2008年9月26日金曜日

番外編その2

 またまた陸からエギングの話題。
 昨日、丸1日休みとしたので、自分が住む半島のこれまた自分の住む側の反対側をラン&ガンしてきた。
 本当はカヤックを出す予定だった。ちょっと前までは天気予報は晴れ。カヤックでボートエギングに挑戦という予定だったのだ。なのに当日は風が強くいつ雨が降り出してもおかしくない空模様。予報では午後から雨。それゆえ、風が比較的弱くまた風があっても波が穏やかな半島の反対側に出かけていったというわけ。
 結果は全然いまいち。24匹。数だけ見るとそうでもないと思われるかもしれないが釣れた気がしない。移動時間が結構あったり途中寝てたり午後は雨が強すぎたりなど、竿を出せない時間帯も多かったのだが、にしても時間と労力の割りに少ない。回ってきた辺りは最近釣果が渋くなってきたらしい。 
 さて夕方になってよくいく漁港にたどり着き強風と小雨の中竿を振っていると車が一台やってきて釣りしようかやめようか迷っている様子。しばらくしておりてきた人が「釣れますか」と私に話しかけた途端、「あー!」と言い出す。何?と思ったら「もしかして○○(私の名前)?」と言い出すではないか。よく見れば小中高一緒の友人ではないか。しかも中高とよくつるんでた奴。十数年振りと思われる。懐かし~。
 竿を振りながら近況などを話して小1時間で雨風が強くなってきて納竿。
 エギングしながらだと、釣れただのこっちは乗らないだの言いながら、久しぶりに会った友人と昔と同じように接することが出来る。
 いいね、エギング。
 
 その後、帰宅間際によくいく釣具店へ。ダイワのR2という廃盤のエギのピンクマーブルをロストしたのでないか置いて見に行った。残念ながらその色はなし。
 その釣具店さんと少し話をしていたのだが、こっちはやはり恵まれているとのこと。
 先日県庁所在地の街まで仕事で行ってついでに港の様子を見に行ったそうだ。さして大きくない堤防に20人ぐらいの釣り人(サビキの人多数、エギンガー6~7人、その他数人)がいたが見ていた30分ぐらいの間、誰一人として一匹も魚やイカが上がらなかったとのこと。ひとりのエギンガーさんに尋ねてみると一日やってイカ一杯あがるかどうかだとか。
 そのほかにも関東から毎年やってくるお客さんの話では、伊豆でもエギングできるところは限られていてしかも1.5m間隔で人が並ぶとの話。ちょっとよさそうなところは立ち入り出来ないようにしてあって入れないとか。雑誌なんかでみると伊豆ってもっといいところなのかと思ってたのだが。そのほかにも茨城で堤防で10杯なんてとても釣れないし、ちょっと釣れたなんて話がでたらもう次の日には堤防に入れないほど人が集まるとか。
 そんな話を聞くと確かに恵まれている。
 で、思ったのが、関東でカヤックが静かなブームになる理由はつまりそういうことかなと。対象魚はなんであれ、釣り場に入れないほど人が多い地域でも、ひとたびカヤックで漕ぎ出せば360度キャストし放題。それはすごい魅力に違いない。爆発的ブームにならない理由はやはり置き場所の問題?そう考えると都会の人にはフォールディングカヤックってとてもいいのではと思うが、そこは田舎者の考え方か?フォールディングカヤックを折りたたんだ状態でも置く場所がないと言われてしまいそうだ。
 

2008年9月22日月曜日

番外編その1

 今回は、番外編。カヤックを使わずに陸っぱりの釣果を書いてみる。
 最近、ひたすら陸っぱりでエギングしている。なぜカヤックを使わないか、それは単に陸っぱりで十分釣れているから。小イカ狙いのこのシーズンは八月下旬から始めて既に300杯以上釣っている。故にカヤックを出す必要が感じられないのである。基本的に10月に入り渋くなってきたら使ってみようとも思っているが、天気のいい平日に休みが取れたら出艇してみるのもよさそうだ。
 さてそのエギングだが、先々週までは1日に多くて20杯前後だった。それも朝と夕方あわせて。基本的に一番近い漁港でやってるのだがその漁港は最近あんまり釣れないと言われていて人もまばら。それでもそこで10~20ぐらいは釣ってるのだから悪い数字ではないとおもっていたのだが、どうもそのままでは飽き足らず、なにかを突き抜けたいような気がしていた。
 そこで先週の祝日、丸一日本気でやったらどのぐらい釣れるか試してみたくて、実家近くの漁港へ朝早くに出かけていった。
 結果、午前34杯。午後は失速して8杯。計42杯。早朝暗いうちから釣り出したためラインが見えず、そのことが幸いしたように思う(今シーズン暗闇でやったのは今回が始めて)。これまではラインの微妙な動きを見ること中心にあたりを取っていた。しかしそれが見えないため、手の感触に頼らざるを得ない。クイッと引っ張るあたりを取るだけなら釣果は伸びない。しかし、モァッとかモニョモニョとかン~とかいう微妙なあたり(オノマトペで書いても一向にわからないと思うけど)がわかるようになったため釣果が伸びたのだと思う。まあ数が飛躍的に増えたのは釣ってる時間も今までより長くなったからというのも確かなのだが。
 どうもこれでレベルアップしたらしく、その翌々日は午前のみで46杯。さらにその翌日は午前のみで70杯。今シーズンの陸から、しかも堤防からこの数字はかなりのものと思われる。だいたい、堤防で10前後、磯で30~40、沖磯に渡って50~60、船で70~80ぐらいが今シーズンこの辺りのいいほうの標準的数字と言われているのだから(数字は釣具店2店その他の情報を合わせたもの)。
 これだけの数が釣れると新たな問題が浮上してきた。今までは買い物のときにくれるナイロン袋にイカを入れていた。それで十分だったのだが、釣ってる時間も長くなりしかも40杯以上も釣れると鮮度を保つことや車に乗せて持って帰るときのことを考えないといけない状況となってきた。大体ナイロン袋にそんなにイカを入れたまま長時間釣ってると熟れてくるし、一袋では入りきらないし、必ず水漏りするので車が臭くなるなどの問題が山積み。そこでちゃんとした保冷バック(折りたためる奴)を買ってきた(いわゆるクーラーボックスは邪魔なので好きではない。)。さらに100均で買ってきたジップロック(っぽい保存袋)を組み合わせて使う予定である。
 最後の問題は、冷蔵庫の容量。いま単身赴任中なので使っている冷蔵庫は当然小型。冷凍室はすぐに一杯。先日その冷凍庫の半分を自宅に持って帰った。すると自宅の冷蔵庫(の冷凍庫)には当然いろいろなものが入っているのでやはり一杯に(妻の実家にもおすそ分けした。そういえば50杯以上自分の実家にも置いてきたのだった)。さて次回もこのペースで釣り上げると冷凍スペースは必ず破綻する。どうしたものか。

2008年8月11日月曜日

ナナ度めの出撃

 七度目となる昨日(日曜日)は実家近くの漁港のスロープからエントリー。ちょっと早めのお盆帰省中だったので、朝早起きして6歳になる息子といっしょにいった。もちろん子供用のライフジャケットをつけさせた。
 私の艇は一人乗りだが、息子はやや小柄なので両膝の間に座らせた。ちょっと漕ぎにくいのが難点だが、それ以外は全く問題なし。艇の最大積載量は226kgだし、横幅もあるし。
 早起きといっても息子にとって、という意味なので実際のエントリータイムは5:30ぐらい。子供を連れて行くということで何でもいいから釣れるのが大切。そのため基本的にキス狙いという方針でえさを用意。だがやはりルアー師としての意地もありガルプのサンドワームをついでに持っていった。これで掛かれば次からえさを買わなくてもいいぞ、と調子のいいことを考えていた。
 それともうひとつ、今回は先日取り付けたロッドホルダーを実際に使ってみるというのも気持ちの中にあった。ホルダーの艤装については車載型のエンジンボートを所有する方のアドバイスに従い、ゴム板をはさんで取り付けた。車載型エンジンボートの所有者は艤装に凝る人が多いようだ。いろいろな工夫とアイディアがあるらしい。
 さて5:30ぐらいにスロープから出航。港を出ると結構風がある。波も少々ある。それと漁船の通過による引き波も少々。港から100mぐらいの周辺で釣り開始しようと思ったらパラシュートアンカーのロープをバウのキャリーハンドルのところに通すのを忘れていたことに気がつく。船の引き波が切れるのをまってバウ先端に手を伸ばしロープを通す。一人ならやりやすいのだが息子がいるのでやりづらい。息子の頭をまたいで前まで行き、通し終わったらその逆で戻るという手順でなんとか成功。
 では釣り開始。サンドワームをふたつ、えさをひとつ付けて、軽く投げてみた。底質は砂かとおもってはじめたが、かなり引っかかる。岩だったようだ。引いてくるとなんだか少々重いような感じ。しかし引きらしいものはあまり感じない。あれ?とおもってあげてくると15cmぐらいのフグがスレ掛かっていた。えさをつけた針に引っかかったということはやはりえさの方が分がよさそうだ。
 そのままえさだけ付け替えて再度投入。一旦ロッドホルダーに竿を立てて子供の相手をしはじめるとすぐに竿先がクイっと曲がる。竿を取ってリールを巻くと根掛かっていた。あれ?っと思いながらうんうんひいたり緩めたりを繰り返す。引くたびに艇が引っ張られていくので力が掛かっているのかいないのかよくわからない。そうこうしているうちに外れてあがってきたのだが、魚がついているではないか。あれはナメラか!?、おおっと思ったが水面に上げてみると25cmほどのベラ。サンドワームに食いついていた。口が小さなベラも20数cmともなればちゃんと針に掛かるのだが、意外と口の周囲が硬くて針が外しにくい。先日も陸っぱりでこのサイズのベラを釣っているのだがやはり針が外しにくかった覚えがある。
 気分を取り直してまた軽くキャスト。今度はピンポン玉大に膨らみながら小型のフグがあがってきた。
 目標のキスがいないようなので港の脇の砂浜の付近に移動。ここならと思ったが全く駄目。外道も釣れない状況になった。何投かしてみたが反応がないのでこれで終了とし帰港した。
 あんまり釣れない上に外道ばかりだったけど、最初から息子と舟遊びのつもりなので十分楽しめた。どんな対象魚であれ、もう少し数が釣れる状況になったらまた息子といっしょに出航しよう。

2008年7月27日日曜日

ろく度めの出撃

 5度目からちょっと間が空いてしまったが、ようやく6度目の出撃。
 前回と同じ漁港から5:30頃出艇。
 今回のテーマはシーアンカー(パラシュートアンカー)を試してみること。釣りに関しては今までとパターンを変えてポッパーで表層狙いとしてみた。まあ釣果は期待していない。
 アンカーを打つときは船首からということなので、出港前にバウにあるキャリングハンドルの紐部分にアンカーロープを通す。こんなんでいいんかな?と思いながら試してみるとこれで十分ということがわかった。
 アンカーにブイがいるかなと思い、あらかじめアンカーの後尾にペットボトルをつけてみたのだが、投入してみるとアンカー自身の上部が少し浮いている状態で漂っている。つまりペットボトルは用なし。
 このシーアンカーは市販のものでなかなか便利だ。開口部の下になる側にオモリが入っている。しかも、陸上では気がつかなかったが、その反対側つまり上部は浮くようになっているようだ。故に海中に投げ入れただけでちゃんと開くし、回収も水面上に浮き上がっている部分を掴むだけでいい。カヤックだけあって水面がとても近く、すぐに手が届く。浮き上がっていない部分でも十分掴めるくらいだ。
 アンカーのロープもどうも5mもあれば十分過ぎるようだ。今後取り付ける予定のロッドホルダーにアンカーロープの端を括りつけておくことにしよう。
 さてアンカーの効きだが、前回までは回転するわ、どんぶらこっこと流されていくわ、釣りがやりにくくて仕方がなかったが、アンカーのおかげで艇の方向がぴたりと決まる。まったく流されないかというとそうでもなく、後ろ方向に序々に流されていくのだが、アンカーなしよりはずっといい。流れとか風とかの強さによって決まってくるのだろう。これでつりに集中できる環境がまた一歩整ったといえるだろう。
 肝心の釣果だが、ポッパー投げてる段階で期待してはいけないというものだ・・・。ノーバイトだったね。

2008年7月13日日曜日

伍度目の出撃

 本日は朝から出艇。半島の自分が住んでいる側とはちょうど逆側にあるとても小さな漁港から出港。なんやかんやで出航したのは6:00ちょっとまえくらい。
 この付近は大きな湾の一部なのでとても波が穏やか。カヤックを漕いでいてもとても気持ちがいい。
 が、釣れない。
 かぶらなんかを垂らしてみる。無反応。
 つまらないので、数百メートル?ほど離れたところに沖のテトラ帯を発見。わっせわっせと漕いでいってカサゴ狙いにしてみる。 
 艇が少しづつ流されるので、思ったポイントに入れてもすぐにラインが斜めになりその後のアクションがやりづらい。こりゃ上陸してしまったほうがらくだな、と思ったが、舫っておくためのロープを積んでない。とかなんとかやっていると根掛かり。リーダーも積んでないのでなんとか外したかったが、いろいろ試しても取れないので、結局思い切って強く引っ張ったら切れてしまった。リーダーがないけどこのままやめちゃうのもなんだから、リーダーなしでPEラインにジグヘッドを繋いで再開。すると水中からぱっと出てきた魚が一瞬停止し引っ込んだと同時にぐぐぐっと引きが伝わってきた。あわせると完全には穴にもぐっていない感じなのでそのまま引き剥がす。こりゃカサゴだなと思ってたらすぐにラインブレイク。うーむ、リーダーがないのはテトラ帯ではちょっと無理だねぇ。
 でも気を取り直してやっぱり直結し、ちょんちょん探っているとなにやらプルプルと釣れた様子。あげてみると、またもやアナハゼくん。
 まあ、そんな調子でもう少し続けたが飽きてきたので、10:00頃帰港。
 途中、かもめが寄ってきた。おこぼれ目当てかかもめがやってきて近くで漂っているのはこれまでもよくあったが、今日のかもめは10mぐらい離れて着水した後、どんどん近づいてきた。3mぐらい近くまでやってきてそのまま停止。寄ってくるのはなんだか可愛いのだが、そこはかもめなのでなんと言っても目つきがわるい。しばらくそのまま釣りをしていると、そのかもめはとうとう大あくび。そして悠然と飛び去っていった。すいませんねぇ、期待に応えられなくて。サビキ仕掛けでも積んどくべきだったか。
 今日もとくに写真なし。かもめでも撮っとけばよかった。

2008年7月12日土曜日

4度目の出撃

 本日は土曜だったので、日中から出撃。といっても海辺に着いたのはもう15:00。
 昨日の金曜は風が強いようだったので、夕方、陸(岩場)でルアーを投げてみたものの無反応・・・
 さて、今日の目標は沈した場合を想定して再乗艇の練習と艇がひっくり返った場合を想定し元に戻す練習。
 そういう目的があったので砂浜(というかジャリ浜だけど)から出艇。胸ぐらいまで海に浸かりそこからPFDでまず浮きながら乗艇の練習。
 まずは艇の横にしがみつき体を伸ばしてバタ足しながら乗ろうとするもPFDが引っかかり乗れない。あれ?そのままがんばっても体が艇の下にもぐり込んでしまい失敗。次に同じく艇に掴まってはいるけど手を伸ばした状態から、バタ足で勢いをつけて乗り込む。するとPFDを船縁に引っ掛けず上半身が艇の上に。ここまでくれば後は簡単。乗艇成功。と、こういうのを何回か繰り返してみた。艇の上から海に飛び込んで乗艇するとか。
 乗艇が可能になったので、こんどは艇をひっくり返してみる。キールに手をかけて、というのを聞いたことがあるのだが、我が艇はキールに手をかけ得るようにはなっていない。排水孔ではどうかとおもったが、艇横のサイドキャリーハンドルをつかんだままでは手が届かない。結局、再乗艇のときと同じように手を伸ばした位置からバタ足で勢いをつけて艇の上に上がりこみ反対側のサイドキャリーハンドルを掴む。これしかないようだ。
 再乗艇もひっくり返った艇を元に戻す練習もうまくいったので、せっかくだから釣りする。実は久しぶりにえさを買ってきたのである。その辺の浜はキスが好調とのことで、それではと思い円盤オモリ、キス仕掛け、石ゴカイなどを買ってきた。船釣りの初心者と言えばキス釣りだよな、と思いながら。そして艇上からかるく投げてみた。こんなんでつれるんかなとおもいながらあげてみるとちゃんとキスがついてきた。あー釣れたねぇ、てな感じ。えさ釣りなんてほんとに何年ぶり?
 そこで気をよくし、また投げてみると3本の針に全部掛かってる。こんなのも久しぶり。と次々やってみた。約1時間で10匹。ただサイズが12cm~16cmぐらいと小粒。でもつれないよりやっぱり何であれつれたほうが面白い。結構流され海岸近くまで寄せられるのでその度に沖に戻る、を繰り返すことに時間を費やした。アンカリングすれば、そんな時間を減らせるだろうからもっと釣れそうだ。
 今日は波、というよりうねりがこれまでより強かったのだが、この程度なら問題ない。危なそうに感じることはまったくなかった。けっこうなうねりの中でちまちまえさなんかをつけているとすこし船酔いした。
 今日は写真はなし。撮り忘れた。けどキスだし、まあいいか。
 ここのジャリ浜、ジャリが結構大きくてサンダルに入り込んでくるとかなり歩きにくい。

2008年7月10日木曜日

3度目の出撃


 本日も出艇。夕方19:00ぐらいから、これまでと同じ漁港を出発。

 波はない。しかし少しうねってる。遠くをたくさんの漁船が走っていたのでその引き波か?

 天気もよい。すこしは慣れてきたようで準備に掛かる時間もだんだんと短くなってきた。


 今日の作戦は、あくまでも陸っぱりの延長ということで人が陸からは近づきがたいような岩場を海側から探る、というもの。適当に近くの岩場に近づいて、キャスティング開始。

 しばらく投げていると、ヒット!カサゴ。小さい。が、まあ昨日より随分マシ。開始早々でこれなら次も期待できそう、とおもったがその後ヒットなし。あれ?


 20:00頃には暗くなるので、スターンの一番端につけた航海灯(?)をつけてみる。一番端のあなに通す棒を用意しそれに航海灯をマジックテープで取り付ける。いいアイディアとおもったのだが、電気をつけようとして気がついたことがある。手が届かないのだ。仕方がないので艇の上を手で2歩?ほどそろそろと進みなんとか点灯。この場所は駄目そう。

 航海灯らしきものもついたので21:00ぐらいまで粘ってみた。いろいろ投げて試してみたが効果なし。 

 まわりでは大き目の魚がなにかチェイスしているようでときおり激しくはねるのだが、私のルアーには無反応。

 そのうちなんかそんな大きなのもあげてみたい。と、きたいとやぼうを胸に秘め帰港。

2008年7月9日水曜日

二度目の出撃


 昨日に引き続き、本日も出艇。18:30頃より20:00過ぎまで。昨日とおなじ漁港から、その周辺の海まで。昨日より少し沖まで行ってみた。昨日よりは波がすこし高い。潮も速いようだ。

 今日はサイストラップをつけてみた。昨日は艇が揺れるときに体と艇の一体感がなく、頼りなげだったので試してみたというわけだ。やはりつけてみると踏ん張りが効くというか足と艇がつながっている感じが出て良い。ただつける位置ってこんなもの?ってな感じでやっているのでもっといい取り付け位置があるのかもしれない。

 今回もメバルロッドを突っ込んでいったのだが、やはり単純に陸の延長というわけにはいかないようだ。潮が速いせいもあるのだろうが、なんたってキャスト後の着底がすぐにわからない。それほど深くはないのだからすぐ着底しているはずだが、ラインはどんどん出て行く。艇自身が流されていくというのも原因だろう。艇の向く方向もどんどん変わっていくため、横にキャストしたはずでもすぐにラインがスターン側から海中に向かって伸びているなんてことが当たり前にある。こりゃアンカリングすべきかも。

 で、記念すべき最初の1匹目。来たっと思ったら・・・あなハゼ君。

 まともな獲物が獲れるのはいつの日か。

 

 

2008年7月8日火曜日

進水式の日


 フィッシングカヤックを購入し、本日めでたく進水式を執り行った。

 と、まあ、淡々と事実を書いてみるとそれだけなんだけど、ここにいたるまで結構悩んだりなんだりしたので、もっと感慨深いものかなと思ったが、そんなことを感じるいとまもなかったというのが正直なところ。

 私はいま、日本海にある海辺の田舎に住んでいる。
 南関東ではカヤックフィッシングが盛り上がっているようだが、日本海側のこっちでは、少なくともいまのところ盛り上がっていない。先週の木曜日だったか、堤防で釣りをしている途中にカヤックが海に浮いているのを初めて見た(そのカヤッカーさんが竿を載せてたのかどうかすらわからない)。というぐらい盛り上がってない。そんな状況なのだ。なのです。えぇ。
 つまり、まあ、周囲に教えてくれる人もなく、同行する人もなく、手探りでカヤックフィッシングをやってみようと思い立ち、やってみたよ、というのがこのブログ。
 ほんとにまったくわからない状態からのスタートでベテランさんから見れば馬鹿々々しいようなことばかりかもしれないけれど、そんなこんなを記録して行きたい。馬鹿々々しいほうが自分で後日読んだときにおもしろいだろう、きっと。
 
 で、進水式。仕事を終えた夕方、天気も悪くない。風もそれほどない。たぶん波もそれほどではあるまいと思い、艇を積んで小さな漁港へ。到着時刻はほぼ19:00。暗くなるまで1時間といったところ。車を止め艇を下ろす。重い。でも艇を受け取った昨日よりは軽く感じられる。スロープに艇を置きシートその他を乗せて御神酒と塩を振りかけたりなんだりしていると近所の漁師のおじさんが軽トラで近くに乗りつけなにやら作業をし始めたので声をかけた。「こっからこの船だしてもいいけ?。」
  おじさんは、気をつけろ、無理するな,遠く行くな、携帯持ったか、と言ってくれた。なにせ自分自身が今日進水式なくらいだから(試乗すらしたことない)、「全く今日始めてやし、あぶなそうならすぐ戻ってくるわ」といいながら、準備。標準?でついてきたリードみたいのをPFDとカヤックに付け(この用途でいいのか?)、カヤックとパドルをつないでとかなんとか。そしてついにおじさんの見守ってくれる中、スロープから出航。

 スロープを押して(すべるぞ、気ぃ付け、の声援あり)、カヤック初乗艇。っててて、ぐらぐら、あらよってな感じで座る。パドルはこんな感じでもつのかなと思いつつ漕いでみた。あー、そうか、パドルって湾曲してる側を後ろに向けるので正解なんだな(購入したパドルを見たときどっちかそれすら判らなかった)。あれ?シートに座ってない。シートの前に腰を下ろしてるし。よよよ、と座りなおし。なんか調子出てきたみたい。堤防を避けつつ外側へ。
 港内よりすこし波があるけれど、いい感じ。ずんずん進んでみた。これがKAYAKか、けっこういい感じじゃない?と暗くなりつつある海を少しづつ進んでいった。あー、シットオンカヤックってすごくぬれるんだな、というのが正直な感想。艇の底と上部を繋ぐ排水溝から絶えず水が上がってくる感じ。これ、夏でないと海パン一丁というわけにもいかんだろうなとそれを見ながら感じていた。秋のイカ釣りではウェィダー必須か?それともドライスーツ買うべきか?てな感じ。50mほども沖にすすんだろうか、一旦周りを見回してみる。携帯を取り出して雲間からのぞく夕日とバウを写真撮影。390cmの艇は陸上では大きく感じられるけど、海の上では小さく感じる。前半分しか見えていないから当たり前?
 ふわふわと漂いながらしばし波間に佇む。その後一旦引き返した。竿を振ってみたくなったのだ。竿を取りに戻ったというわけ。いったん上陸し(出艇より上陸のほうが、少なくとも漁港内のスロープに関しては、簡単な感じがした)、メバリングロッドをホルダーに突っ込む。ルアーやジグを乗せて再出艇。その辺でうろうろしながら30分ほどキャスティング。
 結果はノーバイトだったけど、まあこんなもんだよね。20:00ぐらいに帰港。
 こりゃ、釣れないかも。餌つけるべきか?ルアーだしねぇ・・・と正直な感想をいちおうしょうじきに述べておく。カヤックでの最初の一匹はいつ上がるんだろねー。まあ、あしたから機会を見つけて数多く挑戦していきたい。