2012年12月24日月曜日

オフショア編その27

 12/21(金)、遊心丸。
 ずっと天気が悪くて、自分の都合も悪くて、ひと月ほど乗ってなかったのだが、休みにしておいたこの日が凪との予報で、一週間ほど前に船長に連絡。
 6時集合、6時半出船の予定だったが実際ほ出船はもう7時近かったと思う。出船前の船上で準備してるとなんだか酔いそうになってきた。
 で、うまいこと出船出来たわけだが、波がかなり荒い。船長の操船もゆっくり。荒いのだが船酔いはまったくせず。出船前に酔いそうになったことが嘘のように快調。酔い止めを飲んでおいたのだがそれが聴いたのだろうか。クスリのアオキで「釣り人には伝説の酔い止めと呼ばれている」なんぞと書いてあったのだが、ほんとにそれが効いたのかは不明。
 かなり時間をかけて走ったのだが、この日の水深は40~50mぐらい。80m前後のあたりまでは行けなかったということだろうか。
 そして釣り開始。本日も船長指定でミヨシ。まずはスローピッチ。カプリスである。最初のひと流しで船中の釣果は私のカサゴのみ。それも12cmぐらいのちびサイズ。次か次の流しでフクラギがポツポツあたる。もちろん私はスローピッチのまま。ミヨシから振り向けば船中みんなフクラギ。それも全体的には低調でポツリポツリといった感じ。フクラギならスローで刻むより速いピッチのジギングのほうがかかりそうなものだが、全体的にいまいち。
 そのフクラギも朝一だけであとは時折思い出したようにポツリと誰かの竿にかかるだけ。
 私はというとほとんどスローピッチで11時過ぎまで刻んでいたのだが、いまいちな釣果。朝一のフクラギ4つと中ぐらいのカサゴが1、ちびカサゴが2、30cmぐらいのクロソイが1、という状況。実に厳しい。クロソイはDAIWAのスローナックルのシルバーとグローのゼブラ。サミーで結構いい感じの魚を掛けるが水面近くでバラシ。もったいない。ガンドぐらいはあったと思ったのだが。その後サミーは不発。
 船長が左の胴の間の定位置でエサチク。根魚が入れ食い。船中みんな調子悪いのに船長がエサチクで釣りまくってどうする?「餌だよ、餌」と言っている。うーむ、餌に好反応なこんな時はスローピッチが不発になることが多い。まさにそんな状態。
 あんまりつれないので私自身もエサチクにしてみる。反応はあるのだがなかなか乗らない。片手でリフトして上げ切ったときに反応があるのだがロッドを上げ切っているため合わせられない。こういうときはジャンプするしかないのだが、波が荒くてジャンプしづらい。何度目かでなんとか合わせてみればちびカサゴ。つまらん。
 さて11時も回ってそろそろ釣果に不安を覚えだす。船中はほとんど反応なし。時折誰かにフクラギが当たる程度。しかしこのままフクラギ4本では帰れん。せめてガンドの1匹は欲しいところである。
 そう思っているとガーキーを根掛かりロスト。もうリーダーから結び直しているほどの時間はあるまい。ここからは普通にジギングに移行。相変わらずステイはまったくの不発。デブタンが調子いい。大真面目にワンピッチやジャカ巻きを繰り返しているとポツリポツリとあたる。
 そんな感じでデブタン150gを振り回しているとガツンとヒット。結構引く。ガンド以上はありそう。かなり浅い水深でかかったため水面であちこち走り回る。船底ぎりぎりを交わしてネットイン。小マサ。やっとまともな釣果を得た感じ。
 その後はフクラギをひとつ追加しただけ。 
 14時頃、沖上がり。
 結果小マサ1、フクラギ7、クロソイ1、カサゴ4。渋い一日だった。


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