2012年4月15日日曜日

オフショア編その16


 4/13(金)輪島の諏訪丸に乗り七つ島周辺でジギング。朝のうちは風が強そうだから6:00ちょっと前ぐらいに来ればいいよとのことだったのだが、6:00過ぎても風が強くて様子見。結局7:30ごろ出港。本日の乗り合い者は私を入れて10名。出発前に船長が「前のデッキでやるひと3名、手を挙げて」とのことだったので志願。別に前でも後ろでもこだわりはないのだが、誰も手を挙げなかったので口火を切ってみた。
 さて、七つ島周辺についてみると船中のあちこちでブリがヒットし始める。が、しかし私には反応がない。使用しているジグはメロン屋のDeep Spirits Sliderの緑金180g。ぜんぜんだめ。途中でSliderのブルピン140g、つまりいつものに変えるが反応なし。最初からすぐに腕が疲れてコンビネーションジャークも続かない。右左でヒットさせている人のカラーは赤金。だが今日は赤金を持ってきていない。
 30分過ぎても反応がないし、腕がすでに疲れてるのでサミーに変更。ブルーゼブラの120g。つまり先日使ったものと同じ。潮の早い輪島沖で120gを使ってしかもゆらゆら落ちるサミーで底が取れるのかいう心配はあったが、問題なく着低。船長の話だと潮が早くなければ150gでもいいよとのことだったが、今日は120gでも問題なし。あんまり重いジグを用意しなくても大丈夫だったのかも。さてサミーでスローに変えるとあっさりヒット。やるな、サミー。まずガンド。二つ目以降はブリ。良く引く。実に面白い。魚はかなりうわずっており40m付近で当たりが良く出る。サミーでスローに刻んでフォール。フォール後の刻み直しで抵抗感が変わってヒットするパターン。ガツンと来る感じではない。あれ、なんか変、という感触になるので合わせる感じ。
 船上は、3人、4人同時ヒットが続くなど、ブリ祭り。
 船を流し直す度に底でヒットしたり中層でヒットしたりと魚がばらけていて、ヒットゾーンは一定ではない。ゾーンは一定ではないがヒットパターンは明確。あまりがんがんしゃくるよりフワフワとしたアクションのほうが結果が出る。それを証明するかのように隣の隣でスローの人が良く掛ける。その人いわく「大きいのがこない」。ブリもガンドも掛かるのだが、8kgクラスが出ないとのこと。サミーの120gでやってる私も数は増えてきたのだがやはり8kgクラスが出ない。私の左側のひとが掛けた一本を船長が試しに図ってみると8.5kg。船中で時折このクラスが混ざる。そんななかで回収ヒットでガンドを追加してみたり。うーむ、やはりでかいのが来ない。
 6本ほどあげたあとスローの人とラインが絡んでしまい、それを解き終わった瞬間に私の方のラインが消える。ちょうどそれを見ていた船長いわく「いまライン、すーっと引き込まれていったわ、魚でもついとったんか?」。なぜか解き終わったラインが切れてしまったのだ。なぜ?何が起こったん?こんなことでサミーをロスト。痛い。
 仕方がないのでまたサミー。今度はグリーンの210g。おおき過ぎるかなと思いながら再開。するとすぐに乗った。ジグが大きくても大丈夫。底付近で乗ったので巻き上げるのが大変。最初はガンドクラスかなと思ったらそのうち引きが強くなりブリクラスに格上げ。そのうちがんがん引くようになりドラグを鳴らしてラインを引き出していく。巻いたと思ったらラインを引き出され、というのを繰り返しながらもようやく挙げてきて取り込み。8.5kgを釣った人いわく「あれより大きい」。では9kgぐらい?とりあえずそういうことにしておこう。ようやく満足いくサイズがあがったが、この頃になるとすでにクーラーはパンク。ふたが閉まらない。私のクーラーは52Lで、これではぜんぜん足りない。80Lクラスが必要である。そして最後は8kgクラスと7kgクラスのブリのダブル。その割にはそれほど引かず、そんなに重い感じもしなかった。ダブルという状態で魚も本来の力が出せなかったということだろう。結局、大きいサミーのほうが結果がよかった。もっと早い時間からこっちも試すべきだったか。
 14:00過ぎ、ちょっと早目だけどみんなクーラー満タンなので終了。
 私の結果は、ブリ8、ガンド2。
 船酔いで戦線離脱していた人を除けば、みんなだいたい同じくらいあげていたのではないだろうか。船長のブログではブリ64本となっているが、もっとあがっていたんじゃないかなと感じている。それとも船長はタモ入れの際に数えていたのだろうか?本音を言えば根魚なんかも欲しかったのだが、船中誰もブリ・ガンド以外をあげなかったようである。
 船が帰港した際に近所?のばあちゃんが魚を貰いにきた。クーラーが閉まらない私が一本差し上げた。周囲みんなで船酔いの人のクーラーにガンドを突っ込んだのでガンドは処分済み。それでもまだブリ7本。さすがに処理し切れんと思い、珠洲の実家へ。そこで4本を引き取ってもらう。そのタイミングで魚を並べて写真撮影。写真手前が推定9kgでそのひとつ奥が8kgクラス(魚が曲がっているため小さく見える)。後は6~7kgクラスと思われる。残り3本持って帰ってきてうち1本をM氏に。もうひとつを妻の実家に(結局、大き過ぎて処理し切れんと言われたのだが)。結局自宅で処理したの1本のみ。これで十分。

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