2018年8月24日金曜日

陸っぱり編その643

 8/23(木) 4:00過ぎ、キャスト開始。
 流石にまだ暗い。よく晴れて星が綺麗に見える。あああれは天の川かしら。
 凪。風は最初のうちはほとんどなかったが一時間ほどすると東風、つまり向かい風が吹き始める。3m弱ではなかろうか。
 堤防先端部手前の最期の段差を上がったところからスタート。ホワイトから試す。反応なし。グローかと思ったら蓄光しない。ラメ入りのホワイトに光を当てると蓄光する。あらら反対だったのか。でも、しかし反応がない。クリアオレンジにしても反応がない。
 徐々に堤防付け根方向に戻りながらサーチすることにして30mほど移動。
 周囲にかかり始めるが、自分には反応がない。今日はワインドの日ではない?まだ少し暗めだが、紫に変更。その場で多少粘る。ワインドの途中で止めてそのままフォールさせたらコッと小さくアタリが伝わったので合わせたらヒット。しかし足元まで来てバラす。バラシの要因はフックがワインドクローという市販のものだから、ではないだろうか。この商品、要は変形トレブルなのだが、ワームに掛ける短いフックが手前に、下向きに長いフックがふたつ付いている。便利なのだが、全て金属であるため捻れたときに外れ易いと推測される。これに対し、自作のワインド用アシストはいわゆるアシストラインで作成しており、捻れには滅法強い。アシストに掛かればまずバラさない。なら自作を使えばいいのだが、いかんせん、作り置きがもうない。
 さて、バラシの後、反応がなくなる。さらに40mほど移動。紫で粘り続ける。
 太刀魚の時のエース、マナティの紫が今日は不調。つか、数年前からのぼろぼろを、そのまま投げてるのでフックはまともに保持出来ないわ、左右のバランスが取れないわ、こりゃ釣れんわな。そんな状態なので、ダイワの紫ラメに変更。これは柔らか過ぎて耐久性がとても低い。何度か投げると抜けてしまいヘッドだけで上がってくることも。でも、これ、釣れないわけじゃないんだよなぁ。
 というわけでダイワの紫ラメにしてふたつほどロストしつつも投げているとヒット。いい感じの引き。というわけで上がってきたのは指三本半。5:10。






 その後、反応が続かないので10mほど横ズレして投げる。
 陽が射してきたし、もう沈んだんじゃなかろうかと考えてレンジをかなり下げる。あんまり下げると根掛かりの心配もでてくるのだが、中層というよりは下層付近を狙う。ま、果たして実際のところどの辺を通っているのかは判然としないわけだが、読みと狙いと想像はそんなとこ。
 レンジを下げてワインド。かなり手前まできてガツンと止まる。一瞬遂に根掛かったかとも感じたが、次の一瞬には太刀魚と確信していた。読みと狙いがはまると面白い。5:30。最初の奴より少しだけ細い。三本半弱。






 ここで撤収。この日は出勤がいつもより2時間はやい。そう考えると粘り過ぎ。
 帰り際、最期の場所の隣にいたひとに話しかけると、自分は全然だがさらにその隣のひとがワインドでツヌケしそうな勢いで釣ってたとのこと。そのひとに話を聞くと白とピンクが良かった、白というよりグローとも。で、全部ノーアクションで巻いてたとのこと。全然ワインドじゃないやん、というツッコミは置いといて、俺も暗いうちの短時間とはいえグローも使ったし、ノーアクションも時折混ぜてたんだが今日は反応しなかった。違いはなんだろう。

陸っぱり編その642

 8/21(火) 4:40頃、O浜にてキャスト開始。曇り。凪。風は沖方向に向かって2mくらい吹いている。
 久しぶりのO浜で、近況は不明だが、そろそろ太刀魚の時期。
 堤防上、最初の段差を上がって少し進んだあたりで投げ始める。
 ワインド。クリアオレンジ90mm。ヘッドが5/8ozと軽くて、飛距離が出ない。ワインドはただでさえ飛ばない。軽くてなんだかすぐ近くに着水してしまう。
 これで魚に届くのか、甚だ疑問を感じながら数投するとガツンと止まってあっさりヒット。これは太刀魚。良いサイズかと思ったが手前まで寄せるとそれほどでもない。あげてみれば、指三本と言ったところ。4:44。







 早々に釣れたので期待したがその後が続かず。周囲も反応なし。
 時折バイトがあるが乗らない。粘っているとヒット。ちょっと期待したがなんだかちょっといつもと違うような。あげてみれば、大きめのダツ。5:15。マナティは75mmの紫。







 その後、堤防を先端方向に多少移動しながらキャストするが反応なし。
 6:00前、撤収。

 顔見知りの人達の情報によれば、全体的にサゴシは全くあがっておらず、太刀魚も先端の方で1、2匹見かけたとのこと。アジ釣りのひとは良かったらしい。顔見知りの爺さん達は小イカを狙ってた。3、4ほど釣れたとのこと。

 1本だけとはいえ、久しぶりに太刀魚釣れたので、自分としてはなんだか達成感がある。

陸っぱり編その641


 8/19(日) 6:00頃、お盆の帰省のついでに、寺家の堤防でエギというかスッテを投げ、イカがいないか調査開始。
 釣ろうとは思ってない。姿が見られればそれで良い。その程度の気持ち。
 内側を適当に探るが反応なし。端まで行ったが全然見当たらない。
 ならばと移動。小泊へ。
 曲がり角手前の外側をチェックするがいないみたい。
 内側を端までチェックするがいない。この辺でカラーをアジ金から赤い奴に変更。でも反応なし。
 先端のテトラに乗り、チョイ投げ。足元付近には藻などの浮遊物が少々あり、見えにくいのだが、黒い影がふたつ近寄ってきてあっさりとエギをバックさせる。抱いてしまった。釣れてしまった。7:58。




 胴長5cmほど。なんかごめんと思ってリリース。しかしダメージは大きいようで海面に浮いたままふらふらと泳いでいった。
 とりあえず全然居ないわけではないようだ。
 ちょっと角度を変えてまたチョイ投げ。
 今度は白い影が複数見えてまたもや釣れてしまう。8:04。




 6cmくらい。さっきみたいにダメージ大なら釣った者の責務としてそのまま食うことにした。ぱくっと。やっぱり胴の皮はむいた方がいいな。生の皮の味は好きになれない。
 その後はイカが居そうなとこは避け、手前に戻ってきて曲がり角手前の外側を再度チェック。すると寄ってきてまた抱いた。しかし今度は二度ほど墨を吐いてエギを離した。居ないわけではないんだな。色の違いで反応が違うようなので次に白いエギを試すが反応なし。赤だけが反応あったことになる。小さいイカにはわかりやすい赤が効果的なのだろうか。しかし彼らの眼はモノクロのはずだが。

 帰宅後に自分の蔵書を何気なく読み直すと、カンナ傷のダメージは意外と回復しやすいらしい。リリースさえ早ければ生き残る確率は高いのかも知れない。また皮には忌避物質があるとのこと。なるほど皮が美味しくないのは当然なのだな。イカの卵胞が目立つ白色であっても魚に喰われないのも忌避物質の効果のようだ。読んだはずだが全然覚えてないもんだなと我ながら呆れている。
 

オフショア編その85

 8/9(金) またまたメタルスッテでアカイカ釣り。この日はひとり。自分の釣りに集中したい、との思いもあり、息子を連れて行かず。いつ空いてるか確認の電話をしたら、今日空いてるよ、乗れよ、と言われて急遽釣行が決まったというのもある。
 さて、多少波気はあるものの凪。ま、この時期は台風でもなければたいてい凪なのだが。晴れてはいるが遠くに黒い雲もあり、風も多少ある。右舷のミヨシからふたつ目のポジション。
 ポイント到着し、ベタ底からサーチ開始。この日は明るいうちにトモの方の人にひとつ、次に私にひとつ掛かる。でもその後は誰も続かず、やがてライトが灯る。
 ライト点灯後も反応が薄い。今日も薄いな、というところ。
 この日はメインラインにスナップを付ける構成で臨む。スッテを変えるだけでなく、仕掛け自体も状況次第では変えることを想定。エダスの長さによって釣果に影響が出るなら積極的に変えていきたいという狙い。船の揺れが大きい場合、エダスの長い仕掛けに変えてスッテの動きを抑える、船が殆ど揺れないならエダスの短いものに変えて感度重視。
 また、積極的なスッテの交換もこの日のテーマのひとつ。
 そんな思いはあるものの、反応が薄くて、長くても短くてもイカからのコンタクトは少ない。スッテは交換すると反応があるが、だからといって釣れ続けるカラーは見つからない。
 棚も安定しない。そのため途中から積極的に棚を変更。棚を変えて30秒〜1分ほどで反応が出る場合は釣れる。それで反応なしならそのままの棚で止めていても望みは薄いので、上げてみたり下げてみたり。
 途中でスルメが掛かる。スルメはよく引くので大きいのかと期待するのだが、スルメだとがっかり。
 更に、カイダコも掛かる。アオイガイとも呼ばれるようだが、どっちが標準和名かは知らない。船長曰く、食べられるけど、それなり。帰宅後食べてみたが確かにそれなりではあるが水っぽくて味が薄い。あんまり美味しくない。殻は船長がくれというのであげたが、うちに飾っても良かったかも知れない。
 
 結局、反応が薄いまま終了。
 結果、アカイカ16、スルメ1、カイダコ1。そのほか鯖3。

 反省点は、釣れない時間帯にぶら下げっぱなしにしてたこと。釣れないなら棚を変えるだけでなく、一度上げて再投入すべきだった。スッテを変えたら反応したのは、カラーがあったというよりは再投入の効果だったのではないか。再投入の効果とはグローが効くことではなかろうか。蛍光の効果がイカにアピールするということは決して疎かにしてはいけないことではないか、と今回の釣行が終わった後から気がついたわけだ。さもありながらも、ブラックライトも使わず、というか存在を忘れてた自分がいてもの凄く反省すべきと考えている。また、多少は遠くに投げ入れることから投入直後は少しばかりではあるがテンションフォールするわけで、それもひとつの誘いかなと。釣れない時間帯が来たら次回からは積極的に一旦引き上げ、という作戦で臨みたい。なによりも一旦引き上げてライトに当てて光らせる、もしくはライトですでに蓄光していたスッテを使う、などなど再投入にはそういう効果があるのではないだろうか。
 それにしてももうシーズン後半。もう一度乗るかやめておこうか、悩ましいところである。


2018年8月7日火曜日

オフショア編その84

 8/1(水) またまたメタルスッテゲームで遊心丸。これまた息子と一緒。
 この日も晴れ。凪。あまり船が揺れない。でも風があって蒸し暑い感じはしない。
 明るいうちからシイラの群れが船の周りを回遊している。
 メタルジグを投げて誘っていたらヒットしたがバラシ。船長曰く、『今のはシーバス』。
 続いて狙うもヒットせず、そのまま19:00になりライト点灯。
 まじめにアカイカ狙いに切り替える。
 しかし反応がない。全く反応がない。ほんとに反応がない。
 そのうちポツリポツリと釣れ始める。前回よりも型が良い。少ないながらも半分近くは30cm前後。35cmがふたつ。小さいのは少ない。
 あまりに釣れないものだから、早々に来襲してきた鯖にジグを向けて遊ぶ。簡単にヒット。今回は確実にゲット。周囲にはシイラの群れと鯖の群れが回遊し続けている。
 私は一本釣ったらそれでアカイカに戻ったのだが、息子が鯖をやりたいと言い出してミヨシで投げ始める。しばらくすると掴んだらしくポンポンと鯖をあげる。そうするとその度に私が鯖を締めなければならず、手がベトベト。置き竿に反応があっても触る気にならない。一、二度ベトベトのままあげて、仕方なく海水でロッドを洗い流したが、当然リールにもかかっている。最後には水掛けたが大丈夫だろうか。後でバラしてグリス塗り直さなければならないかもしれない。
 結局、息子が鯖を釣り出してから私のアタリはほとんどなし。ひとつかふたつ追加したのみ。

 船全体が低調なまま、23:30まで粘って終了。
 結局、私9杯、息子11杯。多分、私が船で一番釣れなかったひと。鯖は私1、息子5。

 何が悪かったのかはよくわからない。私はスピニングタックルにばかりアタリがあった。息子はスピニングタックルにもベイトタックルにも反応があったように見えた。この違いはなんだろう?
 エダスは5cmのものを使用していたのだが、いつもの0cmにした方が良かったのだろうか?波気がなかったから、エダスが短くてもスッテが動き過ぎる心配はなかったわけだし。