2010年8月29日日曜日

陸っぱり編その106

 8/28(土)4:30頃小木港到着。釣りのためだけに奥能登まで来たのは久しぶり。さてこの日のテーマは夏の釣り、岸ジギとワインド。水深のある小木港で試してみようというわけである。さて連日30度を超える日が続いているがこの日も好天でなぎ。8:00ごろまで試したがまったく反応なし。いちどだけベラがスレがかっただけ。ワインドを混ぜているので早朝だというのにもう汗だく。岸ジギとワインドだけというわけではなく、バイブレーションやAirOGREも時折投げてみたのだがまったく結果に影響なし。これまで岸ジギで釣果があったのは大浜で一度だけ。あ、飯田港ででかい穴ハゼが釣れたこともあった。で思うのが透明度の高い奥能登では岸ジギは向かないのではないだろうか、ということ。透明すぎて隠れられないからシーバスが着いていないのでは?シェイドになる部分も少ないし。丸見えの岸壁にあるのは海草だけ。隠れられるのはせいぜい穴ハゼぐらいなものなのでは?
 さて暑くなってきたので終了したが、このまま帰るのもなんだかなぁと思い、帰り道にある小浦港へ。この辺は漁港事欠かないのでポイントは選び放題なのだが、車を止めてから歩く距離がほとんどない、テトラも小さくサンダル履きでも問題ない、水面から近いなどの条件から小浦を選択した、というのは理屈であって、以前来たときになぜか好印象だったという極めて心理的なことが最大にして唯一の理由。1.8号や2号のエギで試してみた。結果7杯。胴長7~8cmぐらいが中心サイズ。ナオリー1.8を使ったら5cmぐらいのが掛かった。かるく投げて遠めからイカを寄せ、サイトでエギに近づくイカを見ながら釣っていたのだが、このサイトという奴は乗りそうで乗らないというこのイライラ感が面白い。そーっと触ってくる瞬間にかけたりもするのだが、あまり強くあわせると身切れしてしまうので、軽くあわせなければならない。小イカは沢山見えるから飽きないが時間のわりには数が出ない。ところで、うち2杯はサイトではなくキャスティング。ひとつは出会い頭ッぽく最初のしゃくりですでに乗ってたというやつだが、もうひとつはラインがゆれる明確なあたりがでた。このときのものがこの日の最大でおよそ9cm。そのほかにもキャスティングでエギを持っていかれることが2、3度あった(それらは乗らなかったのだが)。成長度合いと活性という観点から、明確なアタリが出るということは来週辺りから期待が持てそうなのではなかろうか。そして今シーズンにも期待したいところである。
 すべてリリースしたのだが、1杯だけ弱って周囲を漂っていたのでエギで引っ掛けなおして再ゲットし、朝ご飯かわりに食べた。やはりうまい。10:30終了。

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