2019年10月22日火曜日

陸っぱり編その730

 10/20(日) 職場の先輩Kさんとエギング釣行。早朝から行くつもりが生憎この日は町内一斉清掃。そのため8:30に近所のコンビニで待ち合わせ。そこから一路、能登町へ。
 Kさんは何度かトライしているけどまだイカを釣ったことがないとのことで、本当にイカは居るのか信じられない本当はイカなんて居ないんじゃないのかとのたまう。ひとが釣ってるのも二度ほど目撃したのみ。ということなのでご案内。日中は期待出来ないけどひとつふたつは釣れるでしょ。どの釣りも最初のひとつを釣り上げるまでは半信半疑になるものだし、ましてや釣れないまま回数を重ねれば重ねるほど負のスパイラルに陥っていくもの。最初のひとつを釣りあげてもらうのが今回の目的。Kさんは安物しか持ってないと言いながらも、ロッドはRAYCALのEXL。イカを釣りたいという気持ちをかなり本気で抱いていることが伝わってきた。60%引きのを去年か一昨年に購入したそうだが、良い買い物だと思う。RAYCALは、自分も初めて使ったエギングロッド。自分のは86mだったけど、良いロッドだった。懐かしい。ラインが白の単色なのは初心者あるある。なぜマーカーがいるのかなどなど少しずつレクチャーしていけばいいかなと。
 さて小木到着は10:30頃。思ったよりも風が強い。ナギで時折陽が差す。周囲にエギンガー多数。とはいえ夜の小木と違い、すかすかなので投げるところには困らない。
 自分たちを含めて周囲の誰にも反応はない。昨日までの雨で水温が下がってることを重要視して水深のある小木を選んだのだが、回遊もしてこないようだ。外側内側と試し、先端近くまで行ってみたところ、若いひとたちが小イカが足元にいる、乗らない、とやっていた。うむ、まだ小イカがいるならそしてサイトの範囲に寄ってくるなら、ここよりも小浦か真脇が良かろう。
 というわけで小浦へ移動。堤防付け根内側に沈めるといきなりロスト。マジか!
 外側テトラに立つとイカが見えた。ここはまず釣ってKさんに見せましょう。釣れるのを見せればモチベーションも持続するしね。と思ったがなんか乗らない。3.0号では大きいのか。サイズダウンで一気にナオリーQ1.8合投入。ゆっくり沈むナオリーQが沈むのをゆっくり待ってしゃくったらイカが既に抱いてた。そんな感じで13cmほどの個体をゲット。12:27。






 ちゃんと釣れることを見せることが出来てひと安心。Kさんも俄然やる気が湧いたはず。
 その後はテトラを移動しながら探る。先端が空いたのでさらに移動。テトラの周囲にイカ発見。エギ王Qの2.5号コノシロ投入。あっさりヒット。さっきのよりも大きい。ドラグが緩くて目の前をビヨンビヨン跳ね回るように暴れる。最後持ち上げる時に海面を切るか切らないかのところでドラグが滑って下がり外れてしまった。残念、というよりこれは自分のミスだよな。
 ちょっと移動するとまたもやテトラの際にイカ発見。しかしこいつは全く反応しない。多少移動したり戻ってきたりしているがエギへの反応ではない。ベイトへの反応でもないようだ。まったくやる気のない個体。しばらく粘ったが無反応なままやがて姿が消える。
 残り1時間といったところで移動。
 少し戻って真脇。内側で新子狙い。イカが見えるとまた違うかなと。しかしKさんは偏向をしていない。そしてもともとあまり目が良くない。それでも足元まで寄ってくればイカの動きがなんとなくわかるんじゃないかと。内側で並んでキャスト。すると私のエギに一直線に新子が突っ込んできた。そのままガッチリ抱きついてきてヒット。あー俺が釣ってどうすんだよ。Kさんにイカ居るよと見せてからリリース。あ、写真撮り忘れた。10cm足らず。
 このヒットも2.5号コノシロ。これをKさんに渡して使ってもらう。
 しゃくった後ピタッと止めることをレクチャー。何度かYouTubeか何かでしゃくってるを観てそれを参考にしてるとのことだったが、やはり肝心なことは動画では伝わらない。ジャークは慣れればそのうちぎこちなさも取れるだろうけれど、しっかり止めて沈めて底に着いたらジャークするという意識が大切。
 14:30を終了時刻としていて、もう終わりだなとなった頃、Kさんが、おー、なんやこれー、わー、と騒ぎ出した。黙って観ていると、釣れたーとイカを抜き上げた。よかった、ばらしたのかと思ったよ。14:27。11cmくらい。
 釣り番組みたいな劇的なラストやったねーと言いながら、撤収。
 Kさんに最初のひとつを釣ってもらう今回の釣行目的はみごと達成。めでたしめでたし。

0 件のコメント: