2012年2月22日水曜日

オフショア編その12


まずはお約束の出船できなかった話から。
 2/18(土)友人M氏、U氏と遊心丸を予約してあったのだが、出船できず。まあそれを見越して前回、つまり2/14に乗ったので、織り込み済みの感あり。ただただ暇な土日であった。
 さて2/22(水)遊心丸で6:30ぐらいに集合、7:00出港。晴れ。風のせいかかなり寒い。この時期にしては十分おとなしいのだが波気が少々。2mぐらいだろうか。
 前日の朝方、呑みに行って有り金すべて使い切って所持金8円となり(実はポケットに7千円以上入っていたのだが気付かず)、4時間かけて歩き朝5:30に帰宅するという馬鹿なことをしでかしてしまい、丸一日経っても疲れが全然取れていない状態だった。
 そんな状態でミヨシに立って開始すると、軽い船酔い状態に。もとから疲れているわ、船酔い状態だわで朝っぱらからヘロヘロ。そして魚はやたらいるのに低活性という状態でしゃくってもしゃくっても反応せず。私のみならず船中全体がそんな感じで誰かにヒットしても続かず。そんな中でも特に私にはなかなかヒットが出ず。というかバイトもなしという状態が続く。9:00頃だろうか、ただ巻き回収中の私にようやくヒット。実によく引く。良い型のガンド。ヒットジグは最近の定番、メロン屋のDeep SpiritsのSlider140gブルピン。一匹出ると気分も違うし、船酔いもどこかへ吹っ飛ぶ。だがやはり続かず。そこからがまた長い。ヘロヘロで背中も痛い、さらに釣れないとなるとだんだんまた軽い船酔い状態に。船酔いは10:00頃にはほぼ収まったのだが、波に揺られて時折こけそうになり手や尻をついたり。もうふらふら。ストップアンドゴーですら満足に出来ない。巻いて止めて巻いて止めてを二度ほど繰り返すとそれ以上続けることが出来ない。いつものコンビネーションジャークも船の移動直後、つまり若干の休憩後なら一度はできるのだが、そのまま続けることが出来ない。私のジャークを後ろから見ていた船長曰く「いつもと全然ジャークが違う。フォームが崩れてグシャグシャになってる。まるで釣りの下手な人のジャークだね。」とばっさり。これでは乗るはずもない。続けられないからバイトもない。「バイトやヒットがあった深さを覚えておいて、次からその辺りで集中するといいよ。」との船長のアドバイスも、バイトすらないのだから、参考にしようがないという情けない状態。
 そんななか、船長が使って絶好調に見えるQuick Zero1の150gを使ってみたら、カサゴがヒット。25cmぐらいだろうか。当然、それは単発。「ロングジグは食わねぇよ。ショートジグだよ。」と船長は言うのだが、少なくとも私に関してはショートジグでもまったく反応なし。
 右手の痺れもいつもより悪化してきたような気もしてきた。この右手の痺れ、11/18に遊心丸に乗ったときから続いているもので、正確には最初はただの肩凝りかなと思っていたのだが、次第に右肩関節のだるさにかわり続いて右上腕のだるさに変わり、最終的に右手の親指、人差し指、中指の痺れになって今に至っている。それが残りの指も痺れてきてしまった。11/18も同じように惨敗の日。こういう日は妙な無理をしてしまうのだろうか。
 お昼ぐらいには、波も幾分収まり、気温も上がって過ごしやすい状態になったのだが、なにせヒットがない。時折休憩がてらスロージャークも試すのだが、全然反応なし。
 13:00過ぎ、フラフラとなっても意地でコンビネーションジャークをしていたら、待望のヒット。とおもったらすぐにバラシ。しかしバラシがあっただけでも集中力がかなり回復。さらにコンビネーションジャークをしていたら、こんどこそヒット。コンビネーションの最後のロングジャークからの打ち降ろし後にラインが止まるパターン。ガンド。ヒットルアーはやっぱりメロン屋のSlider140gブルピン。そしてその直後、まったく同じパターンでヒット。やはりガンド。きょうは苦し紛れにいろいろなジグを試したのだが、結局ガンドのヒットはすべてSlider140gブルピン。ところでいつもコンビネーションジャークの最初でやっているダブルクラッチだが、これって意味あるのだろうか。というのもジグが見える浅さでやってみたら、ジグはまっすぐ上を向いたまま上昇するだけ。コンビネーションの中だからこれはこれで意義があるのか、それとも私のダブルクラッチが下手なだけなのか、ジグがあっていないのか。だがダブルクラッチのスピードでは、ジグが横を向いたり特別な動きをするために必要な糸ふけや時間的な間があるとは考えにくいから、こんなものなのだろうか。
 結局14:30頃終了。
 今回試してみようと思っていたことでやらなかったことがふたつ。ひとつは100gのジグヘッドにワームをつけて誘ってみること。もうひとつはジグの上にサビキをつける、いわゆるジギングサビキ。最初のひとつはちょっと変な方向に逃げてる感じがするのと道具入れに入れておいたいまいちワームが小さいのとで試す気になれず。もうひとつのほうは単純に忘れてきたのと。こんな駄目な日こそ、いろいろ試すべきだっただろうか。
 結果、ガンド3、カサゴ1。
 体調管理は非常に大事だと身に染みた一日だった。こんどの土曜日もM氏とU氏と一緒に予約入れてあるんだけれど、明日も呑み会が入っている。へたに二日酔いなんかになると今日と同じパターンに陥りそうである。正直なところ、明日は呑み会に行きたくないのだがそういうわけにもいかない。呑みすぎないようになんとか自重したいが、そもそもそれが出来ればこんな苦労はしない。

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