2012年4月30日月曜日

オフショア編その17

4/28(土)遊心丸。なぜか友人M氏、U氏の後輩Mと一緒。M氏・U氏はいない。2週間ほど前から4/28に予約を入れてあったのだが、最近になって後輩Mがこの日に予約を入れたので一緒になったという次第。
 さて、5:30集合、とっとと出発。晴れ。ナギ。風は多少あるかなという程度。7名が乗船。ここ1~2週間、遊心丸では突然お祭りモード突入になることが多いようで、心の中ではそれを期待している部分と沢山釣れると捌いたり配ったりするのが面倒という部分があって、どちらかといえば後者のほうが強め。さらに正直言ってオートマチックに魚が釣れるよりは、ジャークの練習や工夫や努力の結果が何らかの結果に結びつくような釣りがしたいなと感じている部分が大きい。それはさておき今日は左のトモ。右のトモは後輩M。遊心丸は船の進行方向の右側に向かってみんなが並びドテラで流すので、左のトモは右のトモの人間と掛からないようちょっと早めの回収が必要となる。
 いまいち渋い。私は南無ジグのjoker120gで開始。今日のテーマのひとつはワンピッチジャーク。ワンピッチ・平戸をもっと磨こう、ハーフピッチ・クォーターピッチなども試してみようというのが大きなテーマ。もうひとつのテーマは大き目のジグで大きな魚を狙うこと。
 全体的にポツポツとガンドがあたり始める。だが私にはヒットが来ない。先日からガンドやブリは自宅で余り気味なわけで全然釣れなくてもいいのだが、まったく釣れないというのもつまらない。南無ジグで結果を出したかったのだが諦めてジグを変更。メロン屋のDeep Spirits Slider120gの赤金に変えると、割とあっさりヒット。結構引くのでガンドかなとおもったら何故かフクラギ。なんで俺だけフクラギ?その後同じジグでガンド追加。この辺で120gという小さめを使っているからフクラギやガンドが来るのではないかと思い、もっと大きめにジグ変更。同じくSliderの180g緑金。これがまったく反応無し。仕方なくいつものSlider140gブルピンに代え、これをワンピッチでジャークし続けるとバイトはあるのだが乗らない。そして左トモで私が活性をあげたガンドを左トモの後輩Mが続けて拾うという展開に。
 まあ後輩Mが釣り上げることはいいのだが、ワンピッチジャークを続けていたら疲れてきたので、サミーの白180g投入。25cmぐらいのカサゴをひとつあげた後、タイトに果敢に積極的に恐れ知らずに底を狙っていると根掛かりロスト。痛てててて。これは痛い。大きいのが期待できないような、こんな状態で無理に使うべきではなかったかと思う部分もあったのだが、その後もサミーの緑120gを投入しガンドをかけるがフックオフ。
 その後は本日不発のサミーを諦めて烈風改の黒いのを使うがこれは反応無し。後輩MはサクリファイスⅡスローナックルの140gゼブラグローをタダ巻きしてストップを入れているだけでポツポツとガンドを拾っている。ほんじゃおれもスローナックルでも試してみるかと思い160gゼブラグローを投入する。タダ巻きしてみると重い。スローピッチならいいがこいつで高速タダ巻きなんて面倒なだけ。そういう面倒なことは若い後輩Mに任せておいて、やっぱりSlider140gブルピンでワンピッチ中心。120gでは結果が出ているわけだから、120gでジャークすればバイトだけでなくちゃんとフッキングするんだろうなとは思ったのだが、フクラギやガンドが釣りたい訳ではないので、あえて大きいジグのままで続ける。
 気が付けば周囲は鏡のようなベタナギ。日もすでに高い。天気も良いし風もさわやかで、実に気持ちが良い。が、しかし釣りに来ているわけで、こんな感じだと全然釣れる気がしない。
 途中、二度船長がフクラギを捌いてくれて、船上お刺身タイム。この時期はガンドよりフクラギのほうがうまいとのことで、確かにうまい。これで帰りに運転する必要さえなければ酒を呑みたいところである。遊心丸は船長が魚を締めてくれたりクーラーに移してくれたり、時にはこのように刺身にしてくれたりといろいろしてくれる。それにみんな乗り合いなのにいつも船上は和気あいあい。
 ワンピッチで続ける気力も萎えてきたことから、スローピッチに変更。カサゴでも釣ろうという気持ちになってSlowBlattS130g緑金を投入。モソっという感触があったのであげてみるとカサゴ。やはり25cmぐらい。もっとでかいカサゴが釣りたいのだが、ジグが小さすぎるのだろうか。かといって烈風改の180gとかにはあんまりカサゴが乗ってこないし。総じてこの日はいまいちカサゴが少なめ。そのままスローで続けているとガツンとヒット。大きい。多分ガンド。しかしこれはバラシ。ポロッと外れてしまった。スローピッチ用に使っているロッドはMetalWitchのMTGC-634SFで、これでガンドを掛けたことがないのでやたら引くように感じたが、状況から推測するにガンドだろうと。その後、このロッドでガンドをふたつあげる。もちろんロッドを立てるようなことはしないのだが、意外と曲がっても大丈夫なもんだなと。
 最後の流しでもガンドがヒット。しかしこれもバラシ。割とバラシが多いのはスローピッチ特有の問題なのだろうなと思われる。スレということなのかフッキングが浅いということなのか。フッキングに関してはロッドが軟らかいので合わせが弱いということもあるだろうし、ロッドが折れるかもという心理的要因により追い合わせが弱くなるというのもあるだろう。そもそもスローで刻んでいるときのヒットは普通にジャークしているときよりフッキングが浅くなって当然だろうなと。
 14:30頃、終了。結局お祭りモードのチャンスタイムは訪れず。
 結果は、ガンド4、フクラギ3、カサゴ3。フクラギは2つだったかもしれないが良く覚えていない。そのうち自宅に持って帰ったのはガンド2とフクラギ1、そしてカサゴ達。後輩Mはガンド5、フクラギ3。
 


 テーマに対する結果はどれもいまいち。ワンピッチ系も大きなジグも結果が出ず、結局一番良かったのがシルエットが小さいSlowBlattSでのスローピッチ。緑金が好調だったのはひとつの収穫といえるだろうか。

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