2021年1月23日土曜日

オフショア編その107


 1/21(木) 遊心丸にてアマダイ狙い。遊心丸に乗るのは昨年2月以来だろうか。秋に大きくなった遊心丸に乗るのは初めて。右舷のミヨシから降りたところが今日の場所。

 晴れ。凪。風も緩やか。寒い。予報では朝方の気温は-3度。富来まで道中、車の外気温計は時折-4度を示している。

 最初は青物、後半アマダイ狙いとのこと。真鯛ジギング用のライトなロッドと、タイラバロッド、スロージギングロッドを持ち込む。最初はスローピッチを数投試すが反応なし。同船の人たちはみなまともにジギングしているが、それを横目にしながら、ライトロッドでイエヤスを投入。

 イエヤスには小さなブレードをつけてある。

 ブレードが効いたのかどうかはわからないけれど、切り替えて早々にヒット。フクラギ程度かと思ったらマダイ。30cmくらいだろうか。イエヤスは赤金80g。船長曰く、いまマダイがいっぱいいる、ジャマなくらいあちこちにいる、とのこと。時期もおかしい、春じゃないのに真鯛だらけ、とも。

 イエヤスの基本に忠実に着底、ただ巻き。

 その次はヒットは結構いい引きで、真鯛のサイズアップかと期待したのだが引き方が青物っぽい。上がってきたのはガンド。これもイエヤス。

 スローの竿も持ってきたことだし、青物でも釣れんかなとケイタン125gフルグロー投入。早いシャクリであげてきてぴっととめて沈み始めたところでラインが止まる。喰った。合わせを入れてヒット。ブリの手応え。しかしすぐにプチっと切れた。思えばこのスローのタックルのリーダー変えたのいつだろう?あー残念。青物は要らないが掛けた魚は獲りたいもの。大きいなら尚更。

 タイジグタックルに戻してまたイエヤス投入。

 着底して巻き始めるとすぐに喰ってきた。ヒット。重い。ブリ確定。ラインは1.2号、リーダーは22lb。無理は出来ないのでなかなか上げられない。ある程度上がってきたところで後ろに移動。とうとう左舷のトモまできたところで残り20m余り。ロッドのタメとドラグの具合で少しずつ体力を奪い寄せてくる。残り10mで姿が見えてきたので船長にタモ入れを頼んでキャッチ。丸っとしたブリ。

 そしてその直後のヒットで、鯛かガンドがかかるが中層まで来てプチっという感触が伝わる。ブリ釣ったときにリーダーが傷んだのだろう。

 ちょうど左舷にいた人が鯛がベイト吐いたというので見せてもらったら10cmほどのカタクチ。それならばと付け直すジグはイエヤスのシルバーを選択。だが喰わない。色が似てりゃいいってもんでもないのはわかっちゃいるのだが、少々不思議な気もする。

 そして赤金を選択し直し。すると鯛。少しサイズアップ。

 途中、何度も船の周囲でブリのナブラが湧く。真冬なのにトップなげれば出るような状況。しかし誰もそんなもの持ってきてない。

 その後も鯛をいくつか追加。そしてイエヤス投げ切れ。ブチっと飛んでった。

 タイラバを試すが無反応。やっぱりタイジグだなということでリーダーから繋ぎ直す。

 そうこうしてると後半のアマダイ狙いの場所へ移動。カップラ食べて移動時間を過ごす。ブリをクーラーに仕舞うが蓋が閉まらない。この日は35Lクーラーのデビュー戦。アマダイに合わせたサイズ。ブリなんか入るわけがない。結局最後は尻尾に切れ目を入れて折り曲げて突っ込む。

 最初から本命はアマダイなのだが、これが喰わない。誰にもかからない。生命感もない。

 仕方なく船長が再度、移動を決断。鯛と青物の場所へ。

 海は穏やか。太陽燦々。こんな明るい状況だが、ここではイエヤスのグローを選択してみた。明るい日中のグローって効くときは効く。よく効く。結果から言えば当たり。ほとんど一投ごとに喰ってくる。着底して巻き始めたらもう喰ってたりする、ガシラが。たまに鯛。そしてガンド。隣にいた泥酔さんともそんな話をしたが、この日の青物は当たり方がドンではなくてカツカツカツと啄むようなつまり鯛のような当たり方が多い。しかも着底からすぐに喰ってくることが多い。なので喰ってきた直後は鯛かなと期待するのだが引き方が青物っぽいので途中ですこしテンションが下がる。

 あとはまたいくつかガシラを追加して終了。最後まで誰にもアマダイは出なかった。潮が全く動いてなくて、これでは喰わんと船長もさすがに匙を投げた。上潮0ノット、中層0.1ノット、底潮0ノットだぜ、と。

 結果、ブリ1、ガンド2、真鯛6くらい?、ガシラ8くらい?。

 ほとんどを同船者に引き取ってもらい、自分で持ち帰ったのはブリと鯛ひとつだけ。

 

 

2021年1月1日金曜日

陸っぱり編その790

 12月中に書くつもりだったのだが、忘れていて年明けの今になって書いている。

 12/28(月)、21時過ぎから放水路サーフへ。前回来た頃から見るとサーフの地形が違っている。荒れてて間が空いたことを実感する。月が出ていて穏やか。波は2mほど。まったく反応なし。サーフにも堤防にも誰もいない。2時間足らずで撤収。



 12/29(火) 珠州へ。実家の用事などを済ませて帰宅途中に飯田港へ立ち寄る。手前の角に来たところで鳥山が立っていることに気がつく。すぐに車を停め、波返しに登ってキャスト開始。風はない。晴れ。凪。冬の能登には貴重な穏やかな日。

 まず、前日に付けていたシンペンをそのまま投げるが反応なし。数投してシマノのバイブに変更。70ES。鳥山はまだ続いている。するとすぐにヒット。結構引く。途中手前に突っ込んできたのでサゴシだとわかった。足元に寄ってきたのはやはりサゴシ。サゴシなので抜き上げ。50cmちょい。フクラギならキープしたのだが、サゴシは要らんのでリリース。14:57。

 もっと続くかと思ったがそうでもない。立ち位置を鳥山の移動に合わせて少しずつ変える。

 リトリーブの速度を落としてからの早巻きへの変化でヒット。またサゴシ。50cm弱。これもリリース。15:05。




 その後は周囲の鳥山が消える。周りを見渡すと堤防付近には同じような鳥山が立っている。そこまで移動。同じように投げるがこっちでは反応がない。さっきの波返しの上とは異なり堤防じょには5、6人いてメタルジグなんぞを投げているのだが遂に誰にも反応しないまま。鳥山は立ち続けていたが人が減りはじめ、日没頃にはつりびとはみんな居なくなってしまった。堤防の先端が空いたタイミングで先端まで行ってみると足元ではカタクチだろうか5cm足らずのベイトがいて、さらにはまだプランクトンと言って良いほどのマイクロベイトの群れが泳いでいて、それをメバルが盛んにライズして捕食しているのが見える。マイクロベイトの正体はよくわからない。アミのようにも見えた。時折シーバスもカタクチを捕食しに現れたのが見えた。

 そのサイズのカタクチがベイトならジグサイズを合わせれば食うかともおもって24gのメタルジグを投げたが反応なし。足元付近も探るが無反応。

 まだ明るさは十分に残っている時間帯だったが、いい加減諦めて、一旦車に戻りタックル変更。メバリングへ移行。ジグ単にGalp!の1.5インチを選択。

 堤防の途中で投げてみるとあっさりメバルがヒット。17:01。そして17:06。写真は撮ったがまたまた被写体が写ってない。綺麗に消えている。HDRを疑ったがそうはなってない。

 さっきまでライズしてた姿を意識して堤防先端の際を通すとヒット。強い引き。メバル。いいサイズ。抜き上げようとするがドラグがゆるゆる。再度抜き上げを試みるが堤防上まであと5cmというところで上げ切れない。ここで慌ててしまって自分が後ろに下がったらPEラインが擦れてしまってブレイク。あー大きかったのに。

 気を取り直してリーダーから結び直すがその頃には暗くなっていてよく見えず思いのほか手間取る。特にメバリング用の細いラインが暗いライトの灯りだけではとても見え難い。

 再開してまず釣れたのがアジ。20cmほど。次も同じサイズ。それぞれ17:36、17:40。








 次はメバル。17:49。さっきのほどではないが、結構良い型。24cm。

 アジは際ではなくて沖に向かって投げると釣れる。足元まで来て釣れるのはメバル。




 次は18:05。アジ。やはり20cmほど。

 18:10、メバル。小さい。

 18:18、アジ。20cm。

 堤防先端でひとりきりなので沖方向や港の内側、横方向にも投げる。どこがあたりというのはない。数投に一度は反応はあるが、のらないことも多い。

 そろそろやめどき。しかし止めるきっかけが掴めない。と思っていると、風向きが変わり強くなる。反応も消える。最後に1匹釣れたら帰ろうと思って内側に投げるとヒット。良い引き。メバル。23cm。








 これにて撤収。やればまだまだ釣れたんだろうとは思うが帰りに2時間かかることだし。

 最後の1匹だけキープ。