2017年8月16日水曜日

アイテム編その12

 息子が水没させたバルケッタBB。
 釣具屋のIさんにその話をしたところ、メンテは2~3千円だろうと思うとのこと。スピニング用のメンテナンスグリスしか持ってないし自分でやるのもどうかなと言ったところ、ベイト用もスピニング用も変わらないんじゃないかなとのこと。でもメンテ出すならシーズン終わってから持って来ればいいよと。

 とにかくこのまま使い続けるとそのうちギアが傷むだろうから、手持ちのスピニング用グリスでいいなら、自分でメンテナンスしてみようと思い立つ。

 前回、巻きがゴリゴリになってスプレーグリスを注した際は、ハンドルのナットが外せなくて困ったのだが、今回は完全に外さなければならない。
 まずハンドルナットを露出させる。手持ちのレンチを合わせてみるとぴったり。なんだ、前回も横着せずに道具箱から引っ張り出せばよかっただけだったかと反省。
 ハンドルナットが外せればもうこっちのもの。次々にばらしていく。左巻きなので左側はほぼ攻略。
 しかし右側のネジがひとつ外せない。左側のばらした部分にある穴からドライバーを差し込み回す必要があるのだが、細くて、手持ちの中では精密ドライバーしか穴に入らないが長さが足りない。あと1cmほど先が長くないと回せない。
 仕方がないのでこの日は左側だけパーツクリーナーで洗浄してグリスアップし、組み上げ。
 パーツクリーナーも残り少なくなってきたので買い直す必要がある。

 というわけで翌日、ドライバーを買ってきて再度バラして右半分に挑む。
 
 前日に一度バラしてるので作業は早い。するすると左半分をバラし、右半分の昨日外せなかったネジを外すと右半分のカバーが外れる。左半分はカバーの内側に水滴があったが、右側には見当たらない。単に昨日の作業によって蒸発しただけなのかはわからない。
 外してみるとデカめのネジは多いがパーツは少ない。ウォームシャフトの前のガードになってる部分、レベルワインドガードというらしいが、これを外したらウォームシャフトはよく見えるようになるのだが、外せない。左側内部にあるプラスチック製のウォームシャフトギア-これがウォームシャフトとつながっているーが簡単には外せそうもないのである。
 これを無理に外す必要はないかなと判断し、ウォームシャフトは本体につけたままの状態でパーツクリーナーで洗浄しスプレーグリスを注す。格段にやり易い。余ったグリスの掃除もやり易い。
 レベルワインドガードを外したことによりカウンタの部分のカバーも外せるようになったのだが、ここを開けてもやれることはなさそうなので今回は省略。
 右側のカバーの下のネジを外してスプールを取り出すとベアリングがある。この辺も回りが悪くなったら取り換える必要がありそうだが、今回はまだ様子見。

 右半分外してもやれることはあまりなかった。
 
 後は組み上げて元通り。
 組み上げてから、やっぱりカウンタのカバーも外して内部に海水が侵入してないか確認すればよかったかとも感じている。この部分はパーツリストによれば「カウンタユニット組」となっており電子部品でもあることから、これをバラしてもやはりやれることはないかもしれないのだが、もし海水が少しでも侵入していたのなら乾かすだけでも大きな意味があったはず。

 そういう不安要素もあったけれども、組み上げた後はなんかいい感じにくるくる回る。次回の釣行が楽しみ。
 
 
 

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