2012年2月14日火曜日

オフショア編その11



2/14(火)6:30過ぎ、遊心丸で出向。曇り。べたなぎ。風も穏やか。気温も高くて暖かな感じ。冬なのにこんないい天気なのは珍しい。先週の金曜日に天気予報をみて月曜か火曜なら大丈夫そうだなと思い船長に連絡したところ火曜日になったといういきさつがあって天気がいいのはまあ予想通りなのだが、ここまでいいとは想像だにしなかったところではある。今日は船長の指定でミヨシへ。
 さて、今日はどうでもいいような2軍ジグで試すという自分の中のテーマがまずありShout!のLighten100gで開始。だがこのジグはいまいちで開始から2、3投目にフクラギが来た程度。名前もよく覚えていない緑金の160gのやつもいまいち。だが周りではすでにガンド・フクラギ祭りスタート。ひとり乗り遅れるのもなんだし、結局メロン屋のDeepSpirits Slider140gのブルピンを使う。やはりこれは釣果がかたい。確実にヒットする。釣れる半分はガンド、後はフクラギである。途中一回だけカサゴ。25cmオーバーといったところだろうか。スロージギングも何度か試すが本日は不発。フクラギが一度かかっただけ。スロージギング特有の、ヒットしてからは垂直に引っ張って巻くというのも試したが、これはとにかく疲れる。フクラギひとつでこんなに疲れなくてもという感じ。スロジギで青物は避けたほうが無難。フクラギは最初から同船者に引き取ってもらった。ガンドは最後のほうになると船長が無理して突っ込んでいたが私のクーラーはガンド13本でもう限界という状況で、ガンドも同船者に引き取ってもらうことに。だがそんな状況でも釣りが止められるかといえばそんなわけもない。こういう状況で52Lのクーラーは小さいのだろうが、かといって自宅に持ち帰って冷蔵庫に突っ込める量でいえばどうがんばってもガンド3本ぐらいがせいぜい。今以上に大きいクーラーはやはり無意味。ところで船長いわく「ゴーアンドストップ」。5~6mぐらい高速で巻いてストップだ、とのこと。確かにそのパターンは強い。ストップかけた後の糸ふけを見たりティップに直接出る感じであわせることが多い。そういえば船長は同船者のTeam「NENPAI」のじーさん達に指導というのか小言というのか口酸っぱく教えて「何べんいっても言うこと聞きやしない」と疲れ呆れてる。私の隣の人が「NENPAI」チームの人に引っ掛けまくられていて実に気の毒な感じ。後半、なんかいいジグはないかなと思い、Aile Flash CSの200gホロマルアジを選択。これも使う機会がなくてある意味2軍だが、こんな重いのをここで使うのもどうかな(船長はこの辺は100gぐらいで十分だとよく言っている)と思いながら試してみるとこれが本日一番のヒットジグに。早めのリトリーブのあと停止した直後とかロングジャーク直後のフォールでラインが止まるのでガツンとあわせるパターン。おんなじAile FlashでもTBのホロピンクバックは無反応。もうひとつのテーマであるコンビネーションジャークでヒットしたときは実に気持ちがいいのだが、もともと反応は多いわけで、がんばらなくてもただのゴーアンドストップでも結果は同じだったかもしれないという疑念がぬぐいきれない。なんだかんだで11:30ごろ終了。このぐらいに終わると帰ってからの魚の処理も早く始められるのでいい感じ。
 結局、ガンドは14本。フクラギはそれと同数かもうすこし多いくらいだったと思うが、倍くらいはあったかもしれない。その辺は自分の中ではどうでもいい感じだったし、血抜き後すぐに同船者のクーラーに船長が収めてくれたのでいったいどれぐらい釣れたのか不明。同船者2名にガンドを5本引き取ってもらって、帰宅後友人Sに5本引き取ってもらって、妻の実家に1本届けて、自宅の消費は結局3本+カサゴ1つ。冷凍庫がもっと大きければまだまだいけるのだが。そう考えるとちょっともったいない。
 途中ガンドのダブルなどもあり、実に良い一日だった。脂の乗った今日のガンドのうまいこと。刺身はもちろんだし、醤油漬けの照り焼きもふんわりと焼きあがってうまいことうまいこと。ただいつもはフクラギで作る唐揚げをガンドでつくったみたが、いつもと違って残ってしまった。くどい感じはまったくしなかったけど、唐揚げは脂の少ないフクラギのほうがいいんだろうな。
 でもこの時期のガンド最高だね。

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