2021年8月30日月曜日

陸っぱり編その836




 8/29(日) 9:00ちょっと前、蛸島到着。川尻側の堤防にエントリーして川尻側に向かってキャスト開始。晴れ。凪。投げ始めた頃は風も弱くてベストコンディションだったが、そのうち東風が強くなって追い風。追い風なので特にやりにくいというほどのことはなく。

 さて、小イカは顔を出してくれるだろうか。

 堤防付け根で一投してみるとあっさりイカが絡んできてヒット。意外と大きい。胴長10cmを軽く超えてる。12cm弱ありそう。見えてたからサイトで掛けたけど、このサイズならサイトでなくても釣れる。8:59。

 すでにこのサイズが中心なのか、と思ったがそういうことはなくてその後は小さいのが中心。

 堤防の曲がり角までまず進んで次の個体を探すが、期待にそぐわず、角はイマイチ。特に沖側に投げても無反応。川尻側に投げてなんとかひとつふたつという感じ。9:14。そして9:21。

 角のテトラから堤防に戻り少しずつ立ち位置を変えて探る。遠目から寄せてくるつもりでキャスト。やたらと小さい9:43。胴長5cm弱か。

 そしてその次も小さい。9:50。

 そこから反応が途切れる。姿は見えても抱くまでには至らない。エギをいろいろ変えて探るもなかなか効果が出ない。

 やっと来たのが10:39。その時は引き波と思われる多少強い波が来て、活性があがって釣れそうと思ったら本当にヒット。しかもキャストで見えてない。引き波効果だろう、きっと。

 その次が10:42。連続ヒットで活性上がったかと思ったが、そんなことはなく。

 さらにしばらく粘ったが、どうにも反応しなくなったので移動を決断。決断が少々遅い。

 宮の下の堤防に移動。誰もいないので先端にエントリー。沖側に投げても無反応。全然いないのだろうか。横方向に投げてみるとイカがついてくるのを確認。そのまま掛ける。11:33。

 横方向しか反応がないので乗っているテトラを変えて海面に近づきコントロールし易い位置へ。海面に近いと足元で粘り易い。11:50。11:52。

 反応が消えたので、テトラから降りて堤防の隙間を探るとワラワラと寄ってきた。11:58。12:02。まだいるが移動。小泊へ。

 堤防付け根から屈折部までの中間付近でキャスト開始。すぐにスルスル寄ってきて抱きつく。12:18。次のキャストでも飛びついてくる。12:22。えらくイージーやなと思ったらその後が続かない。屈折部まで移動しながら探るが無反応。先端付近に移動してまず内側。追いかけてくるやつはいるが乗らない。そして少ない。いても単独。先端のテトラで外側に投げるが無反応。横方向の向かいの堤防との間を探るとたまに顔を見せるが追い切らない。しばらく粘ったが諦めて戻る。

 最後のおまけにまた屈折部手前のシャローに投げるとあっさりヒット。13:01。午後になって足元に堤防の影が出来ていて天気がいいので明暗がはっきりしている。こんなところに潜んでいるかもと明暗の境を探るとあっさりヒット。13:05。

 これにて終了。ほかの用件を済ませる。

 帰宅前に飯田に立ち寄る。波返しが高くなる手前、上戸側の浜に向かって投げてみる。深さがあるため小さいエギだとやりにくい。時間もないので沈める時間がもったいない。寄ってくるけど乗らない。草とか藻とかが結構浮いていてやりにくい。10分ほど試して掛かったのはフグだけ。帰宅。

 計16匹。

 



 


2021年8月28日土曜日

陸っぱり編その835


 8/27(金) 午後から休みにしてイカ探し。新堀川の堤防に向かう。到着し橋立側の堤防の先端にエントリー。キャスト開始はだいたい14時。

 晴れ。思ったよりもかなり風と波が強い。海面にとても近い新堀川の堤防はしばしば波をかぶっている。風も強くてとてもエギが沈むような状況ではない。波もあるし小イカが出てくるような状況でもない。こりゃ無理やな、とても厳しいな、休みを取るタイミングを間違えたなと思ったがせっかくきたからひとつでも釣れないかなとちょい投げしては軽くしゃくってみたり。時折大きめの波が来て堤防に被ってその度に足が濡れる。たまに上半身に被ることも。長靴にすればほぼ問題ないレベルではあったが、八月の日中なのでサンダル履き。

 エギは2号。風も波も強いのでこれより落とすのは現実的ではない。ほんとはまだ八月だから1.5や1.8でもいいのだけれど。

 内側の角で沈んでいるテトラを探っていると小イカがチラリと姿を見せる。今のはイカ。テンションが少し上がる。少し粘っているとエギを抱いて引っ張る。が、フッキングせず。惜しい。数投は姿を消していたが、テトラの間を抜けたあたりでテンションをかけて波に任せ漂わせていると寄ってきた。敢えて何もせず強い波に乗せているとさらに近づいて来て,ロックオンしてるな、そろそろくるよなというタイミングで後方少し斜め上のポジションに入ったのでこれは抱く、という期待どおりにしっかり抱いたので合わせを軽く入れてヒット。

 胴長8cmほどか。14:17。

 なんとかひとつ結果が出てとりあえず良かった。シーズン最初のひとつなので、自然への感謝と今後の発展みたいな気持ちでリリース。リリースは欺瞞だとは思うのだけれど。

 次は全く気配なし。一個体しかいなかったんだろうと思う。ひとつしか見えなかったし。

 それでも粘ってみたものの15:00頃移動を決断。どこへ行こうか。内灘まで戻って放水路か?とも思ったが、まてまて反対側の堤防行ったことないからあっちもチェックしてみよう。ということでプチ移動。

 向かい側の先端にエントリー。

 風の方向からすると風下になることもあり、先端を回り込むと風裏。さっきよりもやり易いぞ。

 しかし、イカは全くいない。やり易くてもそれでは意味がない。エギのカラーも変えていろいろ探ってみるが無反応。これ以上はやっても釣果は期待出来なさそう。

 ふと風上側に投げてみようかと思いつく。風の流れと波の方向は両方とも橋立側から安宅側。強い波を避けてイカが流れの下手に回り込んでいるかもという想像から風下に投げていたのだがそれが間違いかも知れない、風裏で波の下手はエギは操作し易いがベイトが溜まらない、やり難いけどベイトが溜まりやすそうなのは風上側かも。などと想像して風上側、こちらの堤防から見ると内側に投げてみた。すると…。

 イカが一匹、エギの周りに姿を現す。荒い中、波の切れ間に途切れ途切れに見え隠れする半透明な怪しいガッチャマンみたいなのが、いた!

 シャクリはしない。強い波が十分にエギに生命感を与えている。人が出来ることは、なるだけ姿勢を保つようにステイさせるつもりでバランスを崩さずに姿勢を保つこと、のみ。ロックオンポジションにオートマチックにイカが入り、そのままエギに抱きつく。極軽く合わせを入れてヒット。さっきのはリリースしたけどこれは刺身にでもしようかな。という邪心が良くなかったのか、ポロッとバラシ。ありりゃ。これが15:45。合わせが弱かったんだろうと思う。手首を返す程度だったから。肘を使うように心がけよう。反省。

 その後は全くイカは見えず。16:00過ぎ、撤収。

 

 

2021年8月7日土曜日

オフショア編その114


 8/6(金) 宝政丸にて出船。晴れ。暑い。昨日の天気予報では雨とか雷とかになっていたが、そんな様子はない。海は凪。

 左舷のミヨシ。アカイカは今年最後のつもり。

 開始からしばらくして同船者ふたりにひとつずつ掛かるがそれっきり。やがて点灯。しかし沈黙。餌巻きを投入するがそれにも反応なし。全然釣れない。餌も齧られない。私だけではなく船全体がほとんど反応がない。右舷のミヨシのひとが船長とお祭り。この人が沖上がりまでに何度か周囲と絡んだりパラシュートアンカーに二度掛けたりしていた。パラシュートに掛かると船長が回収して外すまでのあいだはミヨシ側に置いてある餌巻きは回収しなければならない。この日は餌巻きはあまり反応が悪かったので、そのような事態でもほとんど痛手はない。

 そんなことを横目でみてると自分の二本が絡む。結構ひどい絡みですぐに両方切断してリーダーから結び直す。どうせ釣れてないから時間がもったいないということはない。餌巻きの方が被害が少なくて先に回復して投入。そしてオバマリグのほうのメンテ。リーダー繋いで仕掛けも新たにして、とやっていると餌巻きに掛かる。小さいがやっとの一匹。

 そしてオバマリグのほうのカウンターも合わせ直してさあ再開、と思ったらリーダーからすっぽ抜け。マジか?

 ここでリールごと交換。シマノからアブへ。今度こそ再開。

 しかし相変わらず反応はなく、20:30に船長が移動を決断。

 移動してパラシュートが落ち着くまでしばらく待って、いいよの合図で再開。すると一投目、着底して二、三度煽ったらあっさり喰ってきた。そして二投目も連チャン。ここからペースが上がる。餌巻きにも少しずつかかり始める。

 この日のアタリエギはEZ-Slim90mmの赤緑。ほとんどこいつに掛かる。

 しかし右舷のひとと絡んでしまい、しばらく中断。私の仕掛けを切ってもらい、別の仕掛けに交換して再開。

 層は、最初は底のみだったが、25mから底まで色々な深さでヒットする。探っていく、という感じではなくて、次はもう少し深くしてみるか、とか、40mならどうだろう、33mで行ってみよう、みたいな実に雑な決め方なのだが、それでもそれなりに掛かる。

 ナマリスッテの方はあまり掛からないものの、たまに交換。これまであんまり掛からなかったやつ中心に使ってみて、センコウスッテの青黄色だったり、デュエルの紫色のやつだったり、ポツポツは掛かる。

 餌巻きはイマイチ。秋刀魚の干物やキビナゴを巻いているのだが、これまでのようには喰ってこない。それでもまあポツポツ。こちらも棚は色々試すが、底付近で喰ってくることが多かったような気がする。

 22:30近くになるとEZ-Slimの赤緑への反応が悪くなる。やはり飽きられたか。二、三匹で交換するという考え方もあるようだが、はっきりしたアタリカラーをすぐに変えると釣果が伸びないわけで、反応が途切れるまでは使い続けたい。だけど、この日は少し引っ張り過ぎたかも。色々試してみたところ、センコウスッテの赤緑が調子がいい。最後はそればっかりに掛かる。

 餌巻きも反応が悪くなったので、オモリグに変えてみたがこちらは沈黙。

 23:00前にはいつものように終了の声がかかり、回収しているとヒット。最後に上げておしまい。

 結果、アカイカ29、スルメ2。最初のあまりの釣れなさに、どうなることかと思ったが、まあなんとか形になった感じ。

 やはり全体的に小さめ。

 オバマリグと餌巻きに掛かる比率は3:1ぐらい。これまでと逆。

 

2021年8月3日火曜日

オフショア編その113

 7/31(土) 日正丸にてアカイカ。晴れ、凪。昼間は暑い日だった。

 ジャンケンで負けて最後から3番目に場所選択することになったが、何故か右舷のミヨシを確保。

 この日は餌巻きは使わないのが課題。最近餌巻きに頼り過ぎ。ちゃんとメタルスッテで釣ろうと思って乗船。ミヨシだし二本出しも出来なくはなさそうだったけど、それは封印。

 さて明るいうちは釣れず。

 最初は15号を投入するが少し流されて船の下に入り込むので20号に変更。安定して真下に落ちるようになる。以後ほとんど20号で通す。

 電気点灯してしばらくしてかかり始める。隣の人が好調。赤緑が反応がいいようなので参考にさせていただくと確かにほかの色よりいい感じ。

 センコウスッテの赤緑を使ってみたらなんとなくコンスタントに喰ってくる。ドロッパーも色々試すがひとつふたつは掛かっても続かない。積極的な交換もこの日のテーマ。次々変えて、結局ドロッパーも赤緑なら釣れ続く。最後は上も下も赤緑に落ち着く。

 サイズは総じて小さい。30cm越えはひとつもなし。ヒットレンジは底ばかり。

 22時頃になると釣れ止まる。全く釣れないわけではないがそれまでとは釣れるテンポが格段に遅くなる。

 なので22:30頃、オモリグ投入。ドロッパーはやっぱり赤緑の2.5号。上に巻き上げて少し上の層まで探るも反応がなく、結局底狙い。そして掛かるのがヤクルトサイズ。そんなチビ助を三つ続けてあげたところで終了。チビ助の三つ目は「終了です」の声が掛かった瞬間に煽ってヒット。これでおしまい。

 計24匹。

 追記。

 この日、隣のひとが好調で、色を参考にさせてもらったと書いたが、シーズンが終了した後になって思い出してみるとアクションが違っていた。その差が釣果に影響した部分が少なからずあるのではないだろうか。

 私のアクションは基本的にシャッキっと素早く上に跳ね上げることが中心。隣のひとは緩くソフトなシャクリ。私のイメージはアオリイカのエギングのようにリアクションバイト。それを期待してのアクションだったわけだが、それがかえってマイナスに働いていた可能性もある。鋭い動きにイカが驚いて逃げる、怖がって近づけない、といったような反応が起きていたのではないか。

 来シーズンは、その辺も念頭にもっと柔軟にいろいろなことにさまざまな変化をつけていきたい。