧にやり取りします。そしてとうとう足元まで来ました。ここまできたら一安心ですがまだ油断はできません。足元でよく外れるのがこの釣りです。ぎりぎりまで巻き取って一気にごぼう抜きしてランディング完了。いつもサイズのサゴシです。50㎝ぐらいでしょうか。5:04。

 写真を撮って締めてキャスト再開。




 着水後のフォール中にガツガツ感が伝わり、合わせを入れてヒット。
 あとはまったく同じような展開で抜き上げ。やっぱり同じようなサイズ。5:08。





 
 こいつはあんまり覚えてないけど、棒引きでは反応がないので、アクション入れてたら釣れたはず。 6:02。












 なんかテトラに突っ込みたがる奴だなと思ったら、魚種が違ってた。シーバスって久しぶり。40㎝ほど。6:08。






 

 その後、アタリも遠のき、帰宅すべき時間になったので、キープする分だけ捌いてテクテク歩いていたら、テトラ帯の中ほどでボイルしているのが見えたので、おまけで数投してみたら釣れた。確か着水後のファーストフォールで喰ってきたはず。6:41。
 久しぶりにテトラ帯で釣ったな。



 帰宅すべき時間をとっくに過ぎてしまったのではあるものの、あんなボイルみたら試したくなるのは仕方ないよな、きっと誰しも釣り人ならば。

 結果、サゴシ4、シーバス1、バラシ3。いい朝だった。



2018年4月24日火曜日

陸っぱり編その604

 4/22(日) 4:00過ぎ、O浜到着。まだほとんど真っ暗。日の出一時間前なので、東の空に少し色が付き始めたとこ。こんな早い時間なのに、めちゃくちゃ車が多い。かなり手前のほうに駐車してテクテク歩く。この日は息子と一緒。歩いているときにスマホ忘れたことに気が付く。
 ふたりで投げられる場所があるか不安だったが、ついてみれば堤防のテトラ帯が切れたところが二人並んで軽く投げられるほど空いている。これはラッキー。

 息子にいつものタックルを渡してキャスト開始。
 私は別のタックルで、リーダーから結び始める。まあ、まだ釣れる時間帯ではないし慌てない。
 だんだんと明るくなってくる。
 
 べた凪、無風。

 しかし、周囲を含めなかなか反応がない。
 5:00過ぎだったろうか、私にヒット。ほとんど棒引き。50㎝ほど。最近釣れるのは大体このサイズ。
 この一匹の後、しばらくしてから周囲にも少しずつアタリが出始める。
 しかし息子にはヒットがない。俺は正直、釣れなくてもいいのだが、息子に来ないのはなんでだろう?飛距離?私との飛距離の差は相当あるものの、息子の隣の爺さんと距離は変わらんが爺さんにはヒットがあったので、距離ではなさそう。ジグやタックルはいつも私が使っているもので、なんの問題もない。アタリがないのが不思議。

 そうこうしているうちに着水後のフォールでまた私にヒット。フリーフォール中だったけどアタリが伝わった。これも50㎝。

 やがてとうとう息子にもアタリが。しかし、乗らず。ガツンときて合わせを入れたらすっぽ抜けだとのこと。
 6:00を回ったところで急速に「本日は終了しました」感が出て来て、それでも6:30まで粘ったが、さすがに終了。

 結果、サゴシ2匹。 

 ヒットタイムはほとんど覚えてない。写真がないとわからん。スマホ忘れは致命的。

 


 

2018年4月23日月曜日

陸っぱり編その603

 またまたまとめ書き。
 4/18(水)18:30頃、O浜にてキャスト開始。ガラガラなので堤防先端近くからスタート、少しずつ先端に移動していく。
 すでに遅過ぎたのか、全く反応は無い。先端にたどり着いた頃にはすでに暗くなっていた。先端では誰かがサゴシを処理した時の臭いがする。やはり時合いを過ぎていたようだ。
 20:00近くになって終了。ノーフィッシュ。

 4/19(木) 5:30過ぎキャスト開始。テトラ帯を過ぎた辺り。晴れ。無風。べた凪。堤防上にズラリと人が並んでるのだがほんとに誰一人としてあたりなし。しかしタコは絶好調だったそうで、水ダコやらマダコやらをじいさんズが持ち帰っていた。あれほどのタコ祭りをO浜で見たのは初めて。

 4/21(土) 4:30 O浜到着。いつもより一時間早くきたのに既にやたらと車が並んでる。一昨日の木曜の倍ぐらい並んでる。
 投げられるとこあるかな〜と思いながらたどり着いてみれば、テトラ帯の切れた辺りでひとりふたりの分がすっぽり空いていた。
 ほんじゃここで、とキャスト開始。テトラ上でもいいのだけれど、堤防上だと魚が落っこちないのでタモがいらない。そこがメリット。テトラ上だとタモがないと写真撮ってるうちにちょっと暴れられると海に帰ってしまう。
 キャスト開始からしばらく経った頃、隣にヒット。そろそろ回って来たかなと思いながらキャストを続けていると予想どおりのヒット。5:00。ジャスト。上がってきたサゴシは50cmほど。
 写真撮ってちょいと締めて、足下に転がしておく。きょうはもとよりキープの予定。


 そして再開。すぐさまヒット。さっきより少し大きい感じ。あげてみたれば体高や厚みが違う。これが5:04。

 釣れる時は周囲も合わせて釣れるので、周辺に群れが回遊してるのがわかる。群れが来ればパタパタ釣れて、群れが行ってしまえば静かになる。

 この日は基本的にタダ巻きの棒引きだが、着底直後や半分程のとこでジャーク三回入れたりとか。でも回遊のことを考えると、アクションはどうでもいい感じ。

 6:00ぐらいになると終わった感満載。
 多分6:30頃、撤収。結果、サゴシ2匹。晩御飯の際に唐揚げに。

陸っぱり編その602

 4/17(火) O浜へ。少し肌寒い。車の外気温計によると8℃。曇り。風は強め。3mぐらいだろうか。凪だが、海面は風にあおられている。
 5:30頃、キャスト開始。テトラ帯を少し過ぎたあたり。
 3投目でヒット。サゴシ。50㎝ぐらい。Dressの爆釣メジャーをいPhoneに入れたので試してみる。
 その結果、保存せずにそのまま釣りを続行してしまい、残った写真は測定してない状態で、かつ保存時刻が次にiPhone触った一時間後になってしまった。
 しかも締め用のナイフを忘れ、めんどくさいからリリース。
 ムーチョ42g緑金。
 その後、2度ヒットがあったがどちらも途中でバラシ。
 
 6:40 撤収。
 結果、1ゲット、2バラシ。

 写真はとったけど、スマホでサイズを測るアプリで撮影したらかなり面倒で、あとで何とかしようとそのまま放置したら、なんか測る前の状態のまま保存されてしまい、みっとんないことに。ので、アップする気にならない。

 
 

2018年4月16日月曜日

陸っぱり編その601

 この一週間ほどをまとめ書き。
 4/10(火) 仕事帰りに大野港へ立ち寄り、しつこくイイダコ調査を実施。イイダコはやっぱりいない。ラインの先から10数メータのところで結びコブが出来ていて、切って繋ぐ。ハーフヒッチを互いに6回くらい。これくらいでも問題ないはず。最近はpeラインをつなぐのは全部このやり方だし。
 が、しかし、このpeの結束が次の話につながっていくのである。

 4/14(土) O浜へ。昨年の秋以来。来てみるとサゴシが先端方向で少し上がっていたらしい。顔見知りのひとがそんなことを言っていた。
 さて、私はというとトイレなんかしていたらちょっと遅れてすでに5:30をまわっており、つまり日が昇ってしまっている時間帯。ひとは少ないけど歩いている時間ももったいないのでテトラ帯を過ぎた辺りでキャスト開始。
 この日のテーマはまっすぐ棒引き。ロッドもラインに対してまっすぐ平行にして、ロッドのしなりやらなんやらを利用しない、というもの。ストップアンドゴーもしない。
 さて、やってみるとあっさり喰ってきた。ロッドのしなりもなにも使わないのでダイレクトに感覚が伝わる。ががが、ゴゴゴという感じで、合わせを入れる。と切れた。
 嫌な予感。そう、繋いだ辺りで切れている。もっとちゃんと編み上げておくべきだったのか。
 気を取り直してリーダーから結束して再開。すぐに噛みついてきたがフッキングに至らず。もう時間も遅いし、テイルにシングルフックついてるジグだったから、このままで良かろうとアシストフックも付けずに投げたのが悪かったようだ。
 それからしばらく続けていると、またまた来た。今度こそ、せーの!っと合わせを入れるとスカっと抜けたような感覚。軽い。ジグをまたロスト。噛み切られたか?ラインを回収してみるとなんとノットのすっぽ抜け。素人か、俺は。
 指だけで締め込んだのが悪かったのか。
 そう反省して、締め込み用のパイプを利用してギューと引っ張るとプチっと切れた。マジか。このライン、駄目なんじゃない?
 やり直し。
 またまたギューと締め込んだら、プチっ。ムカッと来たぞ。
 さらにやり直し。ギューと締めたら、プチっ。ここでばかばかしくなって撤収。
 Duelのラインだからだよな、絶対。某釣具屋で去年、勧められたんだよな、これ。Duelのラインにいい印象なかったから避けてたけど、少しは進化したかと思ったんだよな、でも所詮Duelだったわけだよな。くそったれ。まだ180mぐらい残ってるぞ。
 でも、この日、見える範囲では、反応は俺ひとりに集中。棒引き最強か?Duelのラインに振り回されなければなー。まー半分は自分のミスなんだけど。
 
 4/16(月) 5:00過ぎO浜へ。もちろん、違うスプール。RapalaのRapinova。号数は同じ0.8。これならトラブルもないだろう、使い慣れたラインだし。
 で、同じような場所で同じような棒引きでやってみたならば、なぜかまったく反応しない。ところが周囲では結構掛かってる。なぜか俺には掛からない。ひとより明らかに飛ばしてるけどまったく噛んでこない。棒引き止めて、多少アクション入れても反応はなし。一、二度バイトらしきものがあっただけ。
 なんでやろ?棒引き最強、ではなかったようだ。
 6:45撤収。

2018年4月1日日曜日

オフショア編その78

 3/31(土) 遊心丸にて出船。
 ライトジギング。基本的にはタラ狙い、あわよくばタイ。少なくとも俺はそう思ってたんだな。

 空は快晴、風は多少だが問題なし。ベタ凪。見た目は完全に春の海。ただやたらと寒い。5:30集合6:00出船だが、とにかく寒い。気温は0度か-1度。船はあちこち凍り付いていて、船長は気付けろ、凍ってるぞ、と注意を促している。

 さて、さてさて、ポイントについて実釣開始。だが、だがだが、魚の反応はほとんどない。やはり3月、と言ったところか。
 サビキ入れてる人にも反応なし。
 潮は完全に止まっている。底が取りやすい。底だけ取れても仕方ないんだけどなー。

 船長曰く『日が昇って暖かくなってくる頃になれば釣れるよ、そのうち釣れるよ。』
 魚探の反応は凄い。底から10mぐらいの範囲でまとまっている。アミエビ食ってるらしい。3月はいつもアミエビで苦労する。いるけどジグに反応しない毎年恒例のパターン。中層にも反応が見られる時もあって、それは船長に言わせると『フグ』とのこと。

 そのうちトモの方でカサゴが上がる。サビキにも大きめのチャリコがかかり始めたようだ。
 少しずつ反応し始めたということだろか。
 胴の間でやってた初心者に大きなクロソイが掛かる。しばらくして、同じ人にまたクロソイが掛かる。
 しかし、私にはなんの反応もない。なんとカサゴすら反応しない。釣り始めてから2時間以上経ってもなんの釣果もない。

 そういやイカゲソ持ってきてたっけと思い出して、スローのフックにひとつ刺してみる。
 するとあっさりヒット。結構引くぞ、40cmオーバーぐらいの底物か?中層越えても抵抗するのでカサゴじゃないな、こっちもクロソイか?なんだろ?
 果たしてかくして而して、上がってきたのは、マフグ。デカい。50cmほど。
 イカゲソ効いたな。でも狙ってるのはこれじゃないんだけどなー。







 ゲソ付けるとカサゴも反応し始める。


 そしてまたフグ。今度は40cm。またかよー。これはフォール中に中層でヒット。サミングしてたらゴツゴツとかじってきた。サミングしてないとわからないわけで、それを考えるとやっぱりサミングは大事やなと。基本のキ、だけど。




 反応が悪いことから船長が移動とメインターゲットの変更を決断。150mの深場でノドグロ狙い。潮はここでも止まってる。80gのイエヤスでラクラク底が取れるぐらいなのだから。そういう状態なので誰にも反応が出ず、結局水深80m付近に戻る。

 昼過ぎになると少しだけ潮が動き始めたようで、同船者や船長のサビキにヤナギが掛かるようになる。俺もサビキは持ってきてるが、正直面倒なので、結局やらないまま。

 タイはいっぱいいるよ、という船長の言葉を受けて、俺はターゲットをタイに変更。
 タイラバも試してみるが、釣れるのはカサゴ。
 イエヤスをキャストしても、釣れるのはカサゴ。そしてフグ。またまた40cm。イカゲソなくてもやっぱりフグ。

 フォールですでに食ってることが多くて、リトリーブ始める前にロッドをあおるのってやっぱり大事やなと。これも基本のキ。






 結局14時ぐらいまでやって、誰にもタラは掛からず。沖上がり。
 俺の釣果はマフグ3、カサゴ7。





 フグは50cmひとつ、40cmふたつ。
 写真の状態で持ち帰る。
 まず刺身にしてみた。身に厚みと弾力があり、柳刃使っても薄く切るのは無理。身が逃げる。テッサがあったとしてもこれは無理なのでは?もっと寝かせてから薄く切るものなのだろう。
 てなわけで、厚めの刺身になったのだが、これが、めちゃくちゃ美味い。美味いんだ。