1/21(木) 遊心丸にてアマダイ狙い。遊心丸に乗るのは昨年2月以来だろうか。秋に大きくなった遊心丸に乗るのは初めて。右舷のミヨシから降りたところが今日の場所。
晴れ。凪。風も緩やか。寒い。予報では朝方の気温は-3度。富来まで道中、車の外気温計は時折-4度を示している。
最初は青物、後半アマダイ狙いとのこと。真鯛ジギング用のライトなロッドと、タイラバロッド、スロージギングロッドを持ち込む。最初はスローピッチを数投試すが反応なし。同船の人たちはみなまともにジギングしているが、それを横目にしながら、ライトロッドでイエヤスを投入。
イエヤスには小さなブレードをつけてある。
ブレードが効いたのかどうかはわからないけれど、切り替えて早々にヒット。フクラギ程度かと思ったらマダイ。30cmくらいだろうか。イエヤスは赤金80g。船長曰く、いまマダイがいっぱいいる、ジャマなくらいあちこちにいる、とのこと。時期もおかしい、春じゃないのに真鯛だらけ、とも。
イエヤスの基本に忠実に着底、ただ巻き。
その次はヒットは結構いい引きで、真鯛のサイズアップかと期待したのだが引き方が青物っぽい。上がってきたのはガンド。これもイエヤス。
スローの竿も持ってきたことだし、青物でも釣れんかなとケイタン125gフルグロー投入。早いシャクリであげてきてぴっととめて沈み始めたところでラインが止まる。喰った。合わせを入れてヒット。ブリの手応え。しかしすぐにプチっと切れた。思えばこのスローのタックルのリーダー変えたのいつだろう?あー残念。青物は要らないが掛けた魚は獲りたいもの。大きいなら尚更。
タイジグタックルに戻してまたイエヤス投入。
着底して巻き始めるとすぐに喰ってきた。ヒット。重い。ブリ確定。ラインは1.2号、リーダーは22lb。無理は出来ないのでなかなか上げられない。ある程度上がってきたところで後ろに移動。とうとう左舷のトモまできたところで残り20m余り。ロッドのタメとドラグの具合で少しずつ体力を奪い寄せてくる。残り10mで姿が見えてきたので船長にタモ入れを頼んでキャッチ。丸っとしたブリ。
そしてその直後のヒットで、鯛かガンドがかかるが中層まで来てプチっという感触が伝わる。ブリ釣ったときにリーダーが傷んだのだろう。
ちょうど左舷にいた人が鯛がベイト吐いたというので見せてもらったら10cmほどのカタクチ。それならばと付け直すジグはイエヤスのシルバーを選択。だが喰わない。色が似てりゃいいってもんでもないのはわかっちゃいるのだが、少々不思議な気もする。
そして赤金を選択し直し。すると鯛。少しサイズアップ。
途中、何度も船の周囲でブリのナブラが湧く。真冬なのにトップなげれば出るような状況。しかし誰もそんなもの持ってきてない。
その後も鯛をいくつか追加。そしてイエヤス投げ切れ。ブチっと飛んでった。
タイラバを試すが無反応。やっぱりタイジグだなということでリーダーから繋ぎ直す。
そうこうしてると後半のアマダイ狙いの場所へ移動。カップラ食べて移動時間を過ごす。ブリをクーラーに仕舞うが蓋が閉まらない。この日は35Lクーラーのデビュー戦。アマダイに合わせたサイズ。ブリなんか入るわけがない。結局最後は尻尾に切れ目を入れて折り曲げて突っ込む。
最初から本命はアマダイなのだが、これが喰わない。誰にもかからない。生命感もない。
仕方なく船長が再度、移動を決断。鯛と青物の場所へ。
海は穏やか。太陽燦々。こんな明るい状況だが、ここではイエヤスのグローを選択してみた。明るい日中のグローって効くときは効く。よく効く。結果から言えば当たり。ほとんど一投ごとに喰ってくる。着底して巻き始めたらもう喰ってたりする、ガシラが。たまに鯛。そしてガンド。隣にいた泥酔さんともそんな話をしたが、この日の青物は当たり方がドンではなくてカツカツカツと啄むようなつまり鯛のような当たり方が多い。しかも着底からすぐに喰ってくることが多い。なので喰ってきた直後は鯛かなと期待するのだが引き方が青物っぽいので途中ですこしテンションが下がる。
あとはまたいくつかガシラを追加して終了。最後まで誰にもアマダイは出なかった。潮が全く動いてなくて、これでは喰わんと船長もさすがに匙を投げた。上潮0ノット、中層0.1ノット、底潮0ノットだぜ、と。
結果、ブリ1、ガンド2、真鯛6くらい?、ガシラ8くらい?。
ほとんどを同船者に引き取ってもらい、自分で持ち帰ったのはブリと鯛ひとつだけ。