2009年8月28日金曜日

陸っぱり編その14


 陸っぱり編も「その14」まできた。数字と言うのも味気ない感じなのでそのうちタイトルのつけ方も変えようと思うのだが、毎回タイトル考えるのも面倒な気もする。しかしそろそろ変えないと「その100」とか超えるともう変え様がなくなるのではないかという気もしてくる。しかも100ぐらいはそんなに遠い先の話ではない。
 さて、27日は午前半日を休みにして(お盆休みを一日も取ってないので)、3月まで住んでいた懐かしの街へ。街というよりはただの田舎町だが。もちろん、懐かしいから行った、なんてことはなく、イカ釣りに行ったのである。
 昨年はこの時期もうけっこうイカが釣れていた。自分の記憶では昨年(2008年)8月中は23日頃から釣り始めて64杯釣ったはず。1回あたりの釣果はそんなに多くなくて、せいぜい10杯程度。夕方に12杯というのが8月中の最高数じゃなかったかなと思う。土日をのぞいて毎日朝か晩、もしくはその両方釣りに行っていた。ちなみに昨年9月は320杯。
 で、本日の状況。
 先日の柴垣での状況からみて相当渋いのではと思いながら午前3時に起きて4:40分頃から釣り始めた。まさに夜の明け始め。港に着くと誰も居ない。これは全然釣れてなさそう。昨年同期はこの時間帯から人が並んでた気がするのだが。
 さて、この時期なのでサイトが出来る時間までしばらく間があるため、とりあえず前日に買ったルアー、ピースリーの68mmなんぞ投げてみた。すると小さなバイトが伝わるが乗らない。さて何が居るのかと思いまた投げるとはっきりしたバイトがあった。しばらく投げて掛かってきたのはカマス。頭部横に針が掛かっている。カマスと判っていればメバル用のルアーを投げたのだが。
 とりあえずそのカマスを水汲みバケツにキープ。この水汲みバケツも前日に購入。本日の目的はイカを生かしてもって帰る、である。そのために水用の10L缶をひとつとブクを持ってきた。ブクも前日に購入。だいたいブクだとか水汲みバケツだとか基本的にルアーマンには不要のものである。
 さて、6時ぐらいになるとなんだか明るくなってきて辛うじて水中が見えるようになってきたので2号のエギを投げてみる。イカは5,6杯ほどついてくるが乗らない。まだ小さすぎるのだ。それでもなんとか7:30すぎまでに3杯あげた。それから堤防の内側、テトラ帯の始まる境目に20~30杯くらいの群れがいてエギに反応するのだがどうにも乗らない。エギスッテの1.8号があったので投げてみる。エギの1.8号よりは反応がややいい気がするのだが、やっぱり乗らない。向かい風が強くてラインが風を受けるため、軽いエギスッテでは沈みが遅すぎる。
 9:30過ぎまで粘ったが全く乗らないので、町中まで行き朝飯購入。一休み。もう帰ろうかと思ったが、もう少しだけと思い港に戻る。
 風が強いので追い風になる場所を選んで10:00過ぎに再開。1投目は全然反応なし。2投目、気がつくと回りはイカだらけ。20杯ほどがエギスッテを遠巻きにしている。ここから勢いがついた。とても反応よくエギスッテを抱いてくる。2時間で17杯。胴長4cm~7cm。5cm前後中心。うーむ、小さい。エギスッテにオモリをまいて沈みを良くしたのが効いた。オモリの量がまさに微妙で、少なすぎると反応が悪い。多すぎても駄目。ちょうどいい量を見つけたのが釣果につながったと言える。
 まさに時を忘れてイカと戯れた時間だった。
 さて、朝マズメに釣った3杯はほどなくして死んでしまったのだが、この17杯は10L缶にいれて持って帰った。10:00以降の2時間のなかで30分ほどは水の入れ替えに費やした。墨で真っ黒なので生きているのか死んでいるのか全く判らなかったからである。
 自宅に帰り玄関にイカの入った10L缶を置いて仕事へ。19:30頃帰宅し中を覗くと少なくとも1杯はまだ生きているのが確認できたので近所の浜で海水を汲んできてからイカを取り出した。持ち帰ってきたのは12杯。うち4杯が元気だったのでそれをボウルに移しかえた。小さい奴はほぼ全滅。固くなっていた。それは炒めて食べたのだがやはり鮮度が非常に悪い。割と大きいものはほとんど生き残っていた。
 さて、ボウルに入れた4杯をリビングに持っていってブクを入れればミニ水族館の完成。これがしたかったんだよね。
 

2009年8月26日水曜日

陸っぱり編その13

 前日久しぶりのヒット多数だったことに気をよくして再びいつもの場所でエントリー。前日と異なり波はときおりうねりが混じる程度でそれほど荒れてない。かといってベタナギかと言うとヘッドランド内側は結構強い流れがある。そんな感じなので昨日ほどは期待できないかなと思いながらも、ヘッドランド外側手前から探っていくことにした。開始早々SUSANで微妙なバイト。魚自体も小さそうな感じ。そのまま続けているとカッと明確なバイト。だがフッキングせず。
 開始早々これなので今夜もいけるかと思ったが、そのあとはまったくのノーバイト。うちもそともあったもんじゃない。船の引き波もまったく効果なし(ちなみにこの話は25日夜、つまり昨日の釣行について書いている)。

2009年8月25日火曜日

陸っぱり編その12

 ここ2週間ほど釣りに行く回数が減っている。飲み会だったり、町内会の行事だったり。だが一番の原因は釣れないこと。小型の鯵かハネクラス(30cm以下をとりあえずハネとしておこう)、それも一、二匹ぐらいしか釣果が上がらないのだからモチベーションは下がりっぱなし。
 最近の釣行のなかで是非記録しておきたい事項から書こうと思う。20日(木)の早朝に柴垣、赤住と小イカの姿を確認しに行ったが全くいない。仕方が無いので23日(日)には友人と福井の崎漁港へ。ここではテトラのそばまで小イカが寄ってくる。2号のエギを使ってサイト。しかしまだもう少し時期が早いのかおっかなびっくりでほとんど乗らない。やはりサイトは楽しい。それでもなんとか5杯は乗せた。友人は1杯。今年はイカシーズンが遅いのかそれともイカが少ないのか。

 本日の夜はいつものヘッドランドへ。
 波が荒れてた。テトラの水際近くには近寄れず。だが風はほとんど無いし、天気も悪くない。星空も見える。こんな状況でヘッドランドの内側で粘っても反応が無く、外側でヒット。が、すぐバラした。そしてまたヒット。そしてそれもバラした。ヒットルアーはEdonis。いずれも30cm~40cm。二つ目の奴はごぼう抜きしようとみたらうまくいかず、もたってテトラ上に乗せたが跳ね落ちてフックアウト。ほんとは折り畳み式玉網を持っていたのだが。ここでルアーチェンジ。feel100コットンキャンディ(?)にするとすかさずハネがヒット。これはちゃんとゲット。しかし小さい。25cmぐらいか。ルアーを小さくしたから小さい魚が反応したのだろうと思い、こんどはNorthCraftのVictoria改「細魚」に交換。なんだかあそこに居そう、そんな気配がする、そう思って投げるとすかさずヒット。そしてこれもバラす。そしてその次の一投でまたもやヒット。セイゴ38cm。これは持ち帰ることにした。その後は反応が遠のいた。が、しばし粘るとまたもやEdonisにヒット。またもやバラし。このへんで終了とした。
 Edonisはこれまでほとんど釣果がなかったのだが、Edonisが使えるということがわかったのは収穫。だが、こうまでバラシが多いと次どうしたものか。

2009年8月18日火曜日

陸っぱり編その11

 本日は晴れ。21時30分頃から開始。風が結構強くて投げにくい。ヘッドランドの内側(くどいようだが、ここはヘッドランドと言いながらも実はT字型ではなくL字型なのでL字の内側と外側という意味で書き分けているつもり)だと向かい風でほとんど飛距離が出ない。
 仕方なく?外側中心で探っていく。が、やはり反応がほとんど無い。一時間ほどすると船が近くのマリーナに帰港し始めて10分か15分間隔ぐらいで通過するようになり、その引き波にあわせてリトリーブしてすると鯵がヒット。目分量で推定13cm。引き波はやはり効果があるようだ、鯵に。
 鯵だけに効果があるのか、たまたまシーバスがいないのかと思いながらまた引き波にあわせていると今度はハネがヒット。これも目分量で23cmぐらい。やはり効果はあるようだ。
 両方ともヒットルアーはfeel100のイワシホロ(正確なカラー名は忘れた)。
 で、そのまま投げていると、ブチッと高切れ。feelが飛んでった。リーダー近くのライン(竿一本分ぐらいの長さ)が相当痛んで毛羽立ってるなとは思っていたのだが、実際に飛んでいかれてしまうとさすがに反省。痛んでいた事以外に特に原因は思い当たらないのだが。
 前回書いた折れた竿の修理は近くの上州屋さんに持っていたら快く引き受けてくれた。時間は多少かかるであろうこと、高価な竿なので折れたティップ部だけでなく、バットのほうもメーカーに送って新しいティップとのはまりを確認することになること、など丁寧に説明してくれた。送料がかかることなども説明されたが対応がすこぶる良かったので気にならない。
 友人が折れた竿を持ち込んだフィッシャーズとは随分違うような感じ。彼の場合、最初に2週間と言われてそのとおり連絡するとさらに1週間と言われてそのとおり待っていても連絡が無く、とうとう痺れを切らして電話すると「三日前に来てました」。彼は未だに怒っている。

2009年8月13日木曜日

陸っぱり編その10

 久しぶりにブログを更新。先月末からおよそ二週間程度、バイトもなにもまったくない日が続いていて、ここ一週間はお盆の帰省だとか飲み会だとかでほぼ釣りに行ってなかった。つまり全くブログに書くことがなかったというわけ。
 そういや、帰省した時に朝方漁港でメバル用の小型ジグをヒラヒラ縦に落としていたらメバルが釣れたというのがあったな。
 さて、そんなわけで、いつものポイントへ。なんか一週間ほどのことだが久しぶりな感じ。
 これがまたバイトがない。一時間ほど粘ってたらショートバイトらしきかすかな反応が。そこであれこれ試すとヤルキスティックでピックアップ時に25cmほどのハネがヒット。これはバラさずにちゃんとゲット。なんか久しぶり。だが、あとが続かない。
 いつもは投げないようなヘッドランド中ほどの外側で試しになげてみるとやたら小さいのがヒット。しかしこれは取り込み前にバラし。まあいいかと思い続けていると今度はさっきよりは大きいのがヒット。とはいっても12~13cmぐらいか?あげてみると鯵。とすればさっきのバラしたのも多分鯵だろう。この際だから鯵でもいいやと思って船の引き波に合わせリトリーブしてみるとテトラの脇でまたもやヒット。小さいかなとおもったがテトラの下に潜ろうとする力は結構強い。おお、と思ったらバラシ。あーぁ。推定30cm~35cmぐらい?鯵なのかセイゴなのかは判らずじまい。最初小型の鯵かなと思ったので口が切れるかと思い追い合わせを入れなかった。いやたしか軽く入れたはずなのだが、結局バラシたわけで、今後どうするかがまたもや今後の課題となってしまった。
 その後小一時間ほども続けたろうか、まったく反応がなくなった。
 そして気がついた。ロッドが折れていることを。さっき肩ぐらいの高さのテトラの裏からキャストしたとき竿先がテトラに当たってしまったのでその時折ったのだろう。キャスティングの際に目の前のテトラに当たるのはこれまでも何度かあったし、今までは大丈夫だったのだが。
 残念。
 このロッド。今は無き○越商会の閉店セールで6月始めに買ったのだが、どこに修理に出せばいいのだろうか。保証書には思いっきり○越商会のゴム印が押してあるのだが。