2019年7月30日火曜日

オフショア編その98

 7/25(木) 金石から出港。ひまわり号。17:30集合。後輩Cと乗る。受付を済ませて待っていると、O浜での顔見知り、Kさん現る。聞けばアカイカは初めてだそうで、日正丸かひまわり号のどちらかはわからないけど、一緒の船になるといいねと話していると船長が来て場所割りになったのでKさんを入れた自分達3人を1グループとしてもらい、左舷のトモにしてもらった。やりやすいトモをKさんにして、次に私、更にその隣を後輩Cという形にした。Kさんと後輩Cは直接の知り合いではなかったのでわたしが真ん中がいいかなと。
 さて出港。40分ほど走り、釣り場到着。
 晴れ。凪。風も穏やか。船長に拠ると潮は0.2〜0.4ノットほど。コンディション良好。
 さて、夕陽を眺めながら釣り開始。しかし反応なし。まあ暗くなってライトが点けば釣れ始めるでしょ、てな感じ。明るいうちにくるのは大きい、とよく言われるので、ひとつふたつ来ないかなと期待するが誰にも反応なし。
 さて、ライト点灯。
 ところが全然反応なし。しばらく沈黙。やがて船中ぽつりぽつりと掛かり始めるが、全然上向かない。我々3人はというとまず後輩Cがひとつ掛ける。そしてまた沈黙。私には来ない。なんだこれ?Kさんにも来ない。Kさんはアカイカって難しいんだねーと仰るが、いや、これは釣れなさ過ぎ。反応がないんだからどうのしようもない。少し釣れていたなら初めてというKさんに多少のアドバイスもしたのだが、なにも釣れてない人間がほざくアドバイスなんてなんの説得力もないので控えさせてもらう。
 とにかく私は次々に浮きスッテとメタルスッテを変え、反応するものを探す。20:15頃、25mで私にヒット。かなりの良型。しかし足一本で掛かっている。これは抜き上げても足が更に伸びて失敗するパターンと感じてラインを掴んであげようとするがバレる。うーん、残念。それを見て25mに合わせたKさんにヒット。良型のスルメ。
 私のロッドはそれっきり沈黙。後輩CとKさんはスルメを追加。釣れないと黙りがちになるけど、黙ると余計に釣れない。こんな時は声出して行こう。
 20:50船長が移動決断。10分ほども走っただろうか。この移動が吉と出る。
 移動直後からラッシュアワー到来。私を含め全員に掛かり始める。
 私の最初のヒットはヤクルトサイズで、数匹は同じようなサイズが続く。そこからサイズアップ。様々なサイズが掛かるようになる。
 移動直後は12号の錘スッテのオレンジと黄緑の奴。これがよく掛かったのだが、途中で勢いが止まったので変更。その際に浮きスッテをDUELの紫色に変更。これが当たり。よく掛かる。
 積極的な交換により、この日のアタリカラーの把握に成功。
 だんだん棚も上がってくる。
 遠目に投げて投入し、10〜20m辺りまでラインを出して止め、斜めにテンションフォールさせ足下まで寄せてくる。活性の高い時は斜めフォール中で既に抱いてくる。
 斜めフォールで乗らずに足下まで来たら船の陰の際を意識して船縁近くにティップをホールド。10〜20秒ほどステイ。これで抱いてくることも多い。波によるティップの揺れが小さくなるのは、つまり動きが小さくなるのはイカのアタリ。この日使ってたロッドはSephia SS。これがCI4なら少し違う感じにアタリが出るのだろうか。
 更に船縁ステイで乗らない場合にはそこからゆっくり巻き上げると乗る。この巻き上げ速度は色々変えるのだが、とにかく早巻きはダメで、すーっと中低速でもあんまり良くなくて、ゆっくり、じんわりという感じで遅い中でも遅め、スローにもしくはデッドスローに巻く。イカが見てればハンドル一回転か二回転で乗ってくる。乗らない場合は1メートルあげてステイ。これで乗ることもある。アタリがなければ棚を更に1〜2m変えて軽く誘いを入れてステイ。これでダメそうなら回収し再投入。この積極的な回収再投入は昨年後半から取り入れている。
 ヒットしたらゆっくり回収。追い乗りを期待。ダブルになる回数がかなり増えたと思う。
 棚を上に大きく変える際にもゆっくり目の移動途中で乗ってくる時があった。中低速か低速。これなら探るつもりがなかった深さで当たるところを見つけることが出来る。これも活性の高い時は積極的に取り入れていきたい。ただ活性の低い時は見当をつけた棚まで移動するのに時間がかかるため、途中々々で低速を入れる、ぐらいがいいのかもしれない。1メートル上げる毎に低速巻きを入れるとかステイさせるとか。次回以降試してみよう。
 
 周囲にはベイトが乱舞しており、それを狙ったイカがあちらこちらに泳いでいるのがよく見える。あんな風にベイトを追い回すんだな。アタリが続かなくなったら表層に行き交うイカを狙ってみるのだが乗ったのはひとつふたつだけ。結局、8mより下に下げた方がよく乗るのは何故だろう。
 そんな感じで次々にイカを追加。途中移動してロストした分ということでロスタイム突入。23:30でライト消灯。ここで船長曰く、ライト消したらイカが浮いてくるので、パラシュートアンカー回収してる間は5mぐらいで狙ってみて、とのこと。確かに釣れる。ダブルを含めて4〜5匹追加。
 そして終了。67匹。竿頭は73匹らしいので結構釣ったほうかなと思う。後輩Cは37匹、Kさん50匹。3人で棚を伝え合うことで釣果を伸ばせたと思う。後輩CとKさんにはスルメが混ざるが私にはなし。後輩Cの方がサイズの大きいものが多い印象。私の最大は30cmほどしかなかったが、テンポ良く数釣りが出来たのでとても楽しい夜だった。

2019年7月20日土曜日

アイテム編その16

 初代セフィアCI4の前回のメンテでベアリングを取り替えたが微妙なゴリ感が残ることから、マスターギアとピニオンギアを取り寄せ。ものの試しにクロスギア軸も取り寄せたがこれはまあ問題ないはず。
それでは作業開始。グリスを塗ってマスターギアとピニオンギアを交換してみる。ゴリゴリ。あれ?グリスが足りない?グリスたっぷり追加。あんまり変わらない。元に戻してみる。その際にこちらもグリス追加。元に戻る。つまり微妙なゴリ感あり。
 さて、では組み合わせを変えてみよう。新ピニオンギアに旧マスターギア。ちょっといい感じ。何故だろう。マスターギアを新しい方にする。やっぱゴリゴリ。
 いろいろ試す。バラしては組んでまたバラしては調整して。
 そのうち、旧マスターギアでもゴリゴリになる。あれ?なんで。そういやさっきから明らかにボディが閉まりにくくなったがなんか関係ある?
 ボディを開けた状態で横からピニオンギアとマスターギアの動きを見ると摺動子がマスターギアに当たるとゴリゴリいうのではなかろうか。しかしどうやったら当たらなくなるんだろう?
 ここでとりあえず昼飯。そして再開。
 やっぱりゴリゴリ。なんでだろう。
 ふと卓上に眼をやると薄いワッシャが転がってる。これはどこのだ?
パーツリストを眺めると、多分マスターギアとベアリングの間のワッシャだと思われた。その名も摺動子座金。これじゃね?でもこの極薄いワッシャ、摺動子側にないんだけどなんでこの名前?そして何故か2枚ある。パーツリストでは1枚だが目の前には2枚ある。ぴったりくっついていたから2枚1組で使っていたものと適当に推測。
 またバラして新マスターギアにワッシャを追加すると、まずボディが簡単に閉じるようになる。元に戻っただけではあるのだが。そしてハンドル付けて巻いてみる。ゴリゴリが消える。パーツリストの表記から推測するに0.1mmのこんなに薄いワッシャに、しかもマスターギアのハンドル側にあるのに、こんな効果があるとは!正直脱落に気がつかないほど薄いのに。
 でも微妙にノイズがあるので旧マスターギアとどちらがいいか比べるため、またまた旧マスターギアに戻す。雑に扱ったら二枚のうち一枚が曲がってしまったがそこは適当に伸ばす。
 旧マスターギアに戻すと、微妙なゴリ感がある。要は作業前の状態に戻っただけ。
 これでは面白くない。またまた新マスターギアに戻し、ちゃんとワッシャもかまして、ボディのネジも締め過ぎないよう微妙に慎重に締めて、ハンドル付けて回してみると、ノイズが消えた。お!いい感じ。
 少し巻き始めが重い気もするが、それはグリスが多いせいかもしれない。あとで側面からオイルでも足しておけばいいのではなかろうか。

 結局、新ピニオンギアに新マスターギア。クロスギア軸は最初の見込みどおり旧のまま。
 初代セフィアCI4、復活。ピニオンギアとマスターギアはもうワンセット確保しておいた方がいいかも。

陸っぱり編その710

 7/20(土) 5時過ぎキャスト開始。なんかやる気全然なし。メタルジグを投げる。当然もう既に明るい。いまからでは太刀魚も期待出来まい。サゴシ釣れても嬉しくはないしなぁ。
 曇り。風はほぼない。凪。テトラ帯の先端からふたり目の位置。
 周囲では盛んに何かがライズしている。セイゴというかハネサイズに見える。もちろんサゴシも混じっているだろう。
 周囲を含めてほとんどヒットがない。
 そんな中、ガツッとはっきりしたバイトがあったが乗らず。太刀魚っぽい。しかし後が続かない。
 サーフェス狙いならメタルジグよりバイブだよなとダニエルを取り出そうとして車に忘れてきてることに気がつく。まーいーや。
 メタフラがあったのでこれでも代わりに投げとけ。数投したところで音もなく投げ切れ。んー?ラインが傷んでいたようだ。
 その後、メタルジグに戻して投げているとヒット。サゴシっぽい。なかなか頑張る。それなりのサイズのようだ。余裕持ってファイトして足下まで来たのでネットを下ろそうと思ったらバラシ。真上から見てもいいサイズだったけど、まーいーや。これが5:50。
 それからしばらく粘ったけど、後は反応なし。6:20頃、撤収。
 

2019年7月16日火曜日

オフショア編その97

 7/14(日) 前日に続き遊心丸でアカイカ狙い。この日は先月から予約してあり、息子と一緒。近所で息子のクロックスを買い込んでついでに食糧も買い込んでいざ富来へ。
 前日より波は穏やか。曇り。潮もそんなに速くない。
 また左のトモ。息子と並んで竿を出す。
 明るいうちからヒットし出す。でも明るいうちは型が小さい。
 やがてライト点灯。
 息子の方がテンポ良く挙げていく。何故か私の方にはヒットが少ない。
 隣に船長がいて、ふと見ると船長と息子の使っているナマリスッテが同じ。ヤマシタの錘スッテのピンクムラサキ。これが絶好調。息子の浮きスッテにはほぼ来ず、ほとんどそのナマリスッテに掛かる。
 しかしそのカラーはひとつしかないので、錘スッテの12号のオレンジと黄緑を選択。ちょっと軽いので沈みが遅いがこの日は潮が速くないのでなんとかなる、はず。
 するとこの選択が当たり、釣果が上がってきた。
 この日の多くはベタ底。いつもの20mラインで棚が固定しない。上で当たらないこともないが、結局良く当たるのは底。
 ゆっくりすーっとシャクリあげて自然に落とすぐらいがちょうど良く、素早いシャクリは逆効果。
 フォール中の26mで止まって当たった奴は36cm。船長曰く「フォール中に抱く奴は大きい」とのこと。
 終盤、ヒットした良型を海面まで引っ張って来るとその後ろに影が。アカイカ。大きい。ヒットした奴をそのままステイさせて少し引っ張らせるとすーっと寄ってきて抱く。ヒット。後から抱いた奴は38cm。この日の最大サイズ。
 
 結局、ふたり合わせてアカイカ63、スルメ3、小さなタコ1。後半はかなりヒットが増えて息子との差は縮まったと思うが、トータルでは息子の方が多かったはず。

 そのほか、コゾクラが船に飛び込んできたのでこれもキープ。
 帰港中にふたりでカップラーメン食べて帰港後もふたりで片付けて帰宅。

 息子とふたり、とても楽しい釣行だった。

2019年7月14日日曜日

オフショア編その96

 7/13(土) 遊心丸にて今年初めてのアカイカ。前日に船長からの誘いがあり、急遽決まった釣行。
 17:30集合。17:10頃到着すると既に皆さん集合済みで乗船が始まっていた。いつもだけどみんなが早いのか私が遅いのか。
 曇り。風は予報のとおりおよそ2m。走り始めるとかなりうねりが残ってる。これは凪とはとても言わない。そして潮が速い。この日は左舷のトモ。まずイエヤス80gを左側に投げてみたが、着底時には真下に来る状態。ただ船長の見立てでは程なく潮は緩むから慌てなくて良いとのこと。実際にその通りになる。さすが遊心丸。
 集魚灯が灯る前からボトムで同船者がヒットさせる。今日のイカは既にやる気あるんやな。ということならと私もイカ狙いへ。まだ点灯前なので当然ボトムを狙う。私にもヒット。しかし私のだけヤクルトサイズ。あれ?白緑の浮きスッテにヒット。
 今年の遊心丸はスピニング押し。特に左舷は潮が速いとボトム取ろうとすると真下に食い込むのでまず遠投。そしてスピニングなら着底が速い。その辺の扱いは確かにスピニングが圧倒的。対してベイトの利点はカウンター。しかし船長曰く、だいたい判れば問題なし。そりゃそうなんだが、でもそうなのか?
 19:00頃、点灯開始。雲の切れ間から覗く日没を左舷に眺めながらボトムを探り続ける。
 自分的には白黄色のナマリスッテが好調。
 周りとそう変わらずヒットしていたが、途中、層が上がって20mになった頃、隣とその隣が一投一ヒットになるタイミングで自分にはなかなか乗らない、という時間も過ごす。何が違う?この、何が違うのかは、最後には明らかになって改善されるのだが、並んでいる中で自分だけ反応ないのはなかなかハード。
 それでもなんとか少しずつイカを挙げていく。
 ほぼボトムから回収しようとして一休み、20mで巻きを止めるとヒット。違う。明らかにイカではない。見えるとこまで来るとサゴシ。要らん。しかしナマリスッテを丸飲み。サゴシは要らんがスッテは大切。ナマリスッテをくれてやるわけにはいかず、まず取り込んで腹を開いて救出。
 後半、層が下がってベタ底になった時もあったが、最終盤は10mまで棚が上がる。
 終了間際、私は入れ掛かり状態に。まだまだ釣れたが時間切れ。

 結果、アカイカ26匹、スルメ1匹。
 今回、自分には大きいものは掛からず、最大でも26cm。15cmほどが多かった。




 

陸っぱり編その709

 記憶が曖昧なのだが、7/9(火)の夕方、紋甲烏賊を狙いに行ったような気がする。もちろん、釣果はない。

 7/11(木) 朝4:30過ぎエントリー。しつこくイカ狙い。
 一投目、イカと思われる微かな反応あり。ふた呼吸ほどおいてそーっと訊いてみる。乗ってない。しばらくそのまま待つ。ふわふわと揺れるような感触があり、ひと呼吸おいて思いっきり合わせを入れる。スカッ。あれ?
 次の二投目、スーと引き込む感覚があり、即合わせ。スカッ。あれ?
 何故だろう。

 それ以降は反応なし。6:30頃、撤収。

 なお、この日はアカイカ狙いで遊心丸の予定だったが出船中止。

2019年7月9日火曜日

陸っぱり編その708

 7/9(火) 4:00に車を停めた時には小雨が降り始めていて、カッパを着ていったらその後は降らず。蒸し暑いだけ。
 それはさておき。曇り。凪だが、潮は動いていそう。風は南西1m。
 今日は太刀魚狙い。キャスト開始は4:20頃。
 一投目、ダニエルをキャスト。巻き始めてすぐにアタリ。合わせを入れたらスパっといった。マジか。一投目からこれかよ。
 リーダーから結束し直して、次のキャストでヒット。メタルジグ。50cmくらいのサゴシ。4:34。しかしサゴシは要らない。リリース。









 周囲はあちこちでライズしている。ヒットが続くかと思われたが、そんなことはない。
 投げるものをワインドにしたりメタルジグにしたり種類を変えたり色を変えたり。


 そんなことをしていて、PinTailに変えたとき、ヒット。太刀魚。指四本。5:09。






 その後、ワインドでホワイトのマナティにガツンときた。太刀魚と思われたが残念ながらバラシ。

 やがて周囲もライズがなくなり、5:50終了。
 反応が消えてから粘り過ぎ。5:30撤収で十分だったと反省。







 
 

陸っぱり編その707

 7/8(月) 18:45過ぎエントリー。曇り。風は南西2mくらい。
 反応はない。
 もうイカも完全終了か。
 19:30頃になるとかなり暗く、ラインの色を正しく見分けられない。そのためエギの位置が思ってるよりも数メーター手前に来ていて根掛かり発生。どうにも脱出出来ず高切れ。ラインを10数メーター、ロスト。引き際がよろしくなかった。

2019年7月8日月曜日

陸っぱり編その706

 7/7(日) 4:30だったか5:00頃だったか、エントリーしてみたものの風が強い。前日の予報では2mだったが、実際には4mほどもあるようで、南西の風なので内側に投げてもほぼ飛ばない。曇りで波は多少。
 やる気にならないコンディションだったことに加え、3投ほどでトイレに行きたくなったため、撤収。

 同日12:00過ぎ、暇だったのでもう一度行ってみた。風は相変わらず南西で同じくらい強い。外側に遠投してふと小用を足そうと思いベイルを起こしてテンションを抜き一段下がってからふとみるとラインがテトラに掛かっている。これはまずいとロッドを起こすと、フジツボだか牡蠣殻だかにすでに引っかかっていた。風に乗せて遠投した直後なのでこんなとこで高切れは痛い。なんとか外せないかと粘ったがとうとう高切れ。50〜60mロスト。次にフルキャストしてみるとラインは全て放出されてしまう。その状態で数投してみたが気持ちが続くわけもなく、しょぼーんと撤収。
 帰宅して買い置きしてあった0.4号を巻く。次回に備えて心機一転、といいたいところだが、もう既にシーズンは終了っぽい。次もイカを狙うか太刀魚に切り替えるか悩むところ。

2019年7月6日土曜日

陸っぱり編その705

 7/4(木) 18:30頃エントリー。曇り。風は西2mほどか。内側でセイゴが挙がったり掛かったりしているのを横目で見ながら、コウイカ類を探す。
 しかし反応はない。
 19:45、撤収。

 7/5(金) 寝坊してネコに起こされた。今更いってもじっくり探す時間はないけど、費やした時間とは無関係に釣れるときには釣れるもんだし、と気をとりなおして起き出す。エントリーは5:20。
 薄曇り。風は北東2m足らずと言ったところ。凪ではあるが外側の潮は動いていそうな雰囲気。内側でしか投げてないので見ただけの感想。
 全然反応がなく、そろそろ撤収だなと思った6:30、根掛かり。手前まで来てそろそろ根に当たるはずなのでロッドを振り上げてエギを回収し始めたのだがその途中で引っかかってしまった。なんとか外れないかと頑張る。少し動いてまた掛かってみたいなのが何度か続いてとうとう動かなくなり、最後はラインブレイク。もう廃盤カラーの奴だったしなんとか救い出したかったのだが、残念。
 その後、リーダーの結束で締め込むとその力で切れるので何度か試した結果、5mほど諦めて切り、改めて結束。
 この時点でもう7:00くらい。最後に結びなおした具合を確かめるくらいの気持ちで一投。
 ステイからの動き出しがちょっとだけ重い。少し訊いてみる。これは小さなギャップや泥底を通過する感触。そう判断する根拠は、巻くとラインが寄ってくるから。イカなら止まったまま寄ってこずにティップが逆に入っていく。なので軽くロッドをあおってギャップを乗り越える。あれ?重い。イカ?引かないからタコ?あ、引き出した。イカ確定。合わせ全く入れてないので、一昨日のことが頭をよぎるが追い合わせを入れる。効果があったのかは正直不明。ドラグはほぼ鳴らず、ラインも出ない。でも小型の重みではない。中層まで浮かせるとそれなりに引く。ドラグも少しはなる。なかなか海面に浮かない。予想するに22cmほどで産卵絡みで疲弊した個体ではなかろうか。ほんの手前まで来てやっと表層に浮く。意外と大きい。掛かり方が悪いのかなんなのか、横方向ではなく下方向に逃れようとするので何かがいつもと違う感じで多少戸惑ったがネットイン。実測25cm。オス。7:06。エギ王Qのコノシロカラー。今期初めてのナチュラル系の釣果。



 胴の下の方の外套膜に切れ目が入っている。そんなところにカンナは掛かってないし、カンナ如きでこんなにもスッパリ切れるわけがない。オス同士の争いの結果ではなかろうか。それと足がやけにだらーんと伸びているのが目に付いた。なんかやっぱり疲れてる個体なんかな。

 と、呑気に構えている場合ではなく、とっとと撤収。


2019年7月4日木曜日

陸っぱり編その704

 7/3(水) 4:15頃、キャスト開始。シーズン的には延長戦気分。
 曇り。風は1m程度。この日は新月の大潮で、内側も外側も潮に流れが感じられる。
 自分としては珍しく階段下の外側を最初にチェック。潮がかなり流れている。エギが常に引っ張られている状態。でもドリフト的に送り出してもあまり運ばれていかない。足下近く、そろそろひっかかりそうなところで根にあたり、持ち上げて、かわそうととしたら重い。ゴミっぽくない。これは乗ってる、タコが。小さい。写真だけ撮ってリリース。





 すぐに内側に戻る。なかなか反応がない。
 顔見知りの爺さん達も「もうおらんのかな、まだおるんかな」といいながら早々に引き上げていく。いや、あのひと達はいつも早く来て早く帰るからいつもどおりなのかもしれない。
 さて、反応がないのでエギやら場所やらちょこちょこ変えて探る。
 テトラ帯が切れたところの内側で番長のチャートバナナを投げているとロングステイで乗った。動き出しが重いのでそっと訊いてみる。これは確実に乗ってる。思いっきり合わせる。ヒット。なかなか良さげ。ドラグを鳴らす。丁寧にやり取りして取り込み。24cm。メス。5:33。



 そして次の一投。足下に近づきそろそろ基底部。ラインでいうと20mの境。巻きで少し何かに当たって、小さな根のような感じなのでかわすいつもの動きで竿を上に持ち上げて少し巻くと、突然、ドラグを鳴らして走り出した。イカだったのか。アタリには思えなかったんだが。ドラグは鳴りっぱなし。しかし不意だったから合わせを入れてない。このままではそのうちハズれる。かといってこういう状況で追い合わせを入れると外れることが多い。思い切って追い合わせをいれるとバレた。どうしようもない。追い合わせを入れても入れなくても結果は同じだったろう。しかし残念。

 無念のあまり、去りがたく、同じ場所でキャストを続ける。
 エギをエギ王Qのケイムラクリアっぽいのに変えて、5mほど横にずれて投げていると、またまたロングステイからの動き出しが重い。やっぱりそーっと訊いてみて乗ってるのを確信して合わせを入れてヒット。さっきのバラした奴とは比べ物にはならないがその前の獲った奴ぐらいかそれより若干おとなしいくらいの引きで、良型には違いない。時折見せる激しい突っ込みはかなり力強い。ロッドとドラグでいなしてかわしてなだめてこらえて、しっかりキャッチ。26cm。シマシマ模様がくっきり綺麗なオス。5:57。


 これがバラした奴と同個体か否かはわからないが、最初のメス絡みでオスが近くに居たのだろうと推測している。

 その後は反応なし。6:40頃、撤収。


 同日、夕方18:35エントリー。30分しか時間がない。
 19:05まで粘ったが反応なし。撤収。


  

2019年7月2日火曜日

陸っぱり編その703

 7/2(火) 3:30頃目が覚めたのでゆっくり出掛ける。4:00頃エントリー。今日はシーバスロッド。ワインド中心で太刀魚狙い。
 曇り。風は4mほど。波気多少。
 ワインドに反応がないのでダニエルを投げてみる。その一投目、早巻きストップでヒット。太刀魚ではなさそう。サゴシっぽくもないような。大きいのか、そうでもないのか。へんな引き。あ、手前に走った。サゴシやな。なんとなく水中の姿が見えてきた。サゴシと思われるが、なんか大きい。足下近くまで来て暴れ始める。大きさに見合った粘り。ちょいとドラグを緩めると遠慮なくラインを引き出していく。なかなか浮いてこない。何度目かの突っ込みでバラシ。うーん、サゴシは惜しくないが、あげたかったな。サワラサイズあったかも。サワラなら欲しいし。もしかしたらガンドだったかも。背中が青っぽかったし、足下の横突っ込みはフクラギやガンド風だったし。これが4:50頃の話。
 その後、場所を移動したりジクを変えたりワインドしたりと試すがほぼ反応なし。一度だけ、ただ巻きしてたらエビになったが、あれは多分アタリ。でもそれっきり。
 6:00過ぎ、撤収。

2019年7月1日月曜日

アイテム編その15

 初代セフィアCI4をメンテナンスに出したら修理不能で戻ってきた。
 シマノのパーツリストで見てみると確かに修理不能と書いてある。
 とりあえずバラしてパーツクリーナーでグリスを落として新たにグリスを付け直す。
 しかしなんだかゴリ感が残る。
 とりあえず手持ちのベアリングはハンドルノブのものとサイズが一致。ベアリングチェッカーで回してみて重い奴ふたつを交換。ここはすっきり回るようになる。
 それ以外の内側の三つはネットで購入。
 これもチェッカーで回してみると重いので交換。が、しかしまだゴリ感が残る。ピニオンギアやマスターギアあたりを取り寄せられるなら交換してみようかな。

陸っぱり編その702

 6/29(土) 早朝エントリー。時間忘れた。多分5時頃?曇り。行ったらいきなり顔馴染みのひとに三分来るのが遅いよ、さっき釣れたよ、と言われる。いないわけではないようだ。
 しかし、こちらには反応なし。6時頃、また別の顔馴染みのじいさんと並んで釣ってたらじいさんにヒット。こっちには反応なし。まあ良くあること。
 7:30頃、一旦帰宅し朝ごはん休憩。
 9時頃、再びエントリー。昼頃には雨になるはず。風も出てくる予報。降る前に釣れるもんなら釣っておきたい。しかし、反応なし。11:30頃降ってきた。だんだん強くなってきたので11:50頃撤収。
 もうシーズンも終わり。7月はいわばアディッショナルタイム。やってもいいけど、敗色濃厚。