2017年1月29日日曜日

オフショア編その61

 1/28(土) 遊心丸。6:30集合、7:00出船。
 この日は週間天気予報からして無理かなと思っていたが、だんだん状況が好転してきて、前日夕方に船長から出船するぞと連絡がきた。
 当日到着してみると、当然ながら、前日までの荒れ具合から波が残っていて、港の中でも船が時折岸壁に当たる衝撃が伝わってくる。港の中でこれだと外出ると大丈夫かなと。

 しかし、出てみるとそうでもない。前回よりは荒くない。前回が3mだとすれば今回は2.5mぐらい。風も前回と比べれば全然強くない。

 という状況で、天候を要約すると、晴れ時々曇り、波2.5m→1.5mへ。風弱し時折強まる程度。

 さて今回もミヨシ。当然前回よりは揺れない。
 最初からアマダイ狙い。鯛ラバ投入。

 今回は鯛ラバ用にロッド3本を準備。ひとつはメインとなる炎月BB S610M。これに前回同様SephiaCI4の3000SDH。これには60gのヘッド。
 もうひとつはスロージギング用のMetalWitchにバルケッタのカウンタ付き。これには80gのヘッド。
 もうひとつはおまけで7.0ftのキャスティングロッドにExsenceCI4の4000番をつけたもの。これには100gのヘッド。
 ラインはどれもPEの0.6号。

 カラーもサイズも適当にいろいろ試してみようという感じ。

 さらにおまけでIEYASUの60gをショアジギロッドで準備。これもおまけ。ほとんど使わないだろうなと思いながらも一応。

 さて開始してみると、なかなか反応しない。
 
 やっと当たったと思ったら切れた。60gのヘッドをロスト。痛い。たぶん根魚で根に潜られたような感覚。

 80gと100gをつけたロッドで試すが、80gと100gは反応しない。

 次の流しに移る際に60gを使っていたタックルのリーダーから接続しなおして、60gを再投入。
 しばらくしてカサゴヒット。25㎝ほど。やっと魚がいたよ。

 陽が差して暖かくなってきたのが、何か関係あるのか。海水温なんてすぐに変わらないから陽が差してくることに意味があるのか。
 そんな感じで、そこから少しずつ調子が出てきたのか、次に真鯛のチャリコをゲット。最初にコツコツ齧ってきたのでそのまま等速巻き、だんだん強く齧ってきて等速巻きが崩れるタイミングで合わせを入れてヒット。ほんとに真鯛らしい鯛ラバの教科書通りのパターン。
 そしてレンコをふたつ上げる。レンコなのでゆるゆるにしてあるドラグを出すこともない。
 そして、そのレンコふたつの次のヒットもそんな感じの引きだったので、やはりまたレンコかなと思ってあげてくるとなぜか、アマダイ。45㎝ぐらいある。レンコ程度にしか引かなかったぞ?あれ?

 というわけでやっとアマダイ。
 その後、カサゴ25㎝とカナガシラ25㎝弱を追加。
 記憶があいまいだが、ここまではオレンジゴールドのストレートネクタイ。少なくとも最初のアマダイまでは確実にオレンジゴールド。

 この辺でカラーチェンジ。ピンクゴールドのストレートネクタイへ。

 ときおり80gのヘッドに蛍光グリーンをつけたものと100gのヘッドにピンクのカーリーネクタイをつけたものを試すが、反応がない。

 このころになるともう海は凪いでいる。

 そして60g+ピンクゴールドでひたすら落としては巻き、落としては巻き、時間はかかったもののアマダイをふたつ追加。ひとつは48㎝ぐらい、ひとつは35㎝ぐらい。
 ドラグを出してゴンゴン引く感じが楽しい。ドラグゆるゆるにしてあるので、ヒット直後はすごい勢いでスプールが逆転するし、突っ込んでくればジージーなるし、これだよ、アマダイは。楽しいぞ。

 途中で80gのヘッドをロスト。投入時の投げ切れ。とても痛い。

 途中、カレーヌードルミニでお昼ご飯。いいな、冬の船上カップラーメン。

 60gのヘッドにカーリーネクタイのピンクを試したり、白のストレートを試すが反応しない。

 結局ピンクゴールドに戻すとバイトがあったり乗らなかったりではあるが、反応がある。カーリーのピンクはピンク単色で、その点は船長が使っていたピンクと同じ感じなのだが、たぶんボリュームがあり過ぎるのが問題なのではなかろうか。

 最後の流しで45㎝弱のアマダイをゲット。もちろんピンクゴールド。
 
 14:00で終了。
 
 結局、アマダイ4、レンコ2、チャリコ1、カサゴ2、カナガシラ1。

 釣果は全部炎月BBにつけた60gのヘッド。次は45gも試してみよう。

 今日の反省点としては、ドラグを緩くしてあるため最初のフッキングの衝撃力を強くしようと考えてスプールを左手で抑えてから合わせを入れることがあるのだが、それをすると当然ハンドルノブから手を離すことになり等速巻きが崩れる。そのためなのか、手を放したタイミングでアタリが止まることがある。フッキングの際に巻きが止まるのは避けたほうがよさそうに思う。そこが反省点。追い合わせの際に左手を使うということで対処すれば足りそう。
 前々回、前回とバラシがあって気にしていたのだが、今回はバラシがなかったので、そう思うだけなのかもしれない。この辺は引き続き今後の課題かも。


 餌釣りのひとで7つ挙げた人がいて、餌のほうが正解かと思ったらそうでもなく、船長は鯛ラバで10本とか言ってるし、鯛ラバのもつ可能性とか実力はまだまだ高いところにあって奥が深そうである。ただ巻いてるだけだけど。

 

 






 

 

2017年1月23日月曜日

オフショア編その60

 1/19(木)遊心丸にて出船。6:00集合だが、風が強くて小一時間ほど遅れて出船。
 なかなか波が荒い。3m近くありそう。風はだんだんおさまってくる予報だが、そうとう強い。
 そして寒い。
 曇り。

 この日もミヨシ。
 前半は青物狙い。後半はアマダイ狙い。

 朝、一度だけ、青物が二人のひとにヒットしたが、あがったのはひとりだけ。もうひとりのひとはバラシ。そのバラシで魚が散ったのかそれ以外には青物の反応皆無。もちろん私にも。
 寒いわ、波が荒いわ、釣れないわで、久しぶりにマーライオン化。ただ私の場合、吐いても体力が奪われて続けられないということはないので、ひたすらジャークしたりなんだり続けていたのだが全然ダメ。青物反応なし。
 前半唯一の私の釣果は真鯛。KEITAN150gからKEIJIG150gに代えて、着底後すぐにバイトがあったのですかさず合わせてヒット。引くけど軽い。フクラギかなとおもったら、30㎝ぐらいの真鯛。
 結局、青物は船中でガンドがひとつあがったのみで、そのまま後半のアマダイへ移行。ひたすら鯛ラバ。

 個人的には今、アマダイがやりたくて、最初からアマダイでもいいくらい。それ用にロッドも買ったことだし。炎月BB S610M。キャスティング用の鯛ラバロッドだが、遊心丸でアマダイ狙いのときはキャスティングのほうがいいはず。

 さて、これが風が強くて船が流されるためか、全然釣れない。船中ほとんどアタリがないのでパラシュートアンカー投入。これで流されるのがゆっくりになったことからなのか、ポツポツとアタリが出始める。

 底を幾度となく叩いてから巻き上げるのを中心に続けているとヒット。アマダイを期待したらレンコ。30cm弱ぐらい。最初の真鯛よりは若干小さいかな。80gのヘッドでネクタイのカラーは確かゴールド。

 で、そのあとが続かない。のでヘッドを60gに代えてラインも0.8号から0.6号に代えてみる。リールもEXSENCE CI4 4000XGSからSephia CI4 3000に変更。巻き上げ量の違いもなにか効果を生むかも。

 するとすぐにアタリがあり、載せたのだが、途中でバラシ。あー、またやっちまったよ。追い合わせが足りない。

 気を取り直して投入し直してまたまたヒット。なんどか追い合わせを入れるが、しかしこのロッド、ティップが柔らかくて力があんまり伝わらないぞ。効いているのか大いに疑問。
 あがってきたのはレンコ。先のレンコより若干小さめ。あらよっと抜き上げる際にぽろっと外れる。腹を上にして浮かんだままだが、タモで掬うには若干遠くて届かない。そのまましばらくは波間を漂っていたがそのうちいなくなっていた。まあいいよ、レンコなんて。

 さてこのレンコはどちらもオレンジでヒット。カラー云々よりもラインを細くして底を取りやすくしたことやヘッドを小さくしたことが効いていると思われた。ラインもシマノの比重の重いG5とかなんとかいうやつだし。
 船長曰く、アマダイ狙うならピンクがいいぞと。

 ではではとネクタイだけピンクに交換。しかし今度は反応がない。
 うーん、でもアマダイ欲しいし、とねばっていたらラインに団子ができていることに気が付く。60m前後で釣ってたのでちょうど水深と同じぐらいのとこ。久しぶりに団子ができたぞ、さすがシマノのライン。PowerProなんて最悪だけど違うシリーズとはいえ久しぶりにシマノのラインを使ったらこれだ。まーPowerProはぶっちゃけ外国製品にラベル張って化粧箱に入れて売ってるだけだけど。
 嫌なとこにできたなー。これでかかったらこっから切れるぞ。

 そう思いながらも続けていたらヒット!団子は巻き取ったぐらいの位置だったのでそこから切れる心配は無用。
 重さがあるし、緩くしてあるとはいえドラグが出る。これはアマダイと確信。レンコじゃないぞ。ドラグが緩いのとティップが柔らかいので何度も来る突っ込みをいなしながら巻き上げてくる。突っ込みの度にドラグが出てラインを持っていくことから、良型を確信。
 あがってきたのは、アマダイ。良い型。後で計ったら48㎝。
 
 これが14:00過ぎ。
 このあともうひと流しして終了。

 結果、アマダイ1、真鯛1、レンコ1。



 

2017年1月9日月曜日

オフショア編その59

 1/7(土)、遊心丸にて出船。6:00集合、6:30出港。遅いと楽でいいね、やっぱり。
 前半ジギング、後半アマダイ狙い。
 
 良い天気。晴れ。雲もあるけど陽が出ている。会場は凪。風多少。たまに強く吹く時間帯があった程度。
 天気が良い分、その分朝は冷え込んでいて、途中の路上では車の外気温系が-1℃を示していたところもあったけど、時間が経ってくると暑いほど。

 さて、割と早めにポイントに着き、ジギングから開始。今回もミヨシ。
 しかしまたまた青物が反応しない。ぜんぜん反応しないのである。今回もかよ!
 前半でガンドをあげたのはトモでやってた通称Dさんだけ。それも一匹だけ。あとが続かない。
 前半の早いうちはみんな頑張ってジャークしてたけど、気が付けば皆、次々に違う釣りに。根魚狙ったり。

 さて私はというと、もちろん苦戦。様々な手を試してみたが青物は反応しない。魚探を見れば底べったり。下から10mぐらいまでの間でベイトがものすごい厚い状態でいるのだが、青物は反応しない。
 
 そんななか、スローで試していた時に何かが掛かる。ゴミか?しかし最初は魚ぽかったぞ?
 あげてみると、ウマヅラ。10㎝ぐらい。もちろんスレ。後頭部と背中にフッキング。
 
 これ以降、狙ってない魚ばかりがヒットしてくる。
 ガシラ。20cm弱。
 クロソイ。38㎝。これは久しぶりでちょっとうれしいぞ。
 ガシラ。25㎝。
 レンコのチャリコ。12㎝ぐらい。
 この辺りはIEYASU60g。ピンクシルバー。

 途中からアマダイ狙いでタングステンのビンビン玉60gを投入。きっかけはIEYASUをキャストしたときにベイル戻りで切れたこと。
 するとどうでしょう、鯛ラバに食ってきたではありませんか。しかし、なんとバラシ。もったいないなー。
 それで気を良くして、鯛ラバ中心に。そして時々IEYASU。

 で、これが鯛ラバに良く反応する。ふたつ続けてアマダイをゲット。ひとつは40㎝ちょい。もうひとつは35㎝弱。
 このサイズだと良く引く。アマダイは面白い。

 ときたま試したIEYASUで24㎝ほどのカナガシラをゲット。ミドキン60g。 

 その後も続けて良く反応するのだが、バラシ連発。フッキングしないのも連発。バラシは4回ほど。フッキングせずは3回ほど。

 なんだ?なにが悪いんだ?

 なんだか苦しんだわけだが、最後の流しでヒット。鬼合わせ連打。
 やっとゲット。45㎝。でかいぞ。

 13:30頃、終了。

 終わってみればアマダイ3つ。そのほかはウマヅラ1、クロソイ1、ガシラ2、レンコ1、カナガシラ1。なんか変な釣果。

 アマダイは全部鯛ラバ。タングステンのビンビン玉。途中、TGのもので底が取れないときがあって、そういうときは釣れない。そういうときに鉛式のビンビン玉の100gに替えてみたが反応なし。重いので底を取りやすいのだが、反応しないのでは意味がない。

 あとの変な釣果は最初のウマヅラ以外はすべてIEYASU。なんでも釣れるがまともなものがない。いいのか、悪いのか。


 さてさて、その釣行の二日後、つまりこれを書いている日だが、すこし鯛ラバを買い足して整理していたらあることに気が付く。釣果のあった鯛ラバはひとつだけなのだが、その鯛ラバの2つあるフックのうちひとつが返しの下あたりから折れている。これか、バラシの原因は。ついつい手返しを早くと焦ってすぐ投入するからまったく見てなかった。だめだね。反省することしきり。
 
 

2017年1月2日月曜日

陸っぱり編その552

 1/2(月) 5:00に起きてみれば寒くない。雨も降っていないようだ。
 というわけで、すこし暖かい布団の中でうだうだしたものの、釣りに行くことに。飯田港へ。帰省先からなので10分余りで到着。
 一台も車が止まっていない。これは釣れていないからなのか、正月だからなのか、単にまだ早いからなのか。
 キャスト開始は5:30頃。もちろんまだ真っ暗。堤防先端外側に位置を取る。堤防の屈折点と先端で悩んだのだが、先端に賭けてみる。
 メタルジグでフクラギやサゴシを狙う。
 
 曇り。多少の波気はあるものの、所詮、内浦。ほぼ凪。風は東南方向からなので向かい風気味。3~4mぐらいか。時間帯によっては2mぐらいのときもあり。風があるけど寒くはない。たださすがに足先は多少冷たい。指先はそうでもない。むしろこの時期と考えると寒くない。細かいことは手袋を外して作業したが平気。

 さてさて、だれもいない暗闇で投げ始めてみたものの全然反応がない。6:15頃、空が白み始める。曇っているので明るさが差してくるのも遅い。一時間が経過した6:30頃にはかなり明るくなる。ラインをぎりぎり結べるぐらいの明るさに。
 このころになると堤防上に徐々に人が増え始める。
 しかし、反応はない。

 6:40頃、先端内側の角に餌釣りのひとがきて釣りの支度を始めたとき。
 ついにヒット。中層をゆっくり引いてきたときだった。かなり気の抜けたリトリーブをしていたときで、合わせもろくに入れず。そのため、3秒ほどでバラシ。あー。やっちまったよ。がつっときて軽く巻き合わせ入れた程度。これじゃぁなぁ~。

 しかし俄然やる気が出る。
 しっかりキャスト。いろいろパターンを試す。
 バラシたことから、いわゆるところのMサイズの段違いのショアジギ用フック飾り付き(中小物用フック)をLサイズのシングル(飾り付き)に替え、メタルジグもギャロップのキャンディカラーからムーチョ(背中が茶色で地がシルバー)に変更。
 素早いジャークを入れながらの高速リトリーブ、そしてフォールというパターンで、フォール中にカツカツときたので合わせを入れてヒット。ついでに3回ほど追い合わせ。しっかり掛かっている感じ。
 サゴシをゲット。小さめ。45㎝ぐらいか?

 7:13。


 さて、この一尾で気を良くして、キャストを続けるとすぐにヒット。先ほどより引きが強い。フクラギを期待。なかなか粘る。無理はしない。自分から見て左側の堤防に向かって突っ込んでくる。これはフクラギっぽい。トルクもあるし。ちょっと大きめのフクラギかなと。ガンドほどはなさそう。しかし浮いてこない。しばらく足元近くでやり取りしていて余裕こいていたら、バラす。おっとっと。
 これが7:20。

 気を取り直して次のキャストで底を取ってリトリーブを始めた瞬間、ティップのところで高切れ。これは「マジか!」と。こんな位置での高切れは久しぶり。ティップにヒビでも入っているのか?

 すぐにリーダーから結束しなおしたが、キャスト再開に10分ほど費やす。しかも完全にラインの巻きが足りない。途中ですべて放出し切ってしまう。これでは釣れない。車の中にほかのリールもあるが、ここで終了することに。

 結果、サゴシ1ゲット。2バラシ。

 自分の中では、正月の釣りにしては、まあいいほうでは、と思う。
 いままで正月にまともに釣りしたことが、実はなかったわけだし。